スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SS・ACT156.続き妄想
こんにちはー><
本誌読んだその日のうちに続き妄想を書いてしまった・・・。どんだけ滾ってるんだろうね・・・。
他にやることいっぱいあるのに、全部放置して、こっちに全力投球です。
・・・蓮に人生狂わされてる・・・本望だけどな!!!

というわけで、宣言どおり、21日正午、続き妄想を予約投稿であります!

といっても、大したものは書いてないぞ!!(汗)


追記よりどぞー!
―――――――――――――

ACT.156 本誌続き妄想

―――――――――――――




どう考えても、この部屋にとどまるのは危険。

どう行動しても、現在の最上キョーコと共にいるのは危険。

無防備すぎる君の姿はもはや罪深いとしか言えない。

どうすればいいのか・・・どうすべきなのかを必死に考えた・・・・。

君のすべらかな肌、胸・・・細い腰、余すことなく晒された白い足・・・。

それがどれほどに男の心を乱すのか・・・君は全く理解していない。

なら・・・嫌が応でも理解させねばならない。

でなければ、本当に、・・・襲ってしまうよ・・・?


  ・  ・  ・  ・

細い手首を掴み、目的の場所へ向かい、ひたすらに歩く。

ネオンの輝くビル街、明るい道を選ぶ。わざと人の多い通りを歩く。

こうして周囲を意識をさせれば、君はきっと、今の己の姿に気づくはずだ・・・。

今の己の姿がどれ程のものなのか・・・理解すれば君は・・・きっと雪花になる・・・・・・。




掴んでいた手首を抜き、手をギュっと握られた。

「・・・脚・・・痛い・・・」

「速いよ、歩くの・・・」

抑揚の無い雪花の声・・・先程よりはずっとセツに近づいている、けれど・・・それじゃあ・・・まだ足りないな・・・。
妹なら、セツなら・・・もっと・・・遠慮なく近づいておいで。

けれど・・・君が俺の手を掴んできた事で、冷静に事態を把握するカインの意思を軽く通り越して、ただ君の体温を感じるている事にドキリとしている俺がいるのも事実。
手袋越しの君の手の感触が・・・近い・・・。

君との距離が近くなる事を怖い、離れなければと思うのだけれど、もっと近づいて、離したくないと望む、相反する俺とカインの心。

「・・・ふうー・・・」

俺が揺らいでは・・・だめだ・・・しっかりしろ・・・カイン・ヒール・・・

「・・・すまない・・・もう店も閉まる時間が迫ってると思って・・・少し・・・焦っていたようだ・・・」

  ・  ・  ・  ・  

店に入り、セツは服を選び始めた。

「ふーっ」

店の喫煙エリアで柱にもたれ、タバコの煙をくゆらせる。
換気扇へと流れる煙の動きを見つめながら、ゆっくりと吸い込んだソレが
肺の奥まで、全身を巡る感覚に、少し落ち着いた気がした。

「兄さん、ねぇ、コレとコレ、どっちがいい?」

後ろを振り返れば、自分の体にハンガーにかかった洋服をあてて、こちらへと問いかけるセツ。

「あと、コレの色違いもちょっと気になるの。」

どちらも露出度は高い・・・けれど、セツならば選ぶだろう服・・・。

「・・・言ったろう?・・・全部買ってやる。」

「ホント?嬉しいっ、兄さん好きよ!」

最初のおねだりする時のにんまり顔よりもピュアな笑顔だったように思う。
けれど・・・兄にベタ惚れの妹ならば・・・合格だと思う・・・。

「ねぇ、兄さん?」

会計を済ませ、紙袋を右手で持てば、開いた左腕にセツが自分の腕を絡ませてきた。
甘えるように両手で左腕を抱きしめてきた・・・距離が・・・近い。
これはいつもの俺達ならありえない距離・・・つまり、彼女の中のセツはもうひとりでに動き出していると思って間違いはない。

「なに?」

「ホテルに帰るまでに、ご飯、食べて帰ろうよ。」

「そうだな・・・何が食べたい?」

「うーん、そうだなぁ・・・兄さんの・・・」

そこで切れた言葉にドキリとした。

「・・・兄さんの食べたい物は?」

「・・・セツの食べたい物が食べたい。」

「本当?そうしたらねぇ、来る前に通ったカフェに行こう?」

「カフェ?」

「兄さんの手を握って一回立ち止まったでしょ?あ、そ、こ。」

そう言ったセツは、にんまりと笑って、左腕へ絡ませた両腕を解き、左手を握る。それも、今度は俺から解けないように指を絡ませて・・・。


「さ、行こう?」

「あぁ・・・」


・・・・・・全く・・・本当に・・・拷問のような設定だな・・・。

  ・  ・  ・  ・ 


「美味しかったね、また来たいな。」

「そうだな、お前が来たいならまた来よう。」

「うふふ、兄さんは何でもアタシのお願い、聞いてくれるのね。」

「・・・そうだな。」

嬉しそうに笑ったセツは、帰り道も再び手を繋ぎ、離さなかった。


  ・  ・  ・  ・  ・

「ふ~っ」

先に風呂に入り、メイクもウィッグも全て落とし、最上キョーコのスタイルに戻ったけれど、この部屋にいる限りは、君はセツ。俺はカイン。俺達は兄妹。

流石にパジャマが用意されていなかったから、君はバスローブ一枚で、ばれないように視線を動かしているが、セツのスタイルも、今のバスローブ姿・・・どちらになってもやっぱり俺は目のやり場に困る。

「兄さんもお風呂入ってきたら?」

「・・・・・・。」

「ほら、面倒がってないで、起きて起きて!」

ほらほらと手を伸ばし、起こされた。
ゆっくりと緩慢な動作でバスルームへと向かう。

「兄さんのバスローブはコレだからね!」

あれこれと世話を焼くセツに、あぁ・・・とだけ返す。

「お風呂で寝ちゃだめなんだからね!」

「あぁ・・・」

「もし寝たら、明日から一緒にお風呂に入るわよ!!」

「・・・大丈夫だよ・・・。」

その発言に内心ぎょっとしながら、コートをセツに渡した。

「はい、行ってらっしゃい!」

  ・  ・  ・  ・ 

「はーーーーー。」

きっとカイン・ヒールを演じる間に3年分ぐらいの溜め息を使うに違いない。
そんな全く嬉しくない確信を持ちながら、熱いシャワーを頭から浴びた・・・。
・・・同じ部屋、同じバスルーム、同じ香り、そして兄妹でいる間は同じスケジュールでずっと一緒・・・
本当に・・・なんの拷問だ・・・。
何度目かの、この思いを風呂から上がる時には隠せるように、シャワーの水音に紛らせて、これでもかと言うほどに溜め息を吐き出した。

  ・  ・  ・  ・  ・

「ねぇ、兄さん」

「何?」

ベッドに横になる俺をセツが覗き込む。

「一緒に寝よう?」

「・・・は・・・?」

キラキラとした瞳のセツに動きが止まった。

「だって、腕枕してくれるんでしょう?」

「・・・あぁ・・・アレか・・・。」

あの苦し紛れの台詞をセツの方から蒸し返してくるなんて、全く思っていなかった・・・。

「ねぇ?いいでしょ?兄さんと寝たいの。」

「・・・・・・。」

兄さんと寝たい・・・ね・・・。

「ダメ・・・?」

「今夜だけだぞ・・・?」

「んふふ~っ、だから兄さん、大好きよ。」

いそいそと輝く笑顔で俺の布団の中へともぐりこみ、俺の右腕を枕に決め込んだ君・・・。

「おやすみなさい。兄さん。」

いくらセツのままでも、君は今、最上キョーコのスタイルなんだよ?
少しはお仕置きが必要か・・・?

「おやすみ、セツ。」

そう言って、セツを少し抱き寄せて、頬に音を立ててキスをした。

「きゃっ」

「何?」

「・・・う、うぅん・・・なんでも・・・ないわ。」

頬にキスを落とされて真っ赤になった君。
ほら・・・さすがに・・・少しは懲りてくれないと・・・。

けれど・・・

「おやすみなさい、兄さん。」

チュッと音を立てて、俺の頬にセツからのキスが返された・・・。



・・・全く・・・本当に、どうしようもないぐらい・・・拷問のような設定だ・・・。


 FIN
――――――――――――――

ほら・・・腕枕までたどり着きたかった訳ですよ。



スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 光の箱庭. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。