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SS・白銀の狐5
今週は毎日二時間睡眠で稼働中です。人は萌えがあれば眠らなくても大丈夫らしい←

いえ、拍手レス溜め込んでてすみません。土下座。メールレスも溜め込んでてすみません。
拍手コメは本当に励みにしています、裏到着&感想コメントありがとうございます!
もうめっちゃ喜んで読んでます!

で、とりあえず、戦の真っ只中なんですが、金、土であとジャケットとズボン一着作れば良い所まで来たので一息・・・は、まだつけないはずだったんですが、神のいたずらで30日にゲットできると踏んでいた本誌が29日夜にゲットできてしまいました・・・。
ああああああああああああ・・・今号も美味しすぎる展開です・・・orz
だめ、妄想止まらん。ごごごごご←となりまして。
妄想はひとまずGW中にということで、白銀出来たので、そっちを放り投げつつ、このあと、まだ大絶賛未完成中ですけども裏庭の仮開放、もう勢いでやっときます。よければどぞー。
まだ二本しかSSないし、お出迎え絵ないし、ていうか、まだ本当に形も定まってない裏庭ですがw、順次改装していくということで、もういいっす、出しちゃえ。という。
あああ、この萌えをどうすればいいのか・・・。やらなきゃいけない事が多すぎて白目向きそうだww




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白銀の狐5


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「蓮さま、頂いた札は折り畳んでも大丈夫でしょうか?」

奏江と社が異界へと帰った後、京子は蓮から渡された札について尋ねた。

「ああ…特別問題無いよ、それは京子の神通力を安定させる為の呪い(まじない)だからね…」

「でしたら…この守り袋に入れておこうと思うのですが…」

そう言って差し出したのは京子の纏う衣と揃いの布で作られた薄紅の小さな守り袋。
縛り口の紐が長くなっており、首に下げる事が出来るようになっている。

「これは京子が作ったの?」

「はい!頂いた青い守り石を入れて首に下げておくようにしていたんですが、問題無いのでしたら蓮さまから頂いた札もこちらに一緒に入れておこうかと…」

ニコニコと笑う京子に蓮ね表情も綻ぶ。

「それは良い案だね。良い子だ…君の思うようにして大丈夫だよ。」


虫の声が微かに聞こえるだけの静かな夜、二人、穏やかに時が過ぎた。


「さあ…そろそろ休もうか…」

「あ…はい、では私は…」

「おや?京子はどこに行くつもり?」

「えっと…その…」

「君は私の隣で休むんだよ…おいで?」

蓮の言葉に従って二人は寝室へと場所を移す。

「あ、あのその…晴明さま、私は狐の姿に…ももももどっ」

「晴明って…京子?そんなに慌てなくても、まだ君を食べたりしないよ。…ほら、おいで。」

先に布団に入っている蓮は京子に手を伸ばす。

「今、ま、まだって仰いましたよね!?」

布団の横で正座のまま慌てふためく京子は動揺のあまり、真っ赤になっている。

「私と閨(ねや)を共にするようになってから七夜目、そろそろ慣れても良いのに、京子は毎夜可愛いね。」

「れれ…れ…蓮さまっ」

蓮の言葉に真っ赤な顔が、ますます熟れた林檎のように更に朱色を増す。

「ほら、そんなに慌てるから耳も尻尾も出てしまっているよ。」

そう言って蓮が京子を抱き寄せ、褥へと引き入れ、京子の白銀の毛並みをした可愛らしい耳を撫でる。

「ひゃん!」

「おや?京子は耳が感じるのかな?」

それは良い事に気づいたと蓮が京子の耳をさわさわと撫でる。

「んーっ、くすぐったいです。」

「おやおや、ではこちらもくすぐったいのかな?」

そう言って蓮は京子の薄紅の夜着の上から、中で尻尾により膨らんだあたりを触る。

「しっ、尻尾はもっとくすぐったいですーっ!」

「ふふふ、着衣の上からでこの反応、直に触るとどうなるの?京子。」

「だ、誰にも触られた事がありませんから…わ…分かりません。」

真っ赤な顔をして蓮の手から逃れようと布団の中でジタバタする京子を蓮は簡単に抱き留めて、京子は後ろから蓮の声を耳元で真近に受ける羽目になった。

「ほう…ならば京子の弱い所を調べないとね。」

「なんでですかーっ!」

「これは番(つがい)で夫(つま)たる私の役目だと思わない?」

「お、思いません~っ!ひゃん!」



この夜、京子は蓮の手により自分の体の弱点を隅々まで調べられる事になった。



……………………………………


「おはよーう、蓮、京子ちゃん……って京子ちゃん、どうしたの?朝から疲れた顔をしてるね。」

社が常のように蓮と出仕すべく、迎えに来てみれば、いつもは元気いっぱいの笑顔で出迎えてくれる京子の様子がおかしいので体調が悪いのだろうかと心配になり声に出した。

「いえ…その…」

「あぁ…社さん、おはようございます。」

「あ、蓮、おは…」

蓮の声に反応して社がそちらを向いたのだが、視界に飛び込んできた状況に社は固まった。

「蓮さまが…お二人…」

横にいる京子も唖然としてそれ以上の言葉が出なかった。
この二人の反応は、至極最もな物で、二人の目の前には、整った鼻梁、艶のある黒髪、絶妙な美しさを持つこの世に二人といない…と思っていた存在が、二人いるという、なんとも奇妙な光景が広がっていた。

片方は出仕する為の直衣と烏帽子姿で佇み、もう片方は、部屋で過ごす装いのままで、その黒曜石を思わせる瞳に涼やかな微笑みを浮かべている。

「社さん、今日は大した仕事の予定もありませんからこの式紙に出仕させます。」

「え?」

にっこり笑って告げられた言葉に社が反応する。

「出仕させるって…蓮…この式紙…喋れる…のか?」

「まさか、いくらなんでも式紙を喋らせる事はまだ出来ませんよ。その辺りは社さん、お願いします。」

「今日休まなくても、明日と明後日は物忌みで休み、だよな?…理由…聞いてもいいか?」

己に任されようとしている事態は、かなりの労力を使うだろう事は分かりきっているので、主の決定が翻る事が無いと分かっている社は、せめて理由を聞いて、突然の事態を納得しようとした。

「今日は京子とのんびりしようかな…と思います、夕べは無理をさせましたし。」

「れ、れ、蓮さまっ!」

蓮の口から飛び出した発言に京子が慌てて反応して、そんな京子の様子を見た社は、二人の間に何が起こったのかを悟り、二人の空気に当てられる前に退散することを選ぶ。

「れ…蓮…あんまり無茶はするなよ…?」

「失礼ですね、当たり前じゃないですか。」

そう言いながらも京子を抱きしめにかかる蓮に社は苦笑い、これ以上留まっても良い事は何も無いと、社は蓮の形をした式紙を呼んだ。

「じゃあ…行こうか、蓮?」

「い…いってらっしゃい…」

京子に見送られて社と蓮の式紙は歩いていった。

「さて、京子、今日は君に物語を読んであげよう。」

「え?」

「君が私の家に来てから、のんびりと一日中一緒にいられる事も今まで無かったからね、社さんのおかげで、これで3日はゆっくり出来る。」

微笑みを浮かべて京子の頭を撫でる。

「蓮さまとご一緒できるのは…嬉しいです。」

蓮に頭を撫でられて、京子がはにかんで微笑む。

「ふふ…嗚呼、三日夜の餅も食べないといけないかな…」

「へ?」

蓮の言葉の意味が分からずに京子は困惑する。

「三夜を続けて共に過ごし、その朝に餅を食べる事が人としての夫婦の契り、なのだよ。」

「あの……」

「さ、屋敷の中に入ろうか。」

笑顔の蓮に促されて、京子は屋敷の中へ入る、二人は穏やかな時間を共にし、休日は流れるように過ぎていった。



……………………………………


「さて…京子、君は今日から擬態して私の弟子として共に内裏へと行くのだけれど、用意は良いかな?」

太陽が昇るよりも早く、蓮は卜占(ぼくせん)をすませ、内裏へと参内する支度を整えながら、京子へと向き直る。

「は…はい、今…」

擬態を済ませた京子が黒髪の童子の格好で駆け寄る、普段の京子に比べ、幾分か幼い少年の顔をした京子は、蓮の支度を手伝うべく手を伸ばす。

「君は今日から屋敷の外では安倍晴明の遠縁の童子、私の弟子として陰陽寮の学生となり、社さんと共に私に付いてもらう。安倍夏彦、と名乗るのだよ?良いね?」

「は、はい!」

「夏彦の擬態を見破れるような陰陽師はいないけれど、油断して擬態を解いたり、真名を教えないように、ね?」

キョーコに宮中での行動についての念を押した後、蓮は京子を伴い、陰陽師達の集う陰陽寮へと歩を進め、京子はその傍らに、ついて歩き、キョーコの新しい日常が幕を開けた。



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昔は夫と書いて「つま」と読んでいたのだそうですのよー。
日本語って難しいですね・・・汗。白銀はどっかで日本語間違えてそうでひやひやします。



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