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SS・世界でひとつだけ・after・-side奏江-
短編SS・世界にひとつだけのアフターというか続編というか(笑)って感じです。

書いてる途中で降って沸いたネタなんですがね、
しかし、誰かの視点、っていうのは難しいものですねー。


追記よりどうぞー。



――――――――――――――

世界でひとつだけ・after
        -side奏江-

――――――――――――――


キュララのCFが流れて以降、順調に名指しで役を貰えるようになって、
仕事も増えてきたわ…。

今度はあの子とドラマで競演することも出来る。
先に主演デビューされた事は悔しいけれど、正直あの子だから良い。と思うのも事実。

順調にお芝居漬けの日々を送っているけど、
ラブミー部員だから、撮影が休みの日は事務所で雑用をするっていうのも分かってる。


でも…そのラブミー部の部室に入りたくないって思う日が最近多いわね…。



――――――――――――――



琴南カナエはラブミー部のドアを開けた事に若干の後悔を浮かべつつ、
しかし、ソレを気にしてはいられない、好きになれる日など死んでも来ないと
断言できるあのユニフォームに着替えなければ仕事にならないのだから・・・。



「あ!モー子さん!おはよう~!!!!」

「おはよう。
おはようございます、敦賀さん。お邪魔してすみません。」

(全く、ノーテンキに笑っちゃってまあ、敦賀さんを置いてこっちに来るのは
やめてくれないかしら、敦賀さん、顔は笑顔なのに目が全く笑ってないから怖いじゃないの!!)


「いや、俺の方こそお邪魔してるよ。」

「いえ、かまいませんよ。ここにはミニキッチンもテーブルもありますから
”寛ぐ環境が整っている時”にいらして頂けば良いと思います。」

(どうせこの子がいる時にしか来ないのだから、別に入り浸ろうが私はかまわないわ。
下手に廊下で捕まるよりは遥かにいらない嫉妬も買わないだろうし。
でも・・・最近来ていることが妙に多いわね。
今クールのドラマ、セーブしてるらしいから、なのかしら。)


「そうだね、どうもありがとう。」


「いえ、お構いなく。
って、あんた、なんで敦賀さんのジャケット握りしめてるの?」

(キョーコが男物のジャケットを胸に握りしめていて、敦賀さんがジャケットを着てないから
敦賀さんのジャケット、で間違ってはないわよね。)

「はっ!!いけない、シワになっちゃう!!」

「くすっ、大丈夫だよ最上さん、どうもありがとう」

(この子がジャケットを敦賀さんに返してるのに、なんで敦賀さんが感謝してるのかしら、意味が分からないわ。)


「あ、はい、どうぞ!」


「じゃあ俺はこれで失礼するよ、最上さん、このお礼に今度ご飯おごるから付き合ってね。」

「いえいえ!!このぐらい朝飯前ですから!お仕事いってらっしゃいませ!!」

「うん、いってきます。」

(なんとも入りにくい二人の雰囲気をかもし出しちゃってまぁ・・・、
そして結局、意味が分からないまま敦賀さんは出て行ったわね。
もー、…気になるじゃないの。)


「敦賀さん、何の用事だったの?」

「あ、うん。移動中にドラマのセットに袖を引っ掛けてボタンが取れちゃったからつけに来てたの!」


(へー、ボタンをわざわざ、あんたに…ねぇ。)


「現場の衣装さんには頼まなかったの?敦賀さんのなら喜んでみんなつけたがるでしょうに。」


「収録後で衣装から着替えて自分の私服だったから遠慮したんだって、敦賀さんって本当に紳士よねー。」


(…………この子、なんで分からないのかしら。)



「敦賀さん、あんたにつけて欲しかったんじゃないの?」

「うん、この前ボタンつけならいつでもやりますよってお話したから、
それを思い出したのね。お役に立てて良かったわ~!」


(………………………だめだわ。はあ。ちょっと敦賀さんがかわいそうな気がする。)


「もー!!あんたは敦賀さんの家政婦か何かなわけ?ほっときなさいよ!いい大人なんだから
ボタンぐらい自分でなんとかするでしょう!」

「だってモー子さん!お裁縫できる敦賀さんって変よ!」

「変ってアンタ…」

(いや、確かに敦賀蓮に裁縫は似合わないわよ、でもね…)

「それに敦賀さんは誰かを家政婦扱いなんてしないわ!
いつも何かにつけてお礼だってプレゼントしてくれたりご飯を奢ってくれて、気遣い紳士なんだから!」


(いや、だから…それはアンタだからでしょうに。)


「それにね、モー子さん。」


(今度は何よ、声を潜めて真剣な顔しちゃって…。)

「敦賀さんは下着以外、ハンカチ一枚だってクリーニングに出しちゃう人なのよ!
ボタンぐらい、なんて無理言っちゃダメなのよ!!!」


・・・・・・・・・。

(どこから突っ込めばいいのかしら。
ハンカチすらクリーニングに出す敦賀さん?
なんでそれを知ってるの?この子ってこと?。
っていうかクリーニングに出せばボタン、つけて返してくるんじゃないかしら。)


「はあ…。敦賀さんって、家事能力ゼロなのね。」

「そうなのよ~気になって仕方ないわ!もし私が敦賀さんと一緒に住んでたら
ハンカチをクリーニングなんて不経済、絶対させないのに!!!」


(っていうか、気になるのはソコなの?なんか違うでしょう!?)


「……なら一緒に住んであげたら?敦賀さんも助かっていいんじゃない?」

(もうため息しか出ないわね…。)

「う~ん、泊めて頂いた翌日ならお洗濯とかもしてから来てるんだけどね~」


(・・・・・・は?・・・)


「あん…た…敦賀さんちに泊めて貰った…って言った?」

「?…そうだけど?」

(アンタ…そういう事は破廉恥!!!だとかいうキャラクターじゃなかったかしら。)

「そんなに何度も泊まってるの?」

「うーん、最近ドラマの役作りに事務所でいろんなDVDを借りて見てるんだけどね、
BOX-Rの収録もあるから夜にまとめて見るようにしてるんだけど、
だるま屋にはDVDデッキが無いから敦賀さんちのを借りてるのよ、
だからお礼に敦賀さんの晩御飯を作ってるんだけど。遅くなる日は最近はタクシーも物騒だからって
ゲストルームを貸してくれるの」

「…へえ…。っていうか、アンタこの前ポータブルDVDプレイヤー、買ってなかった?」

「うーん、買ったんだけどね。敦賀さんが、演技の参考に見てるのに、それじゃぁ小さすぎて
役者の細かい息遣いを見切れないだろう?俺の家のテレビ、使っていいよ?って言ってくれて…」


「それはそれは、でっかいテレビがあるんでしょうねぇ。」


「うん、そうなのよー、あんなに大きなテレビ、電気屋さんでしか見たことないわ!」

(そうやって普通に行き来して、仮にも一人暮らしをしてる男性宅にお泊りしても
ソレを疑問に思わないぐらい、馴染んでるわけね、敦賀さんの家に。
……敦賀さん、どうやってこの子を洗脳してるのかしら…)

「それで?そのまま泊めてもらってる訳?」

「うん、そうなの。最近だるま屋に京子を見にくるお客さんが増えてちょっとご迷惑もかけてるから、
そろそろ一人暮らしも考えてるんだけど、敦賀さんが一人暮らしも物騒だから、
落ち着くまで家にいてくれていいって言ってくれてるんだけど、でもいくら後輩だからって、
そこまで甘えちゃうのも良くないわよね…。どう思う?モー子さん」


「…もう…甘えればいいんじゃないの…」


(なんでこの二人、これで先輩後輩って言ってるのかしら。)

(は―――っ。ため息しか出ないわ。
さっさとくっつけばいいのに…もー!。まどろっこしい事この上無いわねっ!!!!!!)




          おわる。

――――――――――――――
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キョコたん
尋常なくこんなキョコたんが好きです!
じぇぼ | URL | 2010/02/20/Sat 13:32 [編集]
いらっしゃいませ
>>じぇぼ様
コメントありがとうございました!
うちのキョコたんを気に入っていただけたならとても嬉しいですvv
まだまだ至らないですが、がんばります。
そーや | URL | 2010/02/23/Tue 23:01 [編集]
すいません!!
初コメ失礼します。
私もカナエさんと同じ事を突っ込んでしまって大爆笑してしまいましたw
凄く理にかなった突っ込みを心に秘めて見守ってくれるもー子さんはやっぱりキョーコちゃんの親友なのですね★
リリス | URL | 2011/01/11/Tue 02:01 [編集]
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