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頂SS・妖精に魅入られて
ffのコピー0001

今日はお宝公開の日なのでーす。
こんばんは、そーやです。ずっと私が独り占めしていたお宝を公開しに来ました~。
私がリク欲しいとつぶやいた所、闇夜の光のカワさんが「妖精キョコたん描いて~」と乗ってくれて、なおかつ、お返しするよーって言って下さいまして。私ごときの絵と引き換えにリク権を頂きましたvvv
なんという棚ボタ!!!
もちろん遠慮する事なく頂きました!←ちょっとは遠慮しろよっていう。
えーと、リク内容的には「妖精に心奪われてるキョコたんの可愛らしさを前になんとか耐える蓮・・・」という感じですね。ほら、こういうの好きだろう私←ああ、そんな蓮も大好きだ!!大きすぎる独り言すいません。

というわけで、絵の方はセピアにして一部。全体的なのはカワさん宅にてお願いしますー。
キョコたんっていうリクだったはずなのに、カワさんの素晴らしいSSに悶絶した結果、絵に蓮も混じりました。
しかし、蓮が絵に入ることによって、完成までにものすごい時間かかりました・・・orz
黒髪の良い塗り方・・・無い物か・・・orz

というわけで、闇夜の光/カワさまから頂きました素敵SSは追記よりどうぞーvv








妖精に魅入られて







「…………。」


「…………。」

広いリビングに彼女と二人。


しかし…彼女の魅力的な瞳は残念ながら俺には向けられず、終始、テレビ画面に向けられていた。

横顔からでもはっきりわかる、俺の理性を揺さぶりまくる笑顔を…そちらに向けて。

ほへほへと

ニコニコと

時には画面の世界に入り込んで、息をのむ。

そして、また笑う。

……世の中にこんなに可愛い生き物がいていいのだろうか?

腕組みした手の力を少しでも緩めたら…理性が負けて君を抱き締めてしまいそうだ。

そのため、俺は痛みを感じるくらい強く、己の腕を抱いている。

どうしてこんな状況になったのか…数分前には想像もできなかった。




今日はお互いの午後が空いていたため、社さんのアシストもあって、最上さんが夕御飯を作りに来てくれていた。

いつものように美味しい食事と他愛のない会話。

ささやかだけど、誰にも譲りたくない幸せな時。

この時間が一生続けばいいのに…と俺らしくもなく、そう願ってしまった。

まぁ…どれだけ切に願っても、時を人が操作するなんて所詮は無理な話。


時間はあっという間に過ぎてしまった。

彼氏でもない俺がこれ以上、彼女を家に置いておくわけにはいかない。

下宿先に送り届けないと…。

後ろ髪を引かれる思いで、俺はそう判断した。

「最上さん。そろそろ夜も遅いし、送っていくよ。」

俺の言葉を受けて最上さんは時計に視線を移した。

「もうこんな時間ですか。長居してしまって申し訳ございません。」

「くすっ…気にしないで。俺も楽しかったよ。」

言いながら立ち上がった。

「じゃ行こうか。」

いつもなら、

『お手間をとらせて申し訳ございません。』

という、他人行儀な言葉がすぐに返ってくるのだが…

なぜか何も言わない。

「どうかした?」

具合でも悪いのだろうか?

いや…そんな感じじゃないな。

もしかして、何かを迷ってる?

「なにか言いたいことでもあるの?」

出来るだけ穏やかに聞くと、彼女の瞳が俺を捕らえるように見つめてきた。

相変わらず澄んだ綺麗な瞳だ。

「あの…大変ご迷惑だとは思うのですが…。」


「……ん?」

「あと30分だけ、ここにいてもいいでしょうか?」

すがるような、媚びるような視線にトクリと心臓が跳ねた。


もしかして…君も俺と一緒にいたいって思ってくれてる?

いやいや。彼女に限ってそれはない。

「いいけど…どうして?」

俺は慎重に先を促した。

「実は…いま欠かさず見ているアニメがあるんです。それがもうすぐ始まりまして…こんなおこがましいことを言うのは、失礼だとは思うのですが…できたらここで見させて頂けたらと思いまして。」


困ったように眉根を寄せる。瞳は羞恥からなのか潤み、何かを訴えているようだ。

「ダメですか?」

「………っ!」

その表情に心臓を撃ち抜かれない男がいたら、お目にかかりたい。

そんな顔でお願いされて、Noなんて言えるわけがなかった。

邪な事を考えないように、視線をズラす。


「…いいよ。じゃあそのアニメを見てから送っていくよ。」

「ありがとうございます!」

彼女の周りに、ぱぁぁっと花が飛んだ…気がした。

※※※

そして俺と最上さんはリビングでそのアニメを見ている。

主人公は小さな女の子で、ある国のお姫様。

彼女は10歳の時に国を統一するに相応しい人間になるため、旅に出る。

目的の場所に行き、そこにある宝石を手に入れないと国に帰ることはできない。

彼女は色んな所に出かけて行く。

そしてその先々で、妖精やら魔法使いに出会い、助けられたり、時には人助けをしたりしながら旅をする。


という話らしい。


確かに最上さんが好きそうな話だ。

特に今回の話は、妖精の森に迷い込んでしまう…という内容だ。

俺に頭を下げてまで見たいわけだ。

俺は彼女の表情に釘付けで、テレビはろくすっぽ見てはいないけど。

「あ~。今回のお話は最高に素敵でした!」

アニメが終わり、満足そうにそう言った君。

そして俺の方をやっと向いてくれた。

「とても熱心に見ていたね。」

「はい!特に今回のお話は絶っっっ対に見たいって思ってましたので。楽しみすぎて、昨日なかなか寝付けなかったくらいです。本当に我儘を聞いてくださりありがとうございます。」


「最上さんは本当に妖精が好きだね。」

俺の言葉に彼女の表情が和らいだ。

そして…

「もちろん、大好きです。」


っとキューティーハニースマイルでそんな爆弾を平気で投下してきた。

俺の目を見て…

主語を抜かして…

そんな表情で言うなんて…

反則以外のなにものでもないよ。

思わず伸びようとした腕をさらに強く握る。

腕に爪を食い込ませてしまったため、うっすらと血が滲んでいる感覚があったが、これくらい力を入れないと、言うことを聞いてくれそうにない。


「……そう。」

「だって見ているだけで幸せになれるんですよ。」

俺の都合のいい脳が主語を『敦賀さん』に変換してしまう。

「私、今…最高に幸せです!」

俺と一緒にいるから…と勝手に解釈したくなる。

落ち着け、俺。

「最上さんが幸せで良かったよ。」

何とかそう口にした。

「へへへ。」

照れた顔も可愛いなぁ。

そんな彼女の視線が、俺の腕に注がれた。

「敦賀さん…?さっきから腕組みしてますけど、もしかして寒いんですか?」

不思議そうに問われて苦笑した。

「まさか。寒かったら半袖なんて着ないよ。」

「ですよねぇ。…って血が出てますよ!」


あ…見つかった。。

「本当だね。」

俺はしぶしぶ腕組みを止めた。

「何やってるんですかぁ!」

小さな手が俺の腕に触れる。

「痛そう…。」

「そんなに痛くはないよ。」

君に何かして嫌われることに比べたら、大した痛みじゃない。


「もうっ!ご自分の腕なんですから力加減して下さいよ。」

腕に触れる温かさに理性が揺れた。

「ははは。大丈夫だよ。」


「本当ですか?」

上目遣いで心配そうに見上げてくる。

あぁ…

ダメだ。

腕組みを外したせいで、制御が効かない。

俺はそっと彼女の髪に触れた。


するりと手を伝う滑らかな髪。

「敦賀さん…?」

「君のここに…妖精がいる気がするよ。」


「えっ…?」

最上さんは本当に妖精がいると思ったのか、キョロキョロと辺りを見渡す。

そんな仕草さえ、俺には可愛くてしょうがない。

髪に当てていた手をするりと首筋に持って行く。


「肩にいますか?」

キラキラキラ

穢れない純粋な瞳が俺を見つめる。

「う~ん。どうだろう。」


言いながら顔を首筋に近づけた。

優しい匂いに誘われる。


制御なんて効くはずがない。

俺は彼女の腰を抱くと、首筋にキスを落とした。

「きゃっ!」

いきなり抱きすくめられて、首筋に感じただろう感触に彼女の目が見開いた。

「妖精の仕業だよ。」

「なっ…なっ。」

俺の唇が当たった箇所に手を当てる君。

もっと色々なとこに触れたいな。

手にも頬にも唇にも。
腕や胸、足にも触れたい。

しかし…

「敦賀さんのイジメッコ~!」

という彼女の叫び声に理性が戻ってきてくれた。

今…何をする気だった?

………あ、危ねぇ…。

「ふぅ~。」

小さくため息をついて、彼女の身体を解放する。

「私が妖精を信じている事をバカにしてますね!」


「バカになんてしてないよ。」

今の行動はそんな意味じゃない。

「嘘つき!敦賀さんなんて知りません。私、一人で帰りますから。」

俺の行動をからかいだと判断した彼女はそのまま、部屋を出ていこうとした。

「待って。」

慌てて車のキーを手に追いかける。

「夜道を女の子一人で歩かせる訳にはいかないよ。」

「大丈夫です。走りますから。」

あ~あ。

さてどうやってご機嫌をとろうかな?

そう思いながらも緩む口許を抑えることができない。

怒りながらも耳まで真っ赤にしている君が可愛すぎるから。


必ず手に入れるよ。

覚悟してね。









そんな二人に私が悶絶しましたw
カワさん素敵ss本当ありがとうございましたーvvvv
もう・・・本当可愛すぎるな、この二人・・・

カワさんのお宅はこちらです→闇夜の光/カワさま

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