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最上ノ華ヲ我ハ愛ス・サンプル
さいじょうのはなのコピー

こ・・・こんにちは・・・(屍)

五時間かけて色塗りしたんですが・・・・・・これが精一杯だった・・・・orz
裏表紙がどうなるか←主にキョコたんが描けるかどうかは体力次第ですが・・・がんばります。
とりあえず、出だしを追記にちょろっとサンプルでどぞー。
・・・実はまだ初稿も上がりきってないけど・・・表紙描けたので・・・みんな私を誉めて←

いや、五時間かけてこの程度かって思われそうでおいたん涙が出そうです・・・撃沈した・・・。

P数的には、おおまかに最上ノ華五話が40P 書き下ろし話で60P強になる予定。



最上ノ華ヲ我ハ愛ス

 ・君ノ為ニ有ル幸セ・





・壱・


 蓮とキョーコが思いを交わし、一夜を空けたその翌日、毎日を分刻みでのスケジュールで動く蓮には、やはり仕事が有り、また、現在注目を集めるドラマに立て続けに出演し、少しずつオファーの増えてきていたキョーコにも勿論、成すべき仕事が有った。

「ごめんね、キョーコちゃん・・・体、大丈夫?」
 二人で過ごした夜の後、初めてである証を喪失したキョーコの体は、平静を装いながらも、やはり少しばかり残る疼痛に強張り、親しい間柄であればその立ち姿に違和感を覚えるような状態だった。
「だ、大丈夫です。今日の予定はそれほどハードじゃありませんから、むしろ敦賀さん、ちゃんとお休みになってませんよ?大丈夫ですか?」
「蓮・・・だよ?」
 窘めるような蓮の言葉に、キョーコは慌てたように訂正をする。
「れ、蓮さんの方が忙しいのに・・・だって、きちんと睡眠が取れていませんよね・・・お体、大丈夫ですか?」
 慌てて言い直したキョーコにクスリと笑った蓮は、
「俺なら大丈夫だよ、むしろ元気なぐらいだ。キョーコちゃんをたっぷり充電したからね。」
 にっこり言われたセリフにキョーコは頬を真っ赤にして言葉を失う。
「さて、朝食を食べたら事務所まで送っていくよ、途中で社さんも拾う予定だしね。」
 今朝の食卓には、昨夜の名残でベッドから普通に起き上がる事が容易ではなかったキョーコが、それでも朝食を用意しようと動いていたのをきっちり制した蓮が作った物が並んでいた・・・。
とは言ってもトーストとレトルトのコーンポタージュスープといった、ごくごく簡単な物だったのだが・・・。
 そんな朝食を二人で食しながら、これから数日分のスケジュールを交換した蓮は、キョーコの予定を把握した上で、断れないように、これからの行動について話しをしていた。
「社さんには会った時に報告するとして、キョーコちゃん、今夜、時間ある?」
「今夜・・・ですか?特に大丈夫ですけど。」
 一体何用なのかと首を傾げるキョーコに蓮は笑顔で言葉を発す。
「社長にも俺達の事、ちゃんと報告しに行かないといけないからね。」
「えっ・・・と・・・」
 社はともかく、あのお祭り騒ぎが大好きなローリィに蓮と自分が纏まったと改めて報告しなければならないのだと理解したキョーコは盛大に固まった。
「しゃ・・・社長に遊ばれたり・・・」
「するかもね、多少・・・しょうが無い事だけど。」
 思わず「ううう~っ!」と唸るキョーコに苦笑しながら、蓮は「だけどね。」と口を挟む。
「何かあった時、君を守るのは、勿論俺であるつもりだけど、何事も理解者は多いに越した事は無いからね。 それに、社長ならこういった恋愛事に関して、この業界の中で誰よりも寛大な人だから、反対される心配も無いだろうし。」
「そ、れは・・・そうですね。」
 『愛』と名の付く物が大好きなローリィの事だ、蓮との交際を伝える事はいけない事では無いだろうという事は、キョーコにとっても想像に容易い。むしろ遊ばれる予感がするだけである。けれど・・・
「私なんかが・・・れ、蓮さんの相手でご迷惑かけたり・・・しませんかね・・・。」
 困った顔をするキョーコにフムという表情を浮かべた蓮は、すっと自身の右手を伸ばし、軽く俯くキョーコの額をピンと跳ねた。
「きゃっ」
予想外の痛みに、思わず額を押えて「何するんですか」と抗議するキョーコに、蓮は諭すように言葉にした。
「『なんか』じゃないだろう?俺の中で最上位の・・・世界で一番愛してる人・・・なんだよ?」
「す、すみません。」
 最早習慣と貸してしまった自分を卑下する事で、自分を選んでくれた蓮の事も否定する事になるのだと蓮の行為で気付かされたキョーコは、額を押えたまま、シュンとうなだれてしまった。
「君のソレは・・・癖・・・なんだろうけどね・・・、あぁ・・・そうだ・・・・・・次から君が『私なんか』って言ったら罰を与えるから覚悟するようにね。」
「ばっ・・・罰・・・ですか!!?」
 蓮の言葉にヒクリと体を震わせて、一体何をと恐れる表情を浮かべ身構えるキョーコに蓮はフフっと笑い、耳元に顔を寄せて囁くように声を出した。
「二人きりになった時、君が立っていられないぐらいのキスをする・・・とかでどう?」
「なっ・・・なっ、な・・・・!!!」
 パクパクと意味ある言葉を発する事の出来なくなったキョーコは、ただ顔を真っ赤にし、
「それじゃ、さっきの分・・・だね。」

 そう言ってキョーコの頬には蓮の大きな手がピタリと添えられ、口付けてきた蓮の唇に激しく翻弄される事になった・・・。


          ■■■


「えぇ!!!?今・・・二人が付き合ってるって言った!!!!?」
 二人は蓮の運転する車に乗り込み、事務所へと向かう道すがらに社の自宅へと寄り、彼を後部座席に乗せた。
 すでに助手席に乗っていたキョーコの姿を見つけた社は、朝一番からの珍しすぎる光景に、ナツの時のように演技の相談でもしていたの?と疑問を言葉に出し問うた。けれども、そんな社に蓮は、
「実は昨夜から最上さんとお付き合いしています。」
 と至極あっさりと告白し、そんな蓮の言葉に続き、
「はっはい、じ、実はそうなんです!」
 と、キョーコも社に報告をしたのだが、そんな二人の告白を受けた社はまるで我事のように満面の笑みで祝福した。
「ホントに!?・・・嬉しいよ!!良かったよー!!蓮のヤツ、ずーーっとキョーコちゃんに片思いしてたからさ。俺、どうして告白しないんだろうって、まどろっこしく思って仕方なかったんだよ~っ。」
「へ!!?」
「や・・・社さん!」
 思いがけない社からの爆弾にキョーコは頬を染め、蓮も運転に集中する努力をしながらも、珍しく羞恥に顔を赤くしていた。
「あ、お二人さん。他から突っ込まれた時に今みたいに分かり易く動揺してたら一発で翌日の朝刊の一面になるから、これから、ちゃんと注意してね。」
マネージャーらしく、そこはきっちりと注意をした社は、コホンと咳払いをする。
「しっかり頼むよー?」
「ひあっ、す、すみません!気をつけます!」
「・・・・・・分かりました。」
 思わず渋い顔になる蓮と、慌てふためくキョーコの様子に、
「いやーっ良かった、良かった、青春だよねぇ」
と笑顔の社。三人を乗せた車はLMEの駐車場へと辿り着き、蓮とキョーコはそれぞれの目的地に向かうべくエントランスで別れた。
 蓮のジャケットのポケットの中には指輪が潜んでいて、キョーコの薬指にはシルバーに煌めく指輪が光っていた。

 それは二人を確かに繋ぐ絆―――。



          ■■■



「話しは良く分かった。」
 ローリィに報告するために訪れた社長室で社を含めて4人で対面していたのだが、ローリィは腕組みをし、少々難しい顔をして話を聞いていた。
そのローリィの様子にもしや反対されるのかと三人が身構える。
「とりあえず椹と松島には俺から話しを通しておくが、他にはまだ漏らすなよ?特にマスコミに・・・だ。」
「え?はい、分かりました。」
 てっきり両手を上げて歓迎すると思っていたローリィのいつにない慎重な態度に蓮は面を食らう。
「物事にはタイミングってもんが一番大事なんだ、今はまだ公表出来る時じゃない。」
「は、はい・・・。」
 キョーコもローリィの言葉に緊張の面差しで、社はハラハラとした心配そうに見守っていた。
「二人にとって最良のタイミングは俺が計ってやるから心配するな、勿論、これは反対してるって訳じゃ無いからな。」
 その言葉に三者はホッと息をついた。
「ああ、そうだ、二人とも、口止めした上でなら、近しい人間には報告しておいてもかわまわんからな。」
 その言葉に対して、近しい人間、という物が数えるほどしか思いつかない二人はそろって「はぁ・・・」と全く乗り気で無い返事しか返せなかった。


          ■■■



「社長は大丈夫だったから、あとは琴南さんと、君の下宿先のご夫婦にもご挨拶しておかないとね。」
「へ!??でもさっき社長が・・・いいんですか?」
 社長室に寄っていた為に夜遅い時間となり、キョーコは蓮の車の助手席に乗せられて、だるま屋へと送られている最中だった。

「君の両親にも等しい、お世話になっている人・・・だろう?」
「はい、勿論です。」
「なら報告して然るべきだと、俺は思ってるけど?。」
 キョーコは前方を向いて運転している蓮の横顔を見つめていた。
「ありがとう・・・ございます・・・・」
 蓮の言葉に笑みを浮かべてキョーコはだるま屋夫妻になんて言おうか・・・と気恥ずかしい思いに駆られて、思わず下を向いて頬を染め笑んだ。
「・・・ところで、キョーコちゃん?」
「は、はい?」
蓮に呼ばれて、顔を上げる。
「朝から思ってたんだけど、恋人に敬語ってツレないと思わない?」
「へ・・・?」
 思考の淵に沈んでいたキョーコに思いがけない蓮の言葉。
「少しずつでいいから・・・」
「が、がんばりま・・・が・・・・がんばるです。」
「プッ・・・・」
 いっぱいいっぱいと化しているキョーコから出た言葉に蓮は思わず笑ってしまった。
「うぅ~っ、蓮、さんは・・・意地悪です。」
「うん、ごめんね、でも愛してるよ。キョーコちゃん。」
「っ・・・蓮さんの言葉は、は・・・恥ずかしい・・・です。」
 蓮のストレートすぎる愛の告白に、照れて耳まで真っ赤にするキョーコに、赤信号で車を静かに停止させた蓮が柔らかな極上の笑みを浮かべて向き直り言った。
「そう?愛してる・・・が恥ずかしいなら・・・好きだよ、キョーコちゃん。」
「~っ!!いじめっ子・・・っ」
 蓮を詰る言葉を口にするも、助手席に腕を付き近づいてきた蓮の口付けによってキョーコの唇は塞がれ、それ以上の抗議は声にならなかった。



「っふ・・・ぷふぅ・・・だ・・誰かに・・・見られちゃったらどうするんですか・・・!」
 赤信号の間中、深く口腔を貪り続け、青信号になった事で離れ、再びハンドルを握り車を走らせ始めた蓮に、キョーコは力いっぱい抗議をするものの、その声音は嫌がっている訳でもなく、甘さを含む。
「大丈夫だよ。・・・暗くて俺達の姿なんて誰にも見えない。」
「・・・もう・・・こんな所じゃダメです・・・。」
 もう、と言いながらも、はにかむような表情を隠すことができないまま、うつむくキョーコの顔は愛される事の幸せを感じている気持ちをその微笑みに浮かべていて、
「でも・・・好きって言ってくれるのは・・・・とても嬉しいです。」
「・・・君は本当に可愛いね・・・。」
蓮の言葉にキョーコは再び沸騰寸前に耳朶まで赤く染め上げるのだった・・・。






一幕の途中ですが、こんな感じでっす・・・・うおー。ラブラブ書くの難しいんだぞー!!!orz
最上ノ華の前五話は勢いだけで書き上げてるので・・・雰囲気壊さないようにあわあわしてますW


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