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ACT.160続き妄想
おこんばんはー^^
すっかりもう暑い季節になってきましたね・・・暑いの嫌い・・・寒いのも嫌い。
年中エアコンの虜です、だから体力が皆無なんですよ。知ってます。
徳島県民はみんな車でどこまでも行くので、歩かないので体力がきっとないんだと思います・・・
遠征したとき、ホームから電車までの距離が苦痛です←どんだけ。
いや、とある初おデートの徒歩三分で「疲れた」ってうっかり零してドン引きされるぐらいには根性も体力も持ち合わせておりません。
・・・どうやったら体力ってつくんだろう・・・w

さて、本日は続き妄想でございます。
あはは・・・は・・・って思う内容に・・・なった・・・よ?w←一体なんだよっていう。


というわけで、追記よりどぞー。








ACT.160 本誌続き妄想。






ゆっくりとシャワーを浴びる事でなんとか動揺を抑え、ガチャリと扉を開けた。

バスローブ姿で風呂から出てきたキョーコの瞳は、入浴前と同じようにテーブルの上に鎮座するスープとサラダの入った皿を映し、続けてシーツの中に潜り込み丸い山となっている、蓮の姿を捉えた。


「あれ、兄さん、ご飯食べてないじゃない!」

瞬時に雪花へとスイッチを入れたキョーコはスッと目を細め、並ぶそれらを食べているべきはずの人物、兄、カイン=ヒールを揺り起すべく手を伸ばした。

「もーっ、せっかくアタシが兄さんの為に作ったのに、すっかり冷めちゃってるじゃない!起きて!兄さん!ご飯食べて!!」

ユサユサとシーツの中で大きく盛り上がっているカインの体を揺さぶり、真っ白なそれを剥がしにかかる。

バサリと奪い取ればバスローブ一枚のカインは枕に顔をうずめ、てこでも起きないぞと言わんばかりの風体で横たわっていて、キョーコは雪花として次の行動を思案した。

「ほーら!兄さんが自発的に食べてくれないんなら、アタシ、無理矢理にでも兄さんの口の中に放り込むんだからね!」

肩を揺さぶる雪花の剣幕にノロノロと顔を上げたカインはジッと雪花を見上げ、

「・・・無理矢理?」

「そう!無理矢理にでも食べさせるわよ!あと、その髪!!濡れたまんまじゃないっ、乾かすからさっさと座る!!!」

ビシッと言いつければ、カインは渋々ながら、起き上がりベッドに腰掛けた。
その肌蹴たバスローブから見える素肌と、気だるげなカインの姿に雪花は己の心拍数が上がるのを自覚したが、それには気付かない振りをして、ちゃきちゃきと動き、部屋の隅に設置されているドライヤーを手に背後にまわり、ドライヤーとタオルを使い、カインの髪の含む水分を少しずつ乾かしてゆく…。

雪花はカインの髪を後ろから手櫛で梳かしながら、少しずつ熱風をあてるのだが、軽井沢で一度触った事のあるそれはやはりさらさらと心地よい手触りで、次第に雪花の緊張をほぐしていった。

「ふふ…やっぱり兄さんの髪の感触、気持ち良い。」

やわやわと触る雪花にカインは見えないように苦笑を浮かべる。
『これは妹だから繰り広げられる展開』…誤解してはいけないと『蓮』が内心で言い聞かせるものの、『カイン』はつい自らの首を締めかねない一言を発してしまった。

「なら明日も雪花が乾かしてくれる?」

「ふふふ…しょうがない兄さんね。はい、出来た。次はご飯よ、絶対食べてもらうんだから、逃がさないんだからね。」

「なに?じゃあセツが食べさせてくれるの?」

ドライヤーを片付ける雪花の姿をジッと見上げるカインの様子に不穏なものを感じながらも雪花は後に引く訳にも行かず是を返す。

「え…えぇ、勿論。兄さんの面倒はアタシが見るんだもの。」

その言葉に口角をニッと上げたカインは、

「ソレ…セツの口移しなら食べてもいいよ?」

と、雪花を固まらせる爆弾を投げつけた。

「…………なっ…」

盛大に固まる雪花をよそにカインは、

「何?食べさせてくれるんだろう?」

「え……いや………あ…あの…」

予想外な展開に雪花は言葉につまる。

「……冗談だ。もう一度温め直してくれるか?お前と一緒に食べたい。」

「あ、…うん、待ってて。」

あからさまにホッとして、スープの入った皿を手に取り雪花は踵を返し、『カイン』…というより『蓮』は苦い笑みを浮かべ、その姿を見送った。




――――――――――――――



気が付けば、灰色の空と白と黒しかない街並みの中、何も持たずポツンと立っていた。


(あぁ…俺は夢を見ているのか)


頭の隅で理解していた。

こんな風景は有り得ないのだ。

音も無く、自分以外何者もいない…不気味なまでに静寂…けれど………。


唐突に足元に鮮明な紅い色が広がる。


(これは……夢だ…)


目の前にかざした両の手が、いつの間にかおびただしい量の血で濡れていた。

ハッと前方を見れば、視界の中に黒髪の男が地面に横たわっていて、そこから赤黒い染みが広がっている。

(…さっきの…男…)


その光景に思わず怯み、一歩後ろに足を引けば、何かが踵に当たる。

視線をその足元に向ければ、手にナックルを嵌めた大男がやはり鮮血を散らし、微動だにせずうつ伏せに転がっていた。


(……違う…やってない……)



(………死んで…ない…殺して…………ない…)



 「人殺し!!!!!!!!!!」


蓮の思いなど否定するように、悲鳴のようなあの声がした。


(…っ…!!!!)



「…さん…敦賀さん!!!?」

「…っ…!!?」

ビクリと瞼を開ければ、自分を気遣わしげに覗き込むキョーコの姿が窓からの月明かりでうっすらと浮かんでいた。

「…うなされてましたよ…大丈夫ですか?」

キョーコの白く細い指先が蓮の乱れた前髪を直そうと伸びた瞬間、蓮は反射的に、そのほっそりとした手首を掴み、

「きゃっ!」


キョーコを自分のベッドに引きずり込んだ………。


  ・・・・・to be continue







やるか、やらないか。それが問題だ←

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イヤだなぁ
あ、こんばんはです。

やるか、やらないかそれが問題だ?

やだなぁ、
そんなの( ̄ー ̄)
はい!!取り敢えず続きは絶対読みたいです!!

ちゃんと言わないとあ~~~~って言うところで終わってしまうコトがあるから、言わなきゃ。
勿論、連載も楽しみにしています♪
陽月 | URL | 2010/07/07/Wed 01:39 [編集]
素敵です
本誌読みました…蓮の上半身にぐはっとなった壱子です。


いきなりですみませんが…この度、ハルジオンという蓮キョサイトを立ち上げました。
もし良ければ相互リンクさせていただけないでしょうか?


よろしくお願いします。
壱子 | URL | 2010/07/07/Wed 08:17 [編集]
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