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ACT.160続き妄想2
ふっふっふ・・・二夜続けての投下とは誰も思うまい・・・←
って、言ってたら。いや、予想してたよ。と笑われました、惣也です。

行動力を誉められるのは以前からよくあったんですが←あったのかよっていう。
バイタリティとか、スタミナとかフットワークが色んな方に誉められましたwきゃっw
・・・うっとおしがられそうな前説ですね←いや全く。

ところでこの続き妄想w
昨日1日での集計結果w
やる7:どっちでも有り2:やらない:1 
みたいな感じでしたwwwみんな素直www
という訳で・・・追記より・・・どぞー。






ACT.160 本誌続き妄想







「つ…敦賀さん…?」

突然ベッドに引きずり込まれ、覆い被さられた状態となったキョーコは、驚きに目を見開き、そして不安げに蓮を見上げ、蓮はそんなキョーコを見下ろしていた。

「…君は…どうして…」

「え?」

キョーコの身体をシーツに縫いとめるように両手をついていた蓮は、その大きな右手をキョーコの左頬へと添える。
添えられたその手の冷たさに、キョーコは息を飲んだ。

「…どうして君は…俺なんかと一緒にいるの?」

どうして…と言われてもキョーコに的確な答えは見つけられなかった。
理由は蓮とて知っているではないか…昨日、雪花が産まれた瞬間から一緒にいたのに…『どうして』とは何なのか。

「敦賀さん?」

「俺は…こんなにも汚れていて…罪深いのに…」

真っ暗な部屋の中、けれど二人の距離は近く、また差し込む月明かりで蓮の表情が苦しげに歪んでいる事はキョーコにも見て取れた。
蓮のその瞳はいつになく暗い…。
深い闇に捕らわれているような、悲しみを称える色がキョーコの心をギュッと苦しくさせた。


「…敦賀さんは綺麗ですよ?」

「違う。それは…偽物。」

吐き出す声は苦悶の響きを含み、常の蓮ではない。

「…偽物?誰よりも敦賀さんは本物じゃないですか。」

頬に添えられた蓮の右手にキョーコは自分の左手を被せ、その冷えた指先を温めようとした。

「敦賀さん…悪い夢に虐められたんですね、すっかり冷えてます。私、温めてあげますから…ちゃんと眠らないと…明日に響きます。」

「……っ…」

どこまでも蓮の身体を気遣うキョーコの行動に蓮は息を飲み、苦しげに眉根をよせた表情のまま、キョーコの右耳のそばに顔を落とし言った。

「君は…男に引きずり込まれたベッドの中でこんな事をして…俺を煽る…とか思わない?」

蓮の右手がキョーコの頬を滑り、首筋をなぞり、バスローブから覗く鎖骨をほんの少し辿り襟元を僅かに乱れさせ、その動きにキョーコはピクリと身体を震わせた。

「…ひぁっ…」

「…俺は誰よりも綺麗にあろうとする異質な…イミテーション…だよ。俺は汚い……今だって…君の温もりが欲しい………、君を抱きたい、汚したい、口付けたい……そう思ってる。ほら…綺麗じゃないだろう。」

「敦賀…さん?」

キョーコの瞳は驚きに見開かれたまま、表情の見えない蓮の様子を窺う。


「まだ…蓋を開けてはいけなかった…。こんなにあっさり過去に飲まれるなんて…俺は……こんなにも…弱い…。」

『何が』蓮を追い詰めているのかはキョーコには分からなかったけれど、蓮が『何か』に追い詰められている事は理解した。

「敦賀さんは弱くなんてないですよ。」

「いや……弱いよ…こんなにもね…君を失いたくないのに、君の温もりを全部奪って…俺の物にしたいなんて…どうしようもない衝動に駆られてるんだ…」

声音から自嘲の笑みを浮かべているだろう事が伝わり、キョーコは胸が締め付けられる痛みに、どうすれば蓮の心を軽くできるだろうかと懸命に思案した。


「…苦しい時はコーンを握りしめるのが一番…なんですけど…」

キョーコは右手を蓮の背中に回し、さわさわと幼子を宥めるように撫でる。

「…コー…ン?」

「あのこは悲しい気持ち、辛い気持ちを全部吸い取ってくれますから。」

耳元すぐそばで蓮の呼吸する吐息の熱さにキョーコは自分の体温も上がっていると気づくのだが、精一杯動揺を抑え、言葉を紡ぎ続ける。

「今、雪花なので最上キョーコの荷物は社長に預けてしまってコーンは此処に無いんです。」

「…うん…。」

「だから、私がコーンの代わりに敦賀さんの悲しい気持ち…吸い取ってあげますから、だから、そんなに傷ついた顔をしないで下さい。」

「最上…さん…」

「私の温もりが必要なら何だって差し上げます。敦賀さんが抱きしめて欲しいのなら私が抱きしめますから…だから…」

キョーコの言葉に蓮は腕に力を込めて身を起こし、正面からその瞳を覗き込んだ。

「何を言ってるか分かってる?…そんな優しい事を言われたら俺はズルい男だから…君を貪るように食べてしまうよ?」

「敦賀さんに必要なら、構いません。敦賀さんだから……」

「俺…だから…?」

キョーコの言葉を聞き漏らすまいと、蓮は呼吸をするのも忘れ、その顔を見つめる。

「敦賀さん…」

「何?」

「私…誰かに君が欲しい…なんて…言われたの、生まれて初めてなんですよ?」

キョーコの瞳はどこまでも柔らかく蓮を見つめ返していて、蓮は自分の絡めとる痛みが僅かに緩むような気分を味わう。

「それが…敦賀さんなら…」

「俺…なら?」

「私はあなたになら私を差し上げます。他の誰でもない敦賀さん…ですから。」

キョーコの言葉に蓮は目を見開いてフリーズした。

「お…れは…君の……特別…?」

「勿論です。」

そこまで言葉を聞き届けた所で、理性の綱がプツリと切れた蓮は激情に駆られるままキョーコの唇を奪い、その痩躯をきつく抱きしめ、キョーコは蓮の広い背中にしがみつくのが精一杯だった。







つぎはパスワードで行きます。。。
いつになるかは・・・未定。
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