スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SS・100万回好きだと言って。11
おこんばんはー。気が付いたら今夜もこんな時間か・・・早いな・・・・w
と、時間の経過の速さが最近以上です。1日って・・・こんなに短いのか・・・w

ということで、通販カートの設定と、拍手レス・・・完璧に終わってはないのでどっちも途中なんですが・・・煮詰まりました・・・カートが携帯で表示されない理由がわからなーい・・・orz
素直に寝ろってことか・・・w

あ、某所で地域の食べ物の話をしてたんですが。
徳島県の食べ物の話もちょこっとしてたんですが「蕎麦米」って・・・・みなさん御存知無い感じなんですかねー?我が家ではおすましに入れるのですが、蕎麦米汁はとても美味しいのですよー。
あとは、ワカメに鳴門金時←さつまいも。に鳴門鯛・・・・鳴門の物ばっかりか・・・
すだちは季節によったら徳島県民の家の冷蔵庫に腐らない程度にごっさりありますが・・・すだちってそんなに沢山は使えないよねー。っていう。
あと、個人的に、徳島の味付け海苔は美味だと思います。はい。大野海苔っていう海苔なんですが、とても美味しい。ほか・・・徳島の名産ってなんかあったかなー。徳島ラーメンは好みが分かれるところですしねー。竹付き竹輪とか・・・?いや・・・どうなんだろう。
意外と地元の事ってよく知らないなー。と思います。いや、私が物を知らないだけの話ですけどw

と、毎度関係ない話で失礼しました。
追記より、鬼退治後編。どぞー!






100万回好きだと言って act.11






ホールスタッフに耳打ちされた『社長室に訪れている客人』に挨拶する為、蓮が裏へと戻る瞬間、その視界に入ってきたのは松太郎と話しをしているキョーコの姿であった。

(そばに社さんも琴南さんも百瀬さんもいる……彼女は大丈夫だ…。)

やはりホストとして仕事モードに入ってしまえば、ずっとキョーコの様子を注意して見ている事は難しいし、目の前の客に対し失礼なので店内でキョーコを特別扱いは出来ない。

(客に手を出してはならないという社長の戒律も破ってしまっているしな…)

これ以上、ルールを犯す事は出来ない。
だからこそ奏江と逸美にも今夜来てもらった訳だが、蓮の本音を言えば松太郎をキョーコには二度と近づけたくは無い…
かと言って松太郎との禍根をいつまでも引きずりたくは無いので、早々に清算しておきたい蓮としては、わざわざ個人的に別の機会を設けたいとも思わない。やはり、予定通りに今夜が最善なのだと思う。

そんな事を考えながらキョーコを見ていた蓮の視線に気づいたのか、シェーカーを振る社が目配せをしてきたので、それに応えるように微笑んで中へと入る。



――――――――――――――



「サンキューな。」

向かいの美女からだというカクテルを持ち上げて礼を口にしてから煽る。それは松太郎好みのマティーニで、先日この店で飲んだ酒と同様にやはり上質な味わいだった。

「…いえ…」

彼女は愁いを秘めたような顔で自分の手の中のグラスを見つめていて、その姿に松太郎は若干の違和感を覚えた。

(……なんだ…?…俺に気があるからコレをよこしたんじゃないのか?)

グラスを手に美女の隣の席へ近寄り腰掛け、足を組んだ。

「君、一人なの?」

キョーコを待つ間、どうせなら美人を侍らせていた方が楽しいのだからと声をかけてみると、美女は声をかけられた事に少し驚いたような表情を見せ、松太郎は何か特別な事を言っただろうかと不思議に思う。

「…私…は……迎えに来る人を待っているの……貴方は?」

貴方は?と問われて松太郎は少し考える。『いなくなった女』を迎えに来た…というのは少々格好が悪い。

「…俺は……『猫』を迎えに来たんだ。」

「猫?…ここに預けていたの?」

「預けてたって言うのか、誘拐されてたって言うか…ね……ソイツ、今夜この店に来るはずだから連れて帰ろうと思ってね。」

「そう……その猫、貴方にとって大切だったの?」

美女の問いに松太郎は考える。

「これから大事になる…かな。」

「その猫の事………好き?」

好きかと問われ、松太郎はそう言えばキョーコの事を好きか嫌いかで考えた事は今まで一度も無かったなと気付く。
ずっと…松太郎を好きだと言うキョーコを当然の物だと受け止めていた、だから、好かれている事は息をするのと同じぐらい、当たり前だったのだ。

「分かんねぇな、ソイツがずっと俺だけしか見ないのが当たり前だったから、俺の物だって思ってたし、親からはアイツを大事にしろって散々言われてたけど……」

「貴方からすれば、目を離したら逃げられた…って所なのかしら?最初から可愛がってたら逃げなかったかもしれないのに。」

「可愛がる…か……でもアイツは俺の好みからは外れてるからなぁ…。」

(って…なんで俺が質問に答えてるんだ…?)

先ほどから目の前の女の質問に答え続けている自分にハタと気付く。

「……そう。」

美女はやはり手の中のグラスを見つめ続け、隣の松太郎に視線を向ける事は無く、伏せ加減の目線のおかげで彼女の表情は読めない。

「そう言う意味で言うなら『君』の方がよっぽど俺好みなんだけど?」

自分自身の顔の価値を正確に知りつくしている松太郎は、普通の女性ならばときめきを覚えるだろう笑顔を浮かべる………が、松太郎の横の美女……キョーコはチラリと一瞥したもののすぐに自身の手元へと視線を戻し、松太郎の笑みを無視する事に努めた。

「………どうもありがとう。」

感謝の言葉を述べるものの、ニコリともしない女の様子に松太郎は内心でイラリとしたのだが、彼の矜持がそれを表情に出す事を押し止めた、そして、その瞬間、二人の間に割って入る声があった。


「待たせね。」

二人の背後からかかる声にキョーコの背中がピクリと反応し、振り返る。
松太郎も椅子を回して後ろに視線をやれば、そこに立っていたのは薄茶色の髪にサングラス、青色のピアスに派手なストライプ柄のスーツにネクタイを締めた男。

一瞬その男が『誰』なのか松太郎には分からなったのだが、その男の顔はかつて雑誌で見た顔と一致した……。

(クー・ヒズリ……?)

祥子と話していた噂の人物の突然の登場に、内心で激しく動揺をする。自分はどういう態度を取るべきだろうか…。
そして、有名人の登場に周囲はさぞかし聞き耳を立てているに違いないと周囲の反応を見渡してみるのだが、誰もこちらには注意を向けていない。

(あぁ…なんだ、あの野郎がキザな事をやってるのか…)

店中の客の視線はいつの間にか裏から帰ってきていたらしい蓮が、高く積まれたグラスで作られたタワーのてっぺんからドンペリを注いでいる姿に釘付けになっている。
そんな姿をうっかり優雅だと思ってしまった自分の思考に松太郎がハッと己を叱咤して、視線を外す。


「クー・ヒズリさんですよね。」

「初めまして、彼から話しは聞いているよ、君…だね?」

「はい。」

松太郎の意識が一瞬離れている間にキョーコはカウンター席から立ち上がり、現れたクーと挨拶をしていた。

(なんだ…この女…ヒズリの女だったのか…)

自分との会話ではニコリともしなかった女が、クーを相手ににこやかに話しをしている姿に松太郎は思わず憮然とした表情になり、二人を見つめる。
なんだか何かに負けたような気分になる。

「そろそろ時間だが、もういいかな?」

「はい、もう大丈夫です。」

自然に差し出されたクーの手のひらにスッと自身の手を預ける女の姿に、松太郎は何故か自分の心がギュッと締められるような感覚を覚えた。

(一体なんだってんだ。)

すっかり自分を袖にした女に周囲に悟られないように内心でイライラしている所にクーが話しかけてきた。

「君、彼女は私が貰っていくけど良いかな?」

「え?別に彼女は俺の連れじゃないですから、構いませんよ。」

何故自分に聞いてくるのか、松太郎は不思議に思いながら返事を返した。それほど彼女と親しげに話をしていたつもりもないのだが…と。


「そう……なら、今まで話し相手をしてくれて悪かったね、ありがとう。」

クーの微笑に松太郎も営業用の笑顔を貼り付けて返す。


「じゃあ…行こうか…。」

「はい。」

松太郎は二人の様子にやれやれとカウンターの回転椅子をクルリと回して座り直す。

「こないだの酒…貰えるか?」

バーテンダーに意識を向けた瞬間、松太郎の背後から彼にしか聞こえないぐらいの声量で鳴き声がした。

「…にゃあ……」


猫を真似た人間の声、驚きに目を見開き一瞬硬直した。


(……ね……………こ…?)

バッと向き直れば、クーにエスコートされた美女が松太郎に背を向けて歩いていた足を止めて振り返り、松太郎の顔を正面から見返していた。


「キョー……………コ……?」

名前を呼ばれ、フッと微笑を浮かべたキョーコは耳打ちしてきたクーに何事かを囁き返し、松太郎に背を向けて再び歩き始め、松太郎は呆然とその後ろ姿を見送る事になった。

「う…そ……だろ…?」


松太郎の言葉を拾うものはこの場には誰もいない―――。








「にゃあ」って言わせたかっただけ・・・とか。大きな秘密です←全く秘密でもなんでもない。





スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 光の箱庭. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。