スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

ACT.165本誌続き妄想
おこんばんはーでございます。

あんまり料理の出来ない私、本日、人生初のスイートポテトなるものと、高野豆腐を作ったんですが。
スイートポテトは良いとして、高野豆腐がどうがんばっても物理的に食べられない代物になりました。
……ちーん。
そんな悲しみに浸りつつ。クレパラを全巻読み返しつつ。

本日はきゅ。さんにおねだりの結果強奪した絵をつけて続き妄想のお届けでございますー。

コミックスが出たおかげか、パス請求が平時の二倍増しなので、ちょ、ちょっと待ってくださいねー!!!!

明日はイベントだ、がんばるぞー。ということで、
追記よりどぞー。





ACT.165 本誌続き妄想









「敦賀くん!敦賀くん!!」

車の中にいる敦賀さんは、幸い怪我はしていないという話しが聞こえてきたけれど、心をどこかへ持っていかれたようにその瞳は何も……見ていなかった。

「……れ、蓮!!おい!しっかりしろ!蓮!!!!!」

緒方監督の声にも社さんの声にもまるで反応が無い。

「監督、どうしましょう…?」

相談するスタッフの声と、異変を悟ってざわめき始めた野次馬の声がまるで違う世界の出来事のように遠く感じる。

「敦賀くんの意識がありません、頭を打っているのかもしれない、動かさないで待機して貰っている救急隊の方を呼んで下さい!」

敦賀さんの……意識……が……無い……?

「は、はい!!」

固まっていた足が動いた。

これは夢……?

それとも幻……?

……危ない目になんて……遭わないって……言ったのに……。

足を進めて近寄っているはずなのに視界に映る敦賀さんはどんどんぼやけていく……おかしいな……

「京子さん?」
「キョーコちゃん?」

ふらりと吸いよせられるように敦賀さんの元へ向かった。

「……敦賀さん……」

返る言葉は無い。

いつもなら『どうしたの?最上さん』って
……私を見つめてくれるはずの人が……

「敦賀さん……こっち……見て下さい」

指でその頬に触れる。

「敦賀さん……」

こんなに近くで、体温を感じる程に近くにいるのに敦賀さんが私を見ない事が……

こんなにも苦しい……

「敦賀さん……やだ……帰ってきて……」

頬を伝う涙が止まらない。

「キョーコちゃん、落ち着いて、今お医者さんに診てもらうから……ね?」

肩に社さんの温もりを感じる。
私は力なくだらりと垂れていた敦賀の手を取り、握りしめた。

「敦賀……さん……っ……」

敦賀さんがこのままいなくなるんじゃないかって不安で……心が潰れてしまうかと思った。

「キョーコちゃん……」

「敦賀さんのそばに……いさせて下さい……敦賀さんが……好きなんです……」



――――――――――――――


「人殺し!!!」

こだまする声……真っ赤な両手……沈んでゆく身体……

「人殺し!!!」

血の海に浸りきった身体は……もう……動く事も出来そうにない…………全く力が入らない……

このまま呼吸する事をやめれば贖罪になるのだろうか……

この身体の全てを彼に渡せば彼女は俺を許してくれるだろうか……

…………いや……許される訳がない……

許される資格など……無い……

彼女はずっと俺を憎んだままだ……


「……さん……」

暖かい何かが頬を撫でた……。指一本動かすことすら億劫だった筈の身体がピクリと反応した。

……この声は…………君は……


「敦賀さん……やだ……帰ってきて」

帰る……?

「敦賀……さん……っ……」

温かい何かが手のひらを掴んで俺の意識を引き上げる。

「敦賀さんのそばに……いさせて下さい……」

そばに……?

「敦賀さんが……好きなんです……」

すき……君が……俺を……?


手のひらにポタリと雫が落ちて俺の意識は急激に呼び戻された。


「……最……上……さん……?」

「つる……が……さ……」

「蓮!!?お前っ!!」

気がつけば涙でボロボロの表情の君がそこにいて、顔面蒼白な社さんがいた。

「……俺……」

「お前っ!!目を開けたまま意識が無かったんだぞ!!大丈夫か!!」

「え……あ…………はい」

「す、すぐ医者呼ぶからじっとしてろ!!!」

バタバタと社さんが走って行って、俺の手をぎゅっと握りしめた君が温もりの正体だった事に気づく。

「ごめん……心配かけた」

その顔を見て謝罪をすると、さらにボロボロと涙を零して君は俺の胸元に飛び込んできた。

「敦賀さんの……馬鹿!!馬鹿っ!!」

「え……」

「危険な目になんて遭わないって……言ったのに!!」

「ごめん……泣かないで……最上さん」

胸元で肩を震わせて泣く君に俺の心は締め上げられたように苦しくなった。

泣かせたい訳じゃない。

「君のそばにいるから……」

そう言って背中をポンポンと撫でれば、君はバッと勢いをつけて身体を離してしまい、

「いたっ!!!!」

ゴンっと小気味良い音を立てて後頭部をしたたかに打ちつけてしまった。

「だ……大丈夫?」

「ど……どこから意識があったんですか……?」

慌てた君の頬はピンク色に染まっていて、その表情に引き寄せられるように俺は手を伸ばす。

「そばにいたい……好きなんです……のあたりかな……」

「っー!!!!!! わ、忘れて下さい!!!!!!!」

そんな可愛い顔を見せられてどうすれば忘れる事が出来ると……?

全く……

「駄目……俺も君が好きだから忘れてあげられない」

「……え……?」

固まる君を抱き寄せて唇にキスをした……。









きゅ。さんにおねだりしてイラストをお持ち帰りさせて頂きましたー。
だって、きゅ。さんに萌え転がされた結果、こうなったんですものw。
スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 光の箱庭. all rights reserved.