スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

SS・白銀の狐 7
おこんばんはーでございます。
昨日はイベント行ってきまして、本誌にじれてる方とお話できたりと、ニマニマな瞬間を過ごさせていただきました。いや、けど、基本一人で寂しかったので携帯でサーフィンしてました(笑)
もっと蓮キョトークしたいなー。次のイベントではいっぱいお話できたらいいなーと思います。
冬の当落が楽しみです・・・受かるといいな。そのあとは1月の大阪、5月のプチオンリー東京・大阪両方出たい所存です。あとは、地元か香川ぐらいのイベントなら出れるけれど・・・どうしようかなーっていう。
しかし、オフ会とかいきたーい!!だれか私と話そうぜっていう←え
おばかな子ですが、スキビ愛だけは多分溢れてますから←本当おばかなんだよー。昨日も「あれだ!蝶のように刺し、蜂のように舞う!!」とか言って、葱さんに大爆笑されました。がんばれば蝶だって刺せるよ!!←え

さて、本日は、この前、だぼはぜさまからお話を頂いたので、あ、じゃあ私もなんか書きますけどー!?っていったんですが、じゃあ白銀更新してくださいwっておっしゃって頂いたので、そそくさとアップしますw

追記よりどぞー!




白銀の狐 7





社に残りの仕事を託し、蓮と京子は帰路へとつき、屋敷内に入った事で京子は擬態を解いた。
名も声も持たない蓮の操る式紙が運んできた湯で足を清め、邸内へと上がる。

「京子、俺は先に占朴をしてくるから、井戸を使って禊ぎをしておいで、終わったら俺の部屋へ来るように……」

「は、はい」

蓮に言われた通り京子は井戸へ赴き、襦袢一枚の上から冷水を頭から被り汚れを払う為の禊ぎを行った。



――――――――――――――



「ふん……なるほど……獣が……二つ……か……」

占いに使う針盤の揺らめきを読み取り、知りたい事を調べてゆく、並みの術師では的中率もそう高くは無い『先読み』も蓮にとっては造作も無いことで容易くこなしてゆく。

「さて……困ったな……どうしてくれよう」

蓮がフムと考え込んだ刹那、襖の向こうから京子がおずおずと声をかけた。

「蓮さま……宜しいですか?」

「構わないよ……入りなさい」

蓮の許可を得て京子が部屋の中へと入りちょこんと座る。

「うん、きちんと出来たようだね」

京子へと腕を伸ばし、冷水の力で身を清め、着替えを済ませて来たその髪がまだ雫を孕んでいる事を指先で確認して蓮は笑みを浮かべ、そんなしぐさ一つが艶めいている蓮を前に京子は頬を染めた。

「あ……あの……蓮さま、私が不破松太郎殿にかけられた術というのは……」

『あやかし』である京子自身にも、式神……人に下った『式』とは言え神の眷属の末席にもあたる青龍の社も気づかなかった『術』……一体それは何かと不安げに京子は問う。

「ああ……京子の力を不安定にさせようと軽く突いてきた……と言った所かな……」

「はあ……」

分かるような分からない蓮の説明に京子は生返事を返す。

「身体が竦んだろう?」

「はい」

確かに松太郎と目をあわせた時に身体が竦んでゆく事を感じた。

「それは彼の『氣』に当てられたせいでね、彼が取り込んだ力による物……だろうけど……」

「取り込んだ……ですか」

「松太郎君もあれでそれなりに腕のある陰陽師だからね、ただ取り憑かせた訳でなく、どうやらねじ伏せて力を取り込んだ帰来があるね……厄介な事だ」

蓮が溜め息をついて揺れる針盤の針をコトリ止め置いた。
針盤の使用を終えたのだ。

「それが日照りの原因なんですか?」

「いや、それとは別だね。彼は狼のあやかしを使役……従属させてその力を取り込んだようだけど、それとこれとは別だろうね。正確には不破による術では無く、彼が放つ氣に京子は本能的に怯んでしまった訳だから」

「お、狼なんですか!!」

ビクリと反応する京子に蓮はクスリと笑う。

「あれは元来、狐の天敵だ」

「は、はい……」

狐も狼も元を正せば『戌』である。
けれど同じ犬でも狐は狼が大の苦手であり、狼は狐を狩る側の存在に立つ。
京子の反応は至極普通だったのだ……天敵が目の前にいたのだから……。

「これからも会う度に竦んでいては困るからね、京子に俺から暗示をかけておこうと思う」

「はい!宜しくお願いします!」

ゴクリと唾液を嚥下した京子は蓮の言葉の続きを待った。

「じゃあ隣の部屋へいくよ、おいで」

「……へ?」

術師、晴明としての蓮の仕事部屋は今いるこの部屋であり、隣は寝室であるため京子は面を食らう。
てっきり術をかけられるのだと思ったのだが……

「彼より俺の方が強いからね、単純に京子を俺の氣で満たしておけば彼との力比べに負けて身を竦ませる事も無くなる」

「え?あ、あの!?蓮さま!!?」

「何?」

「氣で満たすって……」

なんとなく言葉の先が予感できなくもないが、京子は尋ねずにはいられない。

「一昨日、しただろう?俺とまぐわうのが一番早い」

「……っ!!えぇぇ!!?」

「それが一番簡単で、俺の負担も少ないからね。性交はある意味、力のやり取りを容易く行う為には最善の方法だよ」

「あの……」

「陰陽術師の身体の一部を食べても同様の力になるけど、京子は俺の血肉を食(は)む方が好み?」

「ち……にく……って…………む、無理、無理ですー!!!」

突きつけられたもう一つの選択肢を京子は全力で否定する。

「ね?……ほら……おいで?」

「は……はい……」

蓮の手に引かれ京子は褥へと導かれた。


――――――――――――――


同刻……
闇夜に紛れて、力を振るう術師がいた。

「オン……アビラウンケン、バザラ、ダト、バン」

パキリと音を立ててその場に巣くっていたあやかしの命が一つ潰える。
力を失った入れ物はまるで枯れ葉のようにみるみる朽ちてゆき土へと帰ってゆく。

「ちっ、コイツもハズレ……か」

忌々しげに唾を吐き捨て、数珠を装束の袂へ片付けてからその残骸を踏み潰す。

「松、あんまりイラつくの、良くないわよ?」

「祥子さんか……」

いつの間にか松太郎の背後に藍色の着物を一枚羽織り、帯をかるく結んだだけの妖艶な美女が佇んでいる。

「あなたが安倍晴明が嫌いなのはよく分かったけれど、そんなにしらみ潰しに当たっても怪異の原因にはたどり着けないと思うわよ?」

「じゃあなにか、祥子さんは大元の居場所を知ってんのか? 俺にこの日照りは、原因そのものであるあやかしを退治しなきゃ収まらないって教えたの、祥子さんだろう?」

苛立ちを隠す事無く語る松太郎に祥子は苦笑を浮かべる。

「それを退治するには今のアナタの力じゃ足りないわよ?もちろん晴明にもまだ適わないわ……ね」

「……っ」

自分の力不足を指摘されて松太郎が思わずその顔色を変える。

「ねえ、松……晴明の子狐ちゃんはどうだった?」

「祥子さんが何を気にしてるのか分かんないけど、どうも何も、あれは晴明が庇護してなきゃ擬態も覚束ない下級のあやかし……だろ?」

「そうね、でもそれが重要なのよ」

「え?」

首を傾げる松太郎に祥子は誘うように腕を伸ばす。

「ほら、力をあげるからいらっしゃいな」

「って……ここでか?」

「あら、嫌?」

祥子の求めのまま松太郎はその豊満な女の身体を抱き上げる。

「別に……」

「ふふ、普通はこうして力のやり取りすればどちらかが与え続けて枯渇してゆく物だけれど、松とならお互いが増幅されていく、素敵ね……まさか一生をかけて出会えるか出会えないかという相手と巡り会えるなんて……」

「そういうもんなの?」

「えぇ……だからね、晴明がその子狐に力を与え続けていれば……」

「はーん、なーる」

妖しげに笑む祥子の言いたい事を悟り松太郎もくっと口角を上げる。

「あっちはあっちで勝手に弱体化してくれるって事か……」

「そうよ…………んっ……」

「じゃあこっちはこっちで励むとしますかね?」

「ふふ……っ……」

暗闇の中で二人が交わす水音が淫猥な音を立てて響いていた。



――――――――――――――


「ん…………っ……」

京子がその瞼を持ち上げれば、眼前に蓮の胸板があり、穏やかな寝息を立てる蓮を起こさないようにその身体を起こす。

そっと褥から出るはず……だったのだが

「ひゃん!!!!」

一歩踏み出そうとした瞬間、蓮に尾の一つ掴まれて京子は悲鳴を上げた。

「やっ……ぁ……そこ……」

「俺に黙ってどこにゆくつもり?」

眠っているとばかり思っていた蓮はしっかり覚醒済みで京子は焦る。

「あ、朝餉の支度を……」

「いい……それより京子を抱いてもう少し眠っていた方が疲れが取れる、京子も尾が出てるという事は、まだ精神統一が出来ずに本調子じゃないだろう? おいで?」

「だ、駄目です!朝餉は一日の力の源なんですーっ!!ってきゃあああ!!!」

遠慮なくのしかかってくる蓮の体躯を必死に押し返そうとする京子なのだが、蓮の力には適う訳もなく、その抗いも虚しく半刻ほどの時をその腕の中で固く抱きしめられる事となり、その鼓動を聞いているうちに、京子の耳と尾はすっと身体の内への静まっていった……。








いちゃこらいちゃこら。
蓮キョのいちゃこらは微笑ましいのに、なんで松祥のいちゃこらは生々しいんだろう…ww



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