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頂SS・ACT.165バイオレンスミッションフェーズ9【おまけ有】
おばんですー。惣也ですー。
ちょろちょろ失態をかましながら今日も生きてます。・・・うう。もうちょっとしっかりしたい今日この頃。
さて、今日は続き妄想強奪品のアップでございます。
ひっそりこっそり書いてくれたので、私がふんだくってアップするという←ひでえ。
ひなたんは私の相方となってしまったばかりに私のおねだり攻撃にあい続ける訳ですね。大好きだよ^^←こら
いや、「一緒にあたりめにならないか?」とプロポーズしたので←冗談ですよ。私があたりめ好きだという話をしてただけです。
そんなこんなで私は色塗りしてます。しかし、今までで一番綺麗にかけたーと思ってた表紙絵。
お母さんにフルボッコ駄目出しされました・・・・・・最強の駄目出し職人だった・・・orz
蓮の手がでかい、ていうか変。ってばっさり・・・orz ママン・・・私へこんだらなかなか帰ってこれないんですけど・・・w
と言うことであーあーwって言いながら直してます。色塗り終わってたのに・・・w

と、今日も関係ない事をこぼしながら、追記は素敵な本誌続き妄想の世界でございますーv
いってらっしゃいませーv








本誌続き妄想

ACT.165 バイオレンスミッションフェーズ9






――――冷、タイ……
――――動ケ、ナイ……
――――身体ガ凍ル……

さっきまで一緒にいたんだ。

――――会話、シテ……
――――少シ喧嘩、シテ……

「……リッ、ク……?」

目の前の血だまりの海の中、中心に横たわるリックを抱いてディアが泣き叫んでいる。

「ど、うして……?」

(手当てをしないと……流れる血を止めない、と……リックが……っ)

そう思うのに、凍ったように身体が動かない。

「いやぁぁあああっ!リック、リック……っ!」

ディアの泣き叫ぶ声がどこか遠くに聞こえる。

「ごめんなさい……っ!お願い、目を開けて――――っ!」

長い髪を振り乱し、泣き叫ぶディアはほんの少し前まで俺の腕の中にいた。付き合っていたんだ、俺達は……。けれどいつものように「私じゃアナタの特別になれないのね」と言われ、別れた。

リックはディアの幼馴染で、ずっとディアの事が好きだったらしい。俺はそれすら気づいていなかった。

「幸せになってね、ディア……」

そう言って、最後に彼女の頬に口づけを贈ってその場を離れようとした俺の胸倉をリックが掴んだ。

「待てよ、クオン!お前、ディアを何だと思ってるんだ!!」
「魅力的な女性だと思ってるよ?だから、幸せになって欲しいと思ってる」

憤るリックにあくまで冷静に応え、胸倉を掴んでいた手を解いた。

「じゃあね……」

そう言って、踵を返した俺をリックは追いかけて来て……そして…―――――っ!!

「……人殺し!!!」



******



「……敦賀君っ!敦賀君……っ!」
「蓮っ!……おい、蓮……しっかりしろ……っ!」

――――ツルガ……?誰の事だ……?
――――レン……?誰を呼んでいる……?

目の前には、血まみれのリックを抱いて泣き叫ぶディアがいて……。

――――ウゴケ、ナイ……
――――オレ ガ 殺シタ リック……

「……敦賀さんっ!敦賀、さん……っ!」

――――誰だ……?

ディアじゃない誰かが泣いている。必死で誰かを呼んでいる。胸が痛くなるほどの悲痛な声が聞こえる。

「敦賀さんっ!……お願、い……返事をし…て……っ」

――――泣かない、で……?

「……ヤだ……敦賀さん……っ」

しゃくり上げる声とともに腕に触れた小さな温もり。

――――温かい……

触れられた腕から伝わる小さな温もりが凍りついた身体に熱を伝え、そこからゆっくりと溶けていく。

「……ふぇ……っ……」

――――泣かないで……

「泣かない、で……キョーコちゃん……」

――――そうだ……キョーコちゃん、だ……

子供の頃に京都の河原で会った小さな女の子。泣き虫で我慢強くて、何に対しても一生懸命で……笑顔が誰よりも可愛い、俺の大切な…――――。

俺の腕を掴み、泣きじゃくる小さな身体を慰めようと片手でそっと胸に引き寄せる。

「……敦賀さんっ!」
「敦賀君っ!」
「蓮っ!」

過去の呪縛から解き放たれ、少しずつ意識が覚醒していく。

「……あっ……すみま、せん……少し、混乱して……」

心配そうに俺を呼ぶ声が緒方監督と社さんだと理解した途端に、俺は「敦賀蓮」に戻っていた。
周囲からほっと安堵する気配が伝わり、心配掛けた事を詫びる。

「……心配掛けてごめんね、最上さん……」

腕の中で泣きじゃくる最上さんをギュッと抱きしめて、柔らかな栗色の髪をそっと撫でる。

(……社長の言ったとおりだったな……)

『お前が自力じゃ身動きできない状況に陥った時、彼女がそこからお前を連れ出してくれる』

過去の呪縛に囚われた俺を引き戻したのは、最上さんの俺を呼ぶ声と温もり……。

『御守だ。最強のな――――』

全くもってその通りだ。最上さんがいなければ、俺はそこから自力では抜け出せなかっただろう。

「……敦賀、さんのうそつき……っ!危険な目になんて、逢わな……って言った、のに……っ」
「……うん。ごめん、ね……」

俺のシャツを握り、小さく震えている華奢な身体。しゃくり上げながら俺を詰る声。最上さんの全てが愛しくて……抱き締める腕に無意識に力が入る。
ここが何処か考えなかったわけじゃない。けれど、ざわめく周囲の声も息をのむスタッフの気配も……全ては遠い世界の出来事のように感じる。

俺をこの世界に繋ぎ止める、唯一の存在。彼女の存在が俺を俺でいさせてくれる。

(……本当に、最強の御守だな……)

いや、御守かどうかなんて関係ない。ただ、俺は……もう、最上さんを手放す事なんて出来そうにない…――――。






日向ひなた様から強奪させて頂きましたv
いつも本当にありがとうございますvv

でもって、ひなたんがまたおまけを書いてくれましたーv
コメント欄へどぞーw
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おまけ(?)……思いつきだから適当なのー。雰囲気壊したらごめんっ!!
「お願いだから、泣きやんで……最上さん」

腕の中で、俺を心配して泣きじゃくる最上さんが愛しくて……

(ここがロケ現場じゃなければ……)

なんて思わなくもないわけで。
周囲の視線や思惑なんて俺自身は気にしない(むしろ大歓迎だ!)けれど、正気に返った時に最上さんが真っ赤になって恥ずかしがるだろうから。(そんな所も可愛いんだけど……)

「…ふぇっ……ひっ…く………」

ギュッとしがみついたまま嗚咽する姿も可愛いけれど、これ以上他の男に見せたくはないし。

「……最上さん、そろそろ泣きやまないと……キス、するよ?」

泣きじゃくる最上さんの耳元で、低く甘く……本音を囁く。
周囲には聞こえないほどの小さな囁きだったけれど、最上さんの耳にはちゃんと届いたらしい。

「……っ……んなっ………!」

一瞬、ピキーンッと音がしそうなほどに固まった最上さんの瞳から零れ落ちていた涙が止まった。
泣きすぎたからか、それとも俺の台詞にか……耳朶まで真っ赤に染まった最上さんを一度だけ強く抱きしめて、そっと身体を離して涙を拭う。

「ありがとう……やっぱり君は俺の御守り、だね?」

コツンと額をあわせて微笑む。

「………っ」
「ん?なに?」

口をパクパクとさせる最上さんの台詞に想像はついたけれど、その声を聞きたいから笑顔で促す。

「つ、つつつつつつ敦賀さんのばかぁぁぁああああああ!!!!!!」

至近距離で繰り出された相変わらず見事な声量の声も今の俺には、現実を感じさせてくれる甘い囁きに聞こえる。
まぁ、少し鼓膜がキーーーーーンッとふるえたけれどね?

社さんや緒方監督、スタッフたちが耳を押さえている中……闇に沈みかけていた俺は一筋の光に微かな笑みを浮かべる事が出来た。
ひなた | URL | 2010/10/28/Thu 23:01 [編集]
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