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オフ本サンプルその3
おこんばんはーです><
なんかもううっかり放置になりそうなので、サンプルを予約投稿しておきましょうと、サンプルでつなごうとしてますが←馬鹿正直w
がんばってるので暖かく見守ってやってください。あはは。

睡眠はちゃんととってますので大丈夫なのですよー^^
とりあえず、ぎりぎりにならないように早めに入稿できるように算段つけて、12月には人としての生活にもどりたいなぁ・・・・・・(苦笑)
部屋が紙まみれでカオスなんです・・・ww
写メで修羅場模様をアップしたらそろってオフ友達がそろって大爆笑しました。
・・・いいんだ。そういうもんさ・・・。www


ということで、以下オフ本サンプルその3
アンソロジー「桃色天国」R18 の私の原稿でございまっすー。
えぇ、このタイトルどうよwwってつっこまれましたけど、ほら、原作を思えば敦賀さん的には天国だろうから、笑って赦して上げてください。買うのが恥ずかしい・・・なんていわないで←いわれたらしい。


  愛のままに我儘に

                     惣也

 芸能界において、芸能人の恋愛は、スキャンダルとなりやすく、時にそれが致命的なイメージダウンを引き起こす事もあり、『自由恋愛の禁止』を原則に掲げている芸能事務所は意外と多い。
禁じられているが故に、『忍ぶ恋』『禁断の恋』を始めとした数々の恋物語は生まれ、それがひとたび露見すればその話題は世間を大きく賑わす事となる。

ここ、業界最大手である芸能事務所LMEにおいては、『愛』と名の付く物を何よりも尊ぶ社長、ローリィ・宝田の方針により、『恋愛』の推奨がなされている。

けれどそれには自身が商品である芸能人たる自覚を持ち、事務所への『報告』『相談』をする事が義務付けられており、それに乗っ取った上での『恋愛』であるならば事務所のバックアップが約束されるという、『規則』も付随している。

そして、現在、このルールに則った上で交際を申告し、上層部以外には極秘扱いではあるのだが、順調な交際を育んでいるのは、最上キョーコ、敦賀蓮という、現在、実力派女優として人気急上昇中のタレントと、『芸能界抱かれたい男ナンバーワン』の称号を冠するLMEが誇る看板俳優の二人である。

「ん――、どれもピンと来ないなぁ……」

 蓮との交際中であるが、秘密の関係であるお陰で現在もラブミー部に所属している最上キョーコは部室のテーブルの上で数冊の雑誌を広げて思案に暮れていた。

「一体何を悩んでいるの?」

 キョーコの後ろからヒョイと覗き込んだのは天宮千織、キョーコと同じくラブミー部員の一人であり、

「その子、敦賀さんの誕生日プレゼントに悩んでるのよ」

 その後ろから千織の疑問に答えた琴南奏江、彼女も部員の一人である。

「あ――、なるほど、彼氏のお誕生日なのね、って、またバラエティーに富んだチョイスねぇ……」

 奏江の言葉に納得した千織はキョーコの見ていた雑誌も覗き見るのだが、その雑誌の種類に唖然とさせられ、その千織の様子に奏江も二人の見ている物を見るべく椅子にかけた。

「服、アクセサリー、家具、花、動物……で、それとこれと、……トレーニング器具に車にミリタリー関係って……アンタ、切羽詰まって手当たり次第探してるって感じね……」

「モー子さぁあんっ」

 いくらなんでも車は高過ぎて買えないし、ミリタリーになんて興味ないでしょうに、と苦笑いをする奏江に、キョーコは心底困り果てた顔で泣きついた。

「だって、敦賀さん、なんだって持ってるような人なのよーっ、もう私、何あげればいいのか分からなくて……どうしよう、お誕生日まで、もうあと一週間しか無いのにぃぃーっ」

「あらあら、そんなに切羽詰まってるの? 京子さんから貰えるなら何だって喜ぶと思うのに」
 
むしろ京子さんから貰えるのに喜ばなかったら許せないわ、何様って感じよね、と毒の入った千織の言葉にキョ
ーコは、いや、あのね。とフォローするように言葉を返す。

「何だって喜んでくれるとは思うんだけど、だからって中途半端な物、贈れないでしょう? ただでさえ去年の私は敦賀さんのお誕生日の日にちその物を勘違いしていて、すごく不義理をしてしまったのに……」

「不義理って……アンタ、一体いつの時代の人間よ」

 嘆くキョーコを前に、『というか、何だって喜ぶならプレゼントなんて何でもいいじゃないかと』思わず思ってしまった二人なのだが、当人としては一大事であろう事は分かっているので口には出さなかった。

「だったら、手作りは? お料理とか作ってあげたらいいじゃない? 京子さん得意なんでしょう?」

「お料理はいつも作ってますから、特別なプレゼントに当たらないと思うんです……」

「あ……そう……」

 地味にのろけられているのかしらと思いつつも千織はそれ以上の良案も思いつかずに言葉に詰まる。

「あーっ! も――っ!! まどろっこしいわね!! だったらコレよ!」

 もんもんと悩み続けるキョーコの様子に焦れた奏江が部室の一角から何かの依頼の折に余っていたのであろう包装用のリボンをガシっとつかみ取り、それをキョーコの首にギューっと巻きつけた。

「も、モー子さんっ、く、苦しいよーっ」

「ほら、アンタの首にリボン付けて部屋で待っててあげればいいじゃないの、あの人なら喜んで受け取ってくれるわよ? ある意味一番喜ぶプレゼントでしょうね」

「……へっ!!?」

 言われた意味が瞬時に理解出来なかったキョーコの横で、千織がポムと手を打ち頷く。

「それでいいんじゃない? 流石琴南さんね!」

「っっっ!! そ、そ、そ、そんないかがわしい事っ!!」

 一拍の後に理解したキョーコが顔を面白いほどに真っ赤に熟れていく様子に二人の中で悪戯心が湧き上がる。

「あら、だって、なんだって持ってそうなんでしょう? だったら持ってない物をあげないと意味ないんじゃない?」

「そうそう、敦賀さんが持って無い物と言ったら……ねぇ?」

「む、む、無理よ――っ!!」

大慌てなキョーコを前に千織がさらに追い打ちをかける。

「それに、本当に喜んで貰いたいなら、リボンだけじゃ温いわよ」

「ぬ、温い……? あ、天宮さん……?」

「裸に直接エプロン着けておかえりなさいませぐらいの小芝居やらないと男は喜ばないって……雑誌に書いてたわ」

「なっな――っ!!!」

顔を真紅に染め上げて口をパクパクとするキョーコの姿にちょっと言い過ぎたかしら? と思いながらも元来Sっ気を持ち合わせている二人は打てば響くキョーコの反応が楽しくて仕方ない。

「そうねぇ……それならすごく喜ぶでしょうね」

 二人の提案はこの後も寝室で行う色事を連想させるものが続き、聞いている事に耐えかねたキョーコが上げた悲鳴はLMEのビル全体に響き渡らんばかりの見事な声量でこだましていた。

「はっはっ破廉恥―――――!!」


*****


 カシャカシャと音を立ててホイップされたクリームがツンと尖り、十分掻き混ぜられた証を見せる。それをヘラで掬ったキョーコはこれまたみごとな金色に焼き上げたスポンジケーキへと盛り付ける作業を黙々とこなしていく。

 仕上げに苺や、これまたどこの職人だと言いたくなるようなデコレーションが施されたチョコレートのプレートには『ハッピーバースデー、蓮』と書かれている。まだまだ照れて蓮の事を『敦賀さん』と呼ぶキョーコからすればこれを描くことも大きな勇気を必要とさせたのだが、喜ぶ蓮の顔を想像してしまえば自分の羞恥など小さな事なのだからと行動を起こさせた。

「こーんな感じ……かな? ふふ、上出来」

 これまでお菓子は数々作れど、こういった誕生日ケーキを作った経験はほとんど無く、キョーコは真剣な面持ちから一転、幸せいっぱいの頬笑みを浮かべて出来上がりを満足気に眺めた。

「あとは、あ、そうそう、プレゼントをラッピングしなきゃ」

 結局、悩んだ末にキョーコはダークグレイのカーディガンを手編みで作り上げていた。アールマンディのモデルである蓮が外で着る事は適わないだろうが、室内で着て貰うには十分だ。

かなり奮発して良い毛糸を買い、プレゼントをどうするかギリギリまで悩んでいたお陰で作る時間は今日までの一週間しか無かったから、蓮には『どうしても大切な用事で会えない』と、会いたい気持ちも我慢して、睡眠時間も削って作り上げた。間に合うか際どい作業だったので、家でラッピングする事がさすがに間に合わず、蓮の部屋で行う事にしたキョーコは持参した包装紙やらリボンで綺麗にそれを包んでいく。

赤い包装紙に緑色のリボン、なんだかクリスマスカラーになってしまった包みを眺めてクスリと笑う。

「喜んで……くれるかな……」

プレゼントをソファーの上に置いて一段落。そんなキョーコの視界にポロリと飛び込んできたのは、ここに来る直前、部室に立ち寄ったのだが、そこで偶然会った千織に渡された紙袋だ。

「エプロン……かぁ……そういえばコレちょっと汚れてきたわね、洗濯してる間の予備にできるかしら」

たまたま番組の収録で貰ったのだが自分は料理などしないし、これは自分の趣味ではないからと貰ってほしいと差し出された物なのだが、まだその中身は確認していない。
キョーコはちらりと部屋の時計を見て、蓮の帰宅までまだ時間があるのだからと、袋を開けてみる事にした。

「きゃーっ!可愛い!!」

 見るからにキョーコ好みなフリルがふんだんにあしらわれた可愛らしい白いエプロンが飛び出して来た事にテンションは上がってゆき、いそいそと試着をしてみたキョーコはそれを確認する為に鏡の前でクルリと一人ファッションショーを繰り広げてひとしきりはしゃぎ倒すとハタと停止する。

『裸に直接エプロン着けておかえりなさいませぐらいの小芝居やらないと男は喜ばないって……雑誌に書いてたわ』

一週間前の千織の言葉が脳裏をよぎる。

「いやいや、でもね……」
 
誰に届く訳でも無いのに思わず呟いてしまう。

『ほら、アンタの首にリボン付けて部屋で待っててあげればいいじゃないの、あの人なら喜んで受け取ってくれるわよ? ある意味一番喜ぶプレゼントでしょうね』

「本当に、そんなことで……よ……喜ぶの……?」

 幸か不幸か、現時点でプレゼントをラッピングしたリボンはまだ余っている。そして何故だか手に入ってしまった新品のエプロン――。

 魔が差した、と言えば差したのだろう。キョーコは寝室に向かい、ごくりと唾液を嚥下して自分の洋服に手をかけた……。

          *****








愛のままに行動する物語・・・←ひでぇ。
裏テーマ。絶○彼氏←タイトルにしようとしたら止められた。約一ヵ月後に発売です←w

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