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SS・蛹が蝶に孵るまで。5
はい、無事に色々終わらせてきました。
まさかの初スキビコスプレしてたり、遠征の地図をプリントアウトしたり、
衣装修羅場を潜り抜けた戦場跡と化した部屋の片付けは放置しつつ←すんな。
あとは、明日仕事行って、夜行バスで東京行って来るだけっす!
とりあえず、オンリー終わったらアレです、ぶくろに行ってみます。はじめて(笑)
おのぼりさんですねー。

さてはて、
とりあえず、劇中劇でございます。さなぎもそろそろ進んで行こう。がんばろう。

追記よりどうぞー。


――――――――――――――

蛹が蝶に孵るまで。5

――――――――――――――


授業を開始する前にメガネを触りながら教科書を開いた時は
  『あとで数学準備室においで』


黒板に向かう時に新しいチョークを下ろしたら
  『今夜は家でご飯を食べよう。』


古いチョークなら
  『今日は会えない』


燿子が黎の依頼を受けて1ヶ月、未だに古いチョークが出た試しは無い――。



     mission3



「どうしてメールじゃダメなのよ!先生!こういう事に文明の利器を使わないでいつ使うの!?」

「メールだと俺が面白くないからだよ、
はい、また先生って言ったね。今日もまたお仕置き決定だね」

にっこりと意地悪な笑顔を浮かべた四方堂黎は、成瀬燿子の作った晩御飯の味噌汁を咀嚼した。


「はああっ!!今日こそは…今日こそはと思ってたのにぃぃ…、黎の馬鹿ぁ~っ!」

「ふふ、明日のお弁当もよろしくね」

学校以外で先生、と呼ばれる事を嫌った黎は、学校外では燿子に下の名前で呼ぶ事を契約に追加してきていた、のだが。

「おかしいわ!いつもならこんなに間違うことなんて絶対無いのに!」

役に入った燿子への条件なら彼女は今まで間違えた事など一度たりとも無い。
だが、燿子自身にリクエストがあったのは今回が初めてなのだ。
残念ながら燿子は連日、契約違反のペナルティとして翌日の黎のお弁当を手作りする羽目になっていた。


「役に入ってない時の君って本当に面白いよね、桜の時はあんなに可愛いのに。」

「どうせ素の私はひねくれてますよ。」

「そうは言ってないよ、見ていて飽きないって思ってるだけ。」

むーっと口を尖らせながら
不平を口にしようとした燿子であるが、連日のやりとりにより口では黎に適わないことが身にしみている為に、途中で放棄してしまった


「そうやって諦めるの、君の悪い癖だよ?」

「なっ!!!!!」

「俺は君には何も遠慮してないんだから、君も俺に遠慮しなくていいんだ」

常のからかいを含んだ意地悪な表情を消して真剣な表情を浮かべた黎に燿子は己の鼓動が跳ねるのを自覚した。

「れ…黎は少しは遠慮する事も覚えた方がいいわ!!!もうっ!人をからかってばっかりなんだから!」

耳まで真っ赤に染め上げた燿子に、黎は彼女の前でのみ常に浮かべる意地悪な笑みを浮かべ、それ以上は追求することはなく。

「それは…君のご飯が美味しいから無理かな。」

美味しすぎるのがいけないんだよ、遠慮なんて出来ない、と肩をすくめてみせれば、燿子には返す言葉も無く。

「はー、食べよ。」

大きな溜め息を一つついて、燿子は夕食を再開したのであった。


・ ・ ・ ・

夕食後。リビングへと場所を移し、黎は燿子の入れたコーヒーを、燿子は買ってきていたパックの豆乳のココア味を飲んでいた。

「そう言えば、堀田さんに聞いたけど、次の仕事が入ったんだって?」

黎との契約は長期であるが、週二回という固定であり、それ以外の日は開いている為、燿子は黎の契約のシフトを第一に、
クライアントがそれでも良ければ、と、他の契約との掛け持ちをかけることもあった。
掛け持ちになるので必然と黎にもその連絡がいく為、こうした話題になることも珍しくは無い。

「あ、うん、この前の真田組の組長さんの知り合いでどうしてもって話なの。」

「へぇ、今度はどんな役なの?」

黎の言葉に燿子は答える事を少し躊躇した。

「…絶対笑わないって約束してくれる?」

「ん?うん。分かった。」

「…亡くなった息子さんを演じて欲しいって。」

「…………息子…?」

燿子の答えにきょをつかれた顔になった黎は、燿子の上から下へと目線を走らせ…

「ぷっ…」

「ああっ!!!!笑わないでって言ったのに!!」

噴き出し、一応こらえようとしているが、肩を震わせている黎。

「ごめん、ごめん…あまりにも予想外だったから……
でも…君なら問題なく出来るよ、きっと、…ぷっ…」

「黎ぃ~っ、…どーせ私は胸が無い少年体型ですよ~っ」

気にしてるのに、と燿子がむくれると、笑いをどうにかこらえた黎が、目尻に涙を浮かべながら言う。

「何?気にしてるの?俺は君の足は美脚だし、いい体だと思うよ?」

華奢で抱きしめやすそうだし。とのたまう黎に燿子は真っ赤になって異議を申し立てる。

「せっセクハラっ!!!!」

「それに胸を大きくしたいなら、その豆乳に入ってるイソフラボンよりもっと効果のあるものにしたらいいんじゃない?」

あっさりと連日豆乳を飲んでいた燿子の真意を看破した黎は、その顔に再び人を食ったような意地悪な笑みを浮かべ………


「俺が揉んで大きくしてあげようか?くすくす」

「なぁ~っ!!!!!!
何言ってるのよっ!!!!!!!」

「一番効果的だと思うけどねぇ。」

「もう、馬鹿っ!黎なんかもう知らない!!!」

言われたセリフのあまりの恥ずかしさに、茹でたてのタコのように真っ赤に染め上げた燿子はそのまま部屋を飛び出して行った。

「しまった…からかいすぎた。」

後に残された男はまるで嵐のように去っていった少女を見送りながら苦笑を浮かべた。

「なんであんなに可愛いいんだか…。」

その言葉を聞き止める者は彼の部屋には誰もいない。

「まずいな…俺…メロメロ?」
己の恋心を自覚した黎は、コーヒーカップに向かってひとりごちたのだった…。




――――――――――――――

とら●ラってアニメでヒロインが「いそのぼんぼんで私も胸を大きくする!」という発言を聞いてから。
キョコたんも気にしてたりしたら可愛いかもー。てか、だったら蓮に大きくしてもらえば←自重
とか、そんなことしか考えてないわけです。

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