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act.168続き妄想
おこんばんはーvv 本日は祝日だったので12/12~12/14のメール便の方発送しました。明日には12/12~13入金の方の発送が出来そうです。が、がんばるーっ!! が、こっからが時間かかるかも(滝汗)
おまけとか無くなる物を端から作り足しつつ封筒作りつつ、入金再チェックしつつ←ほら、入れ間違い、入れ忘れしたら困るしね(汗) あと、冬コミ分も作ってるので、プリンターがフル稼働しとります…←なぜお手製にしたしw
ということで、のんびり待ってあげてくださいね(涙) そういえば、郵便局って休みはいつですかね…発送できなくなるよね三箇日←調べろ。

でもって、参加マスターさま、あと第一陣の方かな? 早い方はもう届いてるみたいで、到着報告を頂いてうはうは喜んでますv …おまけの数は例によっていっぱいありますが、質が…orz オチ無しおまけですいません(滝汗)
早く全件お手元に届けられるようにがんばりますゆえ!! いましばらくーっ!!!


とりあえず、今日は本誌続き妄想の投下にございます。とりあえず、本誌を読んだ時点で、私はあの後
これは蓮宅に「泊まったな」と、謎の電波を勝手に受信しました←え?
そういう次第で進みますので、よろしくどうぞw





act.168 本誌続き妄想






「へー、マウイオムライスねぇ。……で?……それを敦賀さんが作ったの?」

「そうなの。敦賀さんってば、鶏肉を素手で引き千切る上に、味付けは激しいしダイナミックだしで、野性味溢れる料理になっちゃって、どうしようかと思いながら、それでもなんとか完食はしたんだけど、食べ終わった時には二人共疲れきってぐったりだったのよね」

はははと乾いた笑いを漏らすキョーコはこの日、奏江と揃ってラブミー部の仕事に励み、帰り支度をする為にユニフォームから私服への着替えをしながら話しをしていた。
細長いロッカーの内側に備え付けられている鏡で自分の姿をきちんとチェックしてから二人は互いへと視線を動かす。

「で、アンタは結局ケチャップで8の字描いて、片付けの手伝いをする為に深夜だっていうのに敦賀さんにお持ち帰りされた訳ね」

「え……あー。そうなるのかしら。……っていやいや、お持ち帰りって……」

それはちょっと意味が違うんじゃと言いかけたキョーコを遮って奏江が言う。

「だって夕べ泊めてもらったんでしょう? 敦賀さんの家に」

「え、いや、それはそうなんだけど……だって、あんな事故の後だから、夜中に敦賀さんが急に体調悪くなったりしたら大変じゃない? だから私、心配で……」

眉根をよせて語るキョーコの言葉は歯切れが悪く、そんなキョーコに奏江は腰に手をやり、顔だけでなく身体もキョーコへと向き直って口を開いた。

「へー。心配ってだけでアンタは一人暮らしの独身男の家に自分から泊まれるの? そういうので襲われたって文句言えないわよ?」

「んなっ!!? モー子さん、敦賀さんはそんな事、絶対しないわよ!」

「どうかしらねぇ……敦賀さんだって健全な男子なら有り得なくは無いと思うんだけど」

「有り得なくない……って?」

「若さゆえの暴走、一夜の過ちってヤツ?」

まあ、そもそもアンタを襲ったところで向こうはそれを過ちだとは思わないかもしれないけどねという奏江の内心はさて置き、奏江の言いようにキョーコはタラリと汗を浮かべる。
言われた言葉は確かに最もなのだ、なにせ夕べは初めて自分から泊めて下さいと口にしたのだから。
普通に考えるならばそういう心配もすべきだったのかもしれない。

「何? アンタの中じゃ敦賀さんは男だって認識してない訳?」

「そういう訳じゃ……敦賀さんはどっからどう見ても立派な成人男子だって分かってるわよ?」

そう、蓮が男だと分かっていない訳ではない。

けれどそれ以上に……

「それは分かってるけど……心配だったのよ……」

「そばについていてあげたいって?」

「そうそう」

「助けてあげたいって?」

「そうなのよ」

”敦賀蓮”に対して抱く感情としてはおこがましい事かもしれないと思う。
けれど、例えどうしようもなく困っていたとしても、蓮は社にすら相談せずに一人で悩んでしまう、そんな姿を知っているからこそ、キョーコはあの状態の蓮を、なんとなくであるが一人にしたくはなかったのだ。

「あんた、それってさ……」

例え壁を隔てていても、そばに誰かがいるという事を意識してもらえれば、何か心の持ちようが変わるのではないかと思った。
自分から泊めて下さいなんて言う日が来るとは思わなかったけれど、これは、あの冷たい手を前に、思わず握りしめてしまったのとそう変わらない衝動に突き動かされた結果だと思う。


「へ? それ?」

一人でグルグルした思考にハマっている時にそばに誰かがいるという事だけで心の在りようは変わると思う。

今まで蓮の手によりキョーコは何度となく迷宮から離脱出来たのだから、今度は自分が蓮を助けてあげたい……そう感じたのだ。

「母性本能ってやつなのかしらねぇ?」

「……はぁああ? モー子さん、母性本能なんて、私から最も遠い縁の無い話しだと思うわよ? 私が母性本能持つだなんて有り得ないわ」

「最も? 何、アンタ母親となんかあるの?」

聡い奏江にはこれだけで何かしら伝わったらしくキョーコはうっと言葉に詰まる。
出来るなら、母親の話しはあまりしたくはない。

「まあ、いいわ」

そしてキョーコの表情から奏江はさっさと追撃の手を緩めてくれて、キョーコは安堵から小さく息を吐き出した。

「敦賀さんに感じるのが母性本能じゃないなら……やっぱりアレかしらね」

「アレ?」

ふむと考えている奏江にキョーコは首を傾げた。

「アンタ。本当は敦賀さんの事、好きなんじゃない?」

「……す……き?」

奏江の言葉にキョーコは首を傾げたままでぽかんと固まった。

「何? 嫌いなの?」

「……き……嫌い……じゃないわよ! 勿論!!」

それは全力で否定できる。

蓮の事は尊敬していて、
憧れていて、
目が離せなくて……
心から信頼していて、

「……あ……れ?」

声が聞ければ嬉しくなって、
笑顔を向けてくれたら心が温かくなって、

「…………わたし……」



『最上さん……』

思い出すのは蓮の顔。

『大丈夫だよ……』

蓮の影響力は大きくて、その言葉の支配力は絶対で、

『ありがとう』

何かをしてあげたいと思う人。
自分に起こった良い事を一番に伝えたいと浮かぶ人。







「わ……たし……敦賀さんが……好き…………なの?……」


キョーコは思わず自分自身に問いかけた。



「好きでしょうよ。それだけ特別扱いしてるんだから」

「ほえ?」

「アンタね。思ってる事が全部だだ漏れなのよ。こっぱずかしい子ね」

「い……や……あの……あの……」

呆れた様子で腕組みをしてキョーコを見つめる奏江の様子に、キョーコはいたたまれない気分に陥る。

「いや……あの……モー子さん?」

「…………認めてあげればいいんじゃない?」

両者の間にしばし流れる沈黙。


「……………………うん……」

キョーコはその場にうずくまり大きく溜め息を吐いた。

しばらく分の溜め息を吐くキョーコの頭を奏江はポンポンと撫でる。

「……おめでとう、でいいのかしらねぇ……」

ポンポンと撫でる奏江の体温がキョーコに伝わり、再び訪れた沈黙ののちにキョーコは口を開いた。



「……ねぇ……モー子さん」

「なに?」

表情の見えないキョーコを見下ろす奏江は微苦笑していて、キョーコの頭を撫でる手は優しく、止まる事は無かった。

「……気づきたくなかったわ……」

「でしょうね」

「うん……」

「諦めなさい。しょうがないわよ」

「うぅーっ…………敦賀さんの……馬鹿」


その言葉の内容とは裏腹にキョーコの声音は甘く、キョーコはこの日、一番大きな溜め息を吐いてから顔をあげた。

堕ちてしまった自分を認めたキョーコの表情は複雑な想いを露わにしていたが、けれどその瞳は優しい色を宿していた……。







こんなのも有りかな……とか思ったわけです。うん。まぁ……いいよね。


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