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act169・本誌続き妄想
予約投稿でお邪魔します。←どこへ
とりあえず、1/6、1/7の記事は予約投稿したのです。はい!インテ準備、通販準備でばたついてますが、がんばります。というか、出来て当たり前の筈なのに、なんでこうバタバタやってるんだ私は!もっとがんばれ、と自分を叱咤しておりますです。
さて、予約投稿ですが、7日零時に楼閣の蝶11が上がります。大真面目にクライマックス突入です。はい。

さてさて、リンクのご紹介。今日は三件。

妄想玉手箱/さつき様
冬コミオフ会で初めましてのさつきさんv私とお話してしまったばっかりに、私から厄介なお願いをしてしまいまして、これでさつきさんもめでたく私の暴走の被害者マスター様(筆頭は相方、アンソロ参加マスター様方でしょう)に名を連ねました…←お前は何をやっている。いい加減他マスター様の更新の手を止めさせた私はそろそろ打たれますね。ばきゅーん。
しかし、さつきさんのお話は原作のもだもだがお好きな方は大好きですよーvふふふーvだからくっつけよーwと萌えましたwありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

pourripot/達磨さま
某チャットで夜な夜なお世話になっております。しかし、いつ寝てるんですか?ねぇねぇいつ寝てるんですか?の達磨さんwアンソロ原稿描いてて私がチャットを朝方五時まで放置してた時に、普通に居たわよこの人ww
あと濡蓮にご参加頂いてるんですが、そのタイトルが三話で各「ぬ」「れ「ん」だったセンスに爆笑させられた方でもあります^^素敵すぎるw
という、とてもアグレッシブなマスターさまですv全制覇はまだ出来てないので近々行きますのでこれからもよろしくお願いしまーすv

a gardian angel/みー様

こちらも某チャットで初めましてをしまして、お話させて頂いておりますv
みーさん家はボリュームがすごいのです。長編142話って!!!え、ちょw待ってーっと置いてきぼりをくらいました←自サイト放置してしばらく読み専に耽るか!と思わせて頂きましたとも。
PCさんからだと目次を見つけられて助かりました…w
濡蓮にもご参加頂いてますし、きゅ。さんとのコラボACT.164続き妄想『自覚しちゃえYO!』祭りもいいなー、まざりたいなーと指くわえて見てました←こら。 

行かれた事の無い方は良い旅路を―!

さてさて、ということで、追記は本誌続き妄想。
毎度勢いだけの続き妄想ですが、どぞ。







本誌続き妄想 act.169





「そうだね……居ようか……一緒に――」

そう言って彼女の手からプリンセスローザのネックレスを受け取った。

――チャリ

「敦賀さんなら絶対大丈夫です」

手のひらの中で光る石に視線を向ければ、落ちてきた彼女の言葉に呼応するようにその輝きが増した気がした。

「……ありがとう」

どうしてこう俺を救う言葉を絶妙のタイミングでくれるのか……。
どうしてこんなにも愛おしさが募っていくのか……。
俺はまだどちらにも進めてはいないのに……。

リックが大切で、
彼女が大切で……。
過去と現在、どちらも大切で俺は宙ぶらりんのまま揺れ続けている。


「敦賀さんは凄い人なんです!敦賀さんには限界なんてないんですよ!だから次のカーアクションは問題なく出来るはずです!」

「カーアクション……?」

正座をしたまま俺を見上げ、瞳に不安げな色を滲ませている彼女。その瞳を前に俺の思考はようやく冷静さを取り戻し、彼女の心情を悟る事が出来るようになった。

そうだよな。俺の様子は確かにカーアクションに対して煮詰まってるように見えなくもない。
衝動的に彼女をここまで連れて来たけれど、綿密な理由は考えて無かった。
冷えてきた頭にやっとスイッチが入ったようだ。どう取り繕えば良いものかと早回しで稼働している。

「え?違うんですか?えっと……私、てっきりそれを思い悩まれてるものだと……あ、あの、差し出がましい口を……す、すみませ」

「あ、いやいや、土下座はいいから」

例によって、カーペットにつっぷそうとする身体を受け止めて、それを阻む。

「……なんだかアレだね」

覚悟しなければいけない日は確実に近づいているのだと思う。
俺はB・Jを演じたい……。
久遠に勝ちたいんだから……。
揺らがない自分を見つけなければ……揺らがない自分にならなければいけない。

「アレ……ですか?」

「なんだか最上さんからプロポーズされたみたいだ。嬉しいな」

「プ!!!プロ!!?な、な、なんでそうなるんですか!!!わ、私は!!!」

真っ赤になった彼女に俺の頬が緩む。

「だって一緒にいてくれるんだろう?」

「それは……そうなんですけど」

「大丈夫だよ。騙されただなんて思わないから」

¨騙されたと思って一緒にいてみませんか¨
そんな言葉を彼女の口から聞ける日がくるなんて思わなかった。
君が言っているのは¨プリンセスローザと一緒にい居ませんか¨なんだろうけれどね。
この場で俺はそれを自分に都合良く曲解してしまう事にするよ。
そうすれば君の心をこんなに不安にさせた事を、この空気を誤魔化せるか……なんて打算的な事も考えてる。
やっぱり俺はずるい男なのかな――。

「え?」

「ねぇ、最上さん」

「はい?」

プリンセスローザを一度机の上に置いて、俺は自分のうなじに手を回し、プライベートでは外さないコレの留め金を外す。

「君のプリンセスローザを借りる代わりに、俺のを預かっておいてくれないかな?」

いつもつけているソレを彼女の手のひらの中に落とす。

「え?ってコレっ、敦賀さんがいつも付けている物ですよね?ダメですよ、こんな大切な物!」

「うん。大切だよ。……だから君に預けたいんだ」

慌てて突き返そうとする彼女の瞳を見つめ、その小さな手の上からネックレスごと握りしめる。

「他の誰でも無い、君に持っていて欲しい。最上さんが大丈夫だって言ってくれたら俺は何だって出来そうな気がする」

「え……っと……」

君の頬が赤く染まる。

「俺、頑張るからよろしくね」

「は……はい」

一体どうしたんですか?と問いたい気持ちでいっぱいだろうに、君は俺を気遣ってそれは一つも口にしない。


「……さて、まずは監督と社さんを口説かないとな……」

「え?」

「実は監督にね……スタントマンで行くって言われてしまって……」

「それは……」

「社さんにもそれがいいだろうって言われてしまってね……、まずは二人にもう一度俺にカーアクションをやらせてもらえるように話しをしないといけないんだよ……」

「あ…………」

「ん?」

「……いえ………………」

「どうしたの?」

「……いえ……………あの……」

訪れた沈黙になんとなく居心地の悪さを感じ、けれど彼女に問いただす訳にもいかず。空白に動作を混ぜて埋めようなんて浅い考えかもしれないけれど、今の俺に出来る事なんてこの程度の事しかない。
手のひらの中のプリンセスローザのネックレスを自分の首に回して留め金を合わせる。

「ほら、貸してごらん」

彼女の手のひらから俺のネックレスを取り戻して彼女の首へそれを回す。

金属の冠を合わせる為に左手に軽く力を入れて、右手の先を手探りで探る。

「…………あの……敦賀さん」

――パチン

「何?」

金冠が結合して、彼女から離れようとした刹那に上がった声に、俺は彼女の後ろに手を回したまま見下ろす事になった。

「出来るなら、私も敦賀さんには危ない事はしてほしくないので……スタントで行く方向に動いてるなら、そのままがいいと……」

瞳はしっかり俺に向けて上目遣いにそう切り出した君の頬は赤らんだままで、

「……駄目……ですか?」

俺を伺う彼女を前に俺の理性は容易く崩れ落ちる。

「それは君のおねだり?」

俺は彼女を腕の中に抱き締めていた。

「えっと!その!!!なんと言いますか……っ」

自分の発言と俺の腕に慌てた反応を返す君が可愛い。

「えっと……」

「それが君のおねだりなら今夜のお礼に素直に聞くんだけど」

今夜のお礼……なんて言って逃げ道を残している。俺も大概往生が悪いな……。

「えっと……はい……叶えて頂けますか?」

赤い顔の彼女の可愛いらしさにあてられて、俺は彼女の肩口につっぷした。

「うん……君のおねだりなら聞かない訳にはいかないね。今夜は本当にありがとう」

ぎゅうと抱き締めた俺から逃げる事もせず、俺の背中に回された彼女の腕が温かくて、愛しくて、優しくて、心が締め付けられるように切なくて苦しい。

「他ならぬ敦賀さんの為なら何だってしますよ」

ポンポンと背中を撫でられる心地良さに俺はもう少しこの温もりにすがりたくて、少しだけ卑怯な手段に出てみる事にした。


――――――――――――――


肩に敦賀さんの重みがあって、背中に敦賀さんの腕の温もりがあって、不覚にも心地良いと思ってしまった私は離れるタイミングを見失ってしまって、気が付けば敦賀さんの背中をポンポンと撫でていて……

「……敦賀さん?」

動きが無いから伺うように声をかけてみれば、すぐ近くから聞こえてきたのは穏やかな吐息。

「すーすー」

寝息と言って間違いないだろうソレ。

「敦賀さん……寝ちゃいました?」

少し声のトーンを抑えて尋ねてみる。
返事が無いのでそうっと伺うように敦賀さんの顔を覗き込もうとしたら肩から敦賀さんの顔がツルっと滑り落ちて、私は「ひえぇぇ!」と声をあげてとっさに敦賀さんを受け止めてカーペットに転がった。

「せ……セーフ」

秀麗なお顔が床に落ちて怪我なんて事にならなくて良かったわ……なんてホッとしながら私は現実に思い至る。

「って、ど、ど、ど、どうしよう……」

私が下敷きなのはいい、この際、敦賀さんのお顔が私のまな板の上ですやすや気持ち良さげに眠っている事も良しとするわ……

「……動けないわ」

いつぞやの風邪ひき敦賀さんに下敷になって身動きが取れなくなった自分を思い返す惨状。

「すーすー」

こんな時間だもの、きっと疲れていたはずだわと思うと起こすのも忍びない。

「今夜はホテルに戻る予定だったから帰る時間の心配は無いけど……」

でもこんなカーペットの上で寝ていたら、それこそ風邪を引きかねないわ。

「…………あの時は台詞を言ったら動いてくれたけど……今度も通じるのかしら……」

悶々と考えた末に、私はポロリと漏らしてしまった。

「だっておかしいじゃない、あの人。不審きわまりないわ……」

「だから焦るなと言ってる。どうせ誰も俺からは……逃げられない――」

すぐ側からまっすぐ返ってきた台詞に私の心臓はドクリと音をたて、視線の強さにゾクリとした感覚が走った。


……もう……逃げられないのかもしれない。


――――――――――――――




彼女の温もりを手放さない為に狸寝入りを決め込んでみれば、気が付いたら彼女の胸の上に着地していて、その柔らかさに身体の中心に熱が集まるのを感じ、マズいと思った瞬間、懐かしい台詞が降ってきた。

「誰も俺からは……逃げられない――」

ソレは彼女と共有する思い出の一つ。
彼女を俺の両腕で床に縫い止めて、至近距離から真っ直ぐ見つめた。

うっかり台詞に反応してしまったが、ここからどうしようかと内心悩む俺に降ってきたのは君の合わせ技。

「こんな所で寝ちゃ駄目じゃない!兄さん、寝るならちゃんと寝室へ行って!!」

雪花が責めるように俺を見上げている。

「ああ……」

内心助かったと思いながら、俺はのっそり起き上がり、上半身を起こした君を抱え上げた。

「ひゃっ!な、何?」

「寝るんだろう?」

抱え上げたまま寝室へ足を向ける。だってカインなら大事な雪花を床に転がしたままこの場を後にはできない。
ベッドにたどり着いて、彼女を下ろせばソレはギシリと音を立てた。

もぞもぞとシーツに潜り込んでから片側をペラリと捲る。

「ほら、お前も早く寝ろ。腕を貸してやるから」

暗に腕枕を提示すれば、彼女は立ち上がりピンクのつなぎのウエストにかかる白いベルトをペイっと投げた。

「兄さん。腕枕は駄目よ」

あくまでも雪花のまま。ここで雪花が抜けてくれればゲストルームへ促せるのだが、俺は止め時を完全に見失っていた。

「駄目?どうして?」

「腕の関節に長時間負荷をかけていると、痺れて下手をすると麻痺する事があるの」

「へぇ……」

「だから、夜通し貸してくれるならこっちがいいわ」

トンと肩に指先が触れる。
アタシ重いわよ?後悔しない?とばかりに試すような視線の彼女は、俺の理性を盛大に揺さぶりにかかる。

「いいぞ?セツは軽いからな。お前にならいつでもいくらでも貸してやる」

俺はカインらしく笑う。
さて……そろそろ終幕か……

「なら今夜借りちゃおっかなー」

「ん?……ああ……いいぞ」

スケジュール的には明日はヒール兄妹の日で問題は無い。
そもそも、本当なら今夜も事務所経由でホテルにもどるはずだったんだから。

「じゃあ借りよっと」

一晩中の接触となると、今夜は眠れないかもしれないな、なんて覚悟を決めていると、ジジジっとファスナーが降りる音がして俺は凍りついた。

パサリとつなぎが床に落ちて、覗いたのは白シャツにそこから伸びるほっそりとした白い足と柔らかそうなお尻。

「……へぇ、それ、良く似合ってるな」

点になりそうな自分をなんとかカインに持ちこたえさせて、カインらしく雪花を誉めると雪花は「でしょう」とシーツに潜ろうとした動きを止めて、下着自慢を始めた。いやいや、落ちつけ、どうする俺。

「可愛いでしょ?ブラも可愛いの」

布面積の少ないT字のパンツを自慢する雪花はブラを披露する為にシャツも景気よく脱ぎ捨ててしまい、どう?と見せてきた。心臓に良くなさすぎる

「可愛いよ。お前は何だって着こなすからな」

雪花だけれど、外見は彼女のままだから俺は内心では盛大にうろたえるけれど、表には出さない。出せない。

「ふふふ」

「ほら、寒いだろう?早く入れ」

とりあえず視界からコレを締め出すにはもろ刃の剣だが、シーツで隠してしまう方が早いと俺は雪花を招き入れた。

「はーい」

すり寄って俺の肩を枕に定めた君はビックリする程あっさりと眠りに落ちた。

「最上さん?寝たの?」

尋ねても君は返事をする事もなく穏やかな寝息をたてている。覚悟を決めて溜め息を吐き、無防備な身体を抱き締めれば、君も温もりを求めるように俺にくっついている。

「君は温かいね……」

眠れない事を覚悟していたけれど、伝わってくる彼女の鼓動に俺の瞼も重くなってくる。

「君が……好きだよ」

零した本心に、彼女の耳がほんのり赤らんだ……だから、分かってしまった。
君も俺と同じで狸寝入りだってこと。

「好きだよ、最上さん」

腕の中の痩躯を抱き寄せて、これからどうしようか、なんて、自分の中の熱を持て余しながら、俺は彼女の滑らかな肌に指をかけた。







どうしようかという敦賀さん。さっさとやっておしまいなさい。
きっとそれが正解w


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