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SS・白銀の狐(パラレル注意)
まずは新しい相互リンクの方のご案内。いやもう、本当、相互していただける方が増えるなんて
夢みたいです。ありがとうございますーっ!!

fraise-au-lait/樹里春香さま
スキビをはじめ、鋼、ナルトなんかも書かれておられるサイトさまですvv
行かれたことの無い方は、よろしければ行ってらっしゃいませ!



いつだったかの日記ですが、
安倍晴明@敦賀蓮にしたい発言を覚えてる方・・・いるかもしれませんが、
ずーっと考えてたんです←
で、そっとポロっとこぼしに来ました。あ・あはー。
書いててだんだん自分の文才の無さにウキーってなってたんですが、
軽く読み流してあげてください、パラレルだし。

追記よりどぞー

――――――――――――――

  白銀の狐

――――――――――――――

時代は平安、
世は帝により治められ、人々が安定した日々を送る事が叶い始めた世界。
けれど、魑魅魍魎が闊歩し、妖怪と呼ばれる人ならざる物達も人と共にあるそんな時代…。

人々の中に陰陽師と呼ばれる呪術に秀でた者達があり、
彼らは、ある時は人ならざる者を退魔し、ある時は人々の未来を占い、力無き人々を守る。

この時代、陰陽師の最高峰と呼ばれたのは、安倍晴明と呼ばれる男であった。
彼は、九尾の大妖、九尾狐と人間の間に産まれたと噂され、確かに、他の陰陽師とは桁違いの力を持っていた。
その力は帝を初めとした時の権力者達からも信頼され、頼られるほどであり、都で彼の名を知らぬ者はいない。


「安倍晴明」、彼の屋敷は都の中心から少し外れた場所にあり、
小さなその家の門前には家人もおらず、時の権力者らに望まれる陰陽師としては異例と言わざるを得ない簡素な住まいであった。

そして時間は虎の刻、雲の隙間から差す三日月の青白い月明かりと、時折、わずかな虫の鳴き声だけが辺りを包む、
人々は夢の中の住人であり、静まり返ったその闇夜の中、安倍邸に入る影が一つ…………。



眠っていた晴明は、庭先に、侵入者の気配を感じとり、その漆黒の瞳を開けた。

「……誰だ…?」

夜着に身を包んだ彼は、気だるげに身を起こし、その長身を布団から引き放し、気配を感じるままに庭の木の元へと視線を向ける。かさりと音を立てる木々の合間より出でる白い何か・・・。

「…白銀の…狐…?」

晴明の視界に飛び込んできたのは、一匹の美しい白銀の狐、
しかし、その右前足には赤黒い血がこびりついており、追われたのだろうか、毛並みは薄汚れており、足並みは覚束ない。


「人里に迷い込んで罠にかかったか…おいで、この晴明が治してやろう…」

晴明がそう言って手を伸ばせば、狐は晴明の元へとフラフラ歩み寄る。
晴明が狐を受け止め、何事かの呪を唱えると、狐は光に包まれ、傷口が塞がり、薄汚れていた体は白銀の艶めきを取り戻した。

「今宵は冷える、良い布団ができたな…」

そう言って軽く笑った晴明は狐をその腕の中に抱き上げると、再び床につくため室内へと足を運んだ。


・ ・ ・ ・ ・


次に晴明がその気配に気づいたのは、腕の中の温もりが身じろきをした瞬間であった。

「ん………朝…か」

そう口にした晴明は己が抱き締めている腕の中にいるのが、昨夜の白銀の狐ではない事に気づく。

「あ、あ…あの、おはようございます。」

「…………おはよう…君は誰かな?」

夕べ己の腕に抱いたのは銀狐だったはずなのだが、現在の晴明の腕の中にいるのは、薄い桃色の衣を纏った茶色く短い髪の小柄な少女であった。茶色い髪をしていることから、彼女が人間ではないことはうかがい知れる。

けれどこの突然の事態に晴明は慌てることもなく腕の中の少女の拘束は解くと、むくりと布団から起き上がった。


「え…っと、その、信じて頂けないかもしれませんが、夕べの狐です。」

「ふむ…そうか…、名は?」

「え?あ、はいキョーコです。」

「そうか、ではキョーコ、怪我の具合はどうか?」

慌てる事もなければ、驚く事もしない晴明にむしろキョーコが困惑した。

「は、はい、晴明さまのおかげで問題ありません…けど…私が狐だって事に驚かれないのですか?」

驚き慌てて欲しい訳ではないが、こうも鷹揚に構えられるのも、逆に困惑するというものだ。

「この世には須く、有り得ない事は何も有り得ない。
夕べ私は狐を抱いて寝て、朝、君が私の腕の中にいたのだから君はあの狐なのだろう?」

何から何まで見通しているかのような、謎めいた色を浮かべる漆黒の瞳に、キョーコは己が捕らわれるかのような錯覚を覚える。

「それに、この館には私の結界が張ってある、害を成そうとするもの、敵意のあるものは入れない、
私が受け入れる事が出来る者のみが入れるはずのここに容易く入れたという事は、君には入れる資格があったということだよ。」

そう言って晴明は笑む。
それは昨夜、キョーコが朦朧とした意識の中見た嫣然とした笑み。

「夕べは危ない所を助けていただきありがとうございました、晴明さまにお会いしたくて都を訪れたのですが、狐が珍しかったらしく、都人に追われてしまいまして…」

三つ指を付き感謝の言葉を述べるキョーコを見つめる晴明が口を開く。

「この晴明に何か用がある…と?」

「は、はい、実は…」

顔を上げて晴明を見つめたキョーコは唾液を嚥下し、緊張した面もちである。
キョーコは意を決し用件を口を開く。

「私を、晴明さまの弟子に、いえ、使い魔の末席でかまいませんので、お加え頂きたいのです。」

「ふむ、それは何故か?」

「私は妖狐の里の八尾、七尾の狐を両親に産まれた狐なのですが、私には産まれつき三尾しか尾があらず…、無能な異端児として両親や里の民は私に落胆し、放逐されて今日に至りました、17の成人の暁には縁を切る為に里を出よと…、
私には、外界の知識も呪いの知識もありません。私は…妖狐とは名ばかり、神通力の使えぬ空の器なのです。」

妖狐の能力の強さは尾の数で決まるという。
九尾が最高とされる中、八尾、七尾を両親に持つのならば、当然能力の高い者が産まれるという周囲の期待があって当たり前であったのだろう。
三尾であるという事で、辛うじて人への擬態をすることは出来るが、それだけしか出来ないということで、虐げられてきたのだろうという事は晴明には簡単に読み取れた。


「それは不運な事だったな…して、何故この晴明に下りたいと願うのか?力を持たぬなら何ゆえ私の弟子なり使い魔となる事を望む?」

「あなたは九尾狐の子ながら人として生きる道を選んだと伺いました、私は呪術的な知識はありませんが、生きる為の食事や洗濯、そういった躾はされております。お側においては頂けませんでしょうか?一人は、怖いのです。」

「ふむ、里を追い出されて行くあても無く、同じ狐であるという私の元へ来た…と。」

「は…はい…、厚かましい願いだとは分かっております。」

「しかし、こうは聞かなかったのか?キョーコ。
九尾狐と人の間の子は、尾を一尾すら持ち合わせてはおらぬ…と」

「知っております、ですから…」

「…私も異端児だからこそ、同じ異端児の君を受け入れるのではないかと思った…か?」

読み取れない表情を浮かべた晴明がキョーコの行動の真意を正確に計る。

「はい…。」

「ふむ…そうだな…」

晴明の言葉を一言も聞きもらすまいとキョーコは、じっと晴明を見つめた。

「キョーコ、お前の真名はなんという?どういった漢字か?」

「『京子』、と書きます。」

空に指で漢字をなぞりながら晴明の言葉に応える。

「ふむ、では京子、齢はいくつか?」

「先頃、17になりました…。」

それが何か…?と不思議そうな顔をした京子に晴明は立ち上がり、京子の頬にその大きな右手を添えた。

「あ、あの、晴明さま・・・?」

晴明の突然の行動に狼狽する京子を眺めながら晴明はその口を開く。

「お前は本性の狐の姿と同じで真っ白だな…疑う事を知らぬ…この晴明が一つ教えてあげよう。」

「は…はい」

「これからは簡単に真名と齢を人に教えてはならないよ、特に私のように呪を使える者には…ね。言霊に捕らわれてしまう…」

「は…はい…っ」

素直に返事を返す京子に晴明は嫣然たる笑みを浮かべた、その艶めきたるや、男性とは思えない妖艶さすら漂っている…


「いいよ…京子、お前をこの晴明のものとしよう。」

「本当ですか!?晴明さま………んっ!!?」

了承の言葉を述べた晴明はそのまま京子に口づけた。

「契約は成った、これで京子は私のものだよ…ふふ」

「へっ!!?あ…あの…あの!!!」

予期しない展開に京子は真っ赤である。
彼女は口づけはおろか、今まで両親とも録に触れ合いを交わした事がない、晴明の温もりは京子に動揺をもたらす。


「お前には色々教えてあげよう、色々とね…。例えば
この晴明を都の何人たりとも害せない、それは何故だと思う?」

「それは・・・晴明さまがお強い力をお持ちだから、でしょうか?」

晴明の問いに、京子は首をかしげながら、自分の思いつく回答を述べる。


「ふふ、確かにそれもある、それともう一つ。…誰もこの晴明の真名を知らぬのだよ…」

「晴明さまのお名前は本当のお名前ではないのですか…?」

「そう、京子、お前には特別に教えてあげよう、私のモノなのだから覚えておいで、私の真名は…蓮…と言うのだ。」



――――――――――――――

パラレルやらかしました・すいませんでした(平伏)

練りに練ってこんな妄想してたんです…ね。練りに練ってこの程度、プっとか言われそうorz

面白そうだという声があるなら続く…かもしれませぬ…
蓮を夜の帝王モードなままで安倍晴明をさせたかったのですが、あれ…キャラ変わりすぎてね…(苦笑)
この後は、京子たん蓮といっしょに内裏に行くんですけど、稚児ぐらいの方がいいかなってことで、
夏彦、でどうかと←おーい。

ちなみに
青龍…社
朱雀…奏江
 とりあえず、十二神将はあとは晴明による具現化中ってことにして欠番。
帝…ローリィ
 もう帝ポジしかありえなかった(笑)
東宮…飛鷹
 とある事件後から奏江がお気に入り。
姫宮…マリア
 ばったり出くわす京子を気に入る。  
九尾…クー

みたいなキャストで妄想してた…
うん…妄想ドンマイ…

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| | 2010/03/01/Mon 23:28 [編集]
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