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ACT.171続き妄想
こんばんはーでございます。惣也でっす。
もうすぐ30万打だなぁ…なにやろうかなー、ていうか、あれだ、連載完結させなきゃなぁと思いながらゴロゴロしてたら、30万打越えておりました。ありがとうございますー!!!報告下さった某さま、お久しぶりです^^キリバン何か希望ありましたらどうぞ…いつになるかは分かりませんがそれでもよければ←え。
20万打のリク…実は2本未消化してますが←最低ですな。おい。もっとさくさく書けるかと思ってたら、そうでも無く…書き始めの頃より考えながら書くようになったからの進歩だと思いたい…自分を過信せずに堅実な計画を立てよう…orz
こ、これはけっして狩りにかまけているせいでは←間違いなく狩りだな。こないだPSP買って、すでにプレイ時間が60時間越えてます。…この時間泥棒めーっ!逆転検事終わった足で買った私が馬鹿だった…ゲーム脳スイッチ入ってしまってますですの。

さてさて、本誌がにゃんにゃんでにゃんにゃんなので、とりあえず本誌続き妄想を書いてました。
これだけじゃ山も谷もどうなん。と思わなくもないですが、一応、続きは裏庭逝きで確定なのですが、こっちにもパスワードで上げるようにしとこうかと…開き直って両方開放するなり、合併するなりすりゃいいんでしょうが…在り方に悩みます。うーんw

ということで、この続き妄想。一応続きます。一応。

あと、裏庭到着報告、オフ本到着報告の皆様、拍手コメントの皆様本当にありがとうございますーっ!!






ACT.171 続き妄想







貴島くんが彼女に抱いてしまっただろう好奇心には、嫌な予感と共に気が付いていた。
日にちが経てば落ち着くかと期待していたが、残念ながら一向に鎮静化する気配もなく、これまで一度も気にした事などなかったというのに、俺には勿論、百瀬さんにまで『京子』のアドレスを聞いてきた。

撮影で顔を合わせた百瀬さんが、「私は濁しておいたんですけど……」と教えてくれたので、確実に顔を合わせる事ができる機会としては最後になるだろうこの打ち上げパーティーで、彼が何か行動するんじゃないか、だとすれば彼女に近付けたくない。

せめて貴島くんの動向は把握しておこうと我ながら苦笑いする不純な動機で彼を探していたら、問題の彼女はその貴島くんと共に現れた。

貴島くんの腕にエスコートされ、会場の視線を全てかっさらう程の優美な姿で……。
凛と美しい美女。そんな彼女に「あれは誰?」と囁くように噂する周囲の声がやけに遠くで聞こえた。


「最上さん……」

「お疲れ様です、敦賀さん」

天使でも未緒でもナツでもない、いつもの彼女とは違う、誰よりも輝く雰囲気を纏う麗人。
けれど、それは俺が見間違えるはずもない。まごうことなき彼女の姿。

「え?キョーコちゃん!?ええ!!?」

社さんが盛大に驚く声が隣から聞こえてきたけれど、俺の視線も彼女に釘付けで、社さんに向けた反応なんて返せない。

「お、敦賀君は一発で見抜くんだ。流石だねぇ」

「敦賀さんとはよくお話させて頂いてますから……」

ニヤニヤと俺をからかう為に笑う貴島くんの言葉に、彼女は丁寧に返事を返しながら、ウエイトレスが運んできたドリンクを受け取る為に貴島くんの腕から自然に離れ、俺は少しだけホッとした。
ずっとあのまま貴島くんと組まれていたら、耐えられなかっただろう事は想像に容易い……。

「でもさ、ここに来るまでに結構な人数に会ったのに、誰も京子ちゃんだって気付かなかったじゃない。結構スタジオで話すスタッフだって気付かなかったんでしょ?」

「それは、まあ……そうですけど……」

「だから見抜いた敦賀くんは、やっぱり凄いよ」

「ところで、二人は一緒に来たんですか?」

できる限り平静に、穏やかにを意識して二人の会話に割り込んだ。
内に湧き上がる醜い嫉妬を表に出さないよう、細心の注意を払う。
俺がどれだけ遠く感じていようと、いまここでかわす俺達の会話にたくさんの人間が興味を惹いている事は分かっている。下手な発言は彼女の為にもできないのだと自分に言い聞かせた。

「そうそう、京子ちゃん、学校の制服で来てたからさ、この衣装、俺が用意したんだよ。急ぎだった割にはなかなか良いと思わない?」

「え……そうなんですか?」

とても誇らしげに貴島くんが言った……。

「そうなんです、貴島さんのご好意で……馬子にも衣装って感じですけど……」

恥ずかしそうに頬を染めて笑う彼女の言葉に、有り得ない、そんな感情しか出てこなかった。
なんでそういう事になったんだ……?
事務所も違う、接点はDARKMOONだけで、今日まで現場が被るような時間はどこにもなかった筈だ……。
それとも約束を出来るようにアドレスを交換しあった後だとでも……?

「いやいや、ここまで美人になってくれるなんてね。今日の打ち上げで一番の花をエスコート出来て俺は幸せだよ」

「ふふ、誉めすぎですよ、貴島さん」

「いやー。俺は本気だよ。言っただろう?超好みだって。俺としては是非お付き合い申し込みたい所なんだけど?」

「ふふふ、ありがとうございます。お気持ちだけ頂きますね」

二人の会話に目を見張った。
こんな大人びた表情をする子だったろうか……。
『恋なんて愚かな事はしない』と、どこまでも頑なだった彼女は今、俺の目の前で男のあしらいを覚え始めている。
まるで置いていかれるような疎外感を感じ、胸に焦燥感が湧き上がった。
このままではいけない。頭の中で鳴り響く警戒音が聞こえて俺は口を開く。

「最上さ……」

「あの、敦賀さん。ちょっとよろしいでしょうか?」

けれど、そんな俺を遮るように声をかけられ、俺はそちらに意識をむけざるを得なくなってしまった。

「あ、はい。なんでしょうか?」

呼びかけられて振り向いた先にはカメラを持ったスタッフとマイクを持った局のアナウンサーらしき女性。

「明日の特番用のインタビューですが、お話は伝わっておりますでしょうか?」

「あ……ああ。監督から聞いています。貴島くん、京子ちゃん。今日の最終回を受けて、明日DARKMOONの緊急特番があるそうだよ」

俺が身動きを取れなくなった間に、彼女と貴島くんに連れられて二人きりになってしまう事だけは避けたくて、二人を逃がさないようにと声をかけて、それが不自然にならないように三人がカメラに映るような位置にそっと移動する。
……なんて余裕の無い真似だと苦笑したくなる有り様だが、背に腹は変えられない……。

「へー、特番、明日なんだ~。富士テレビさんも気前が良いなぁ。よろしくお願いしまーす」

「あ……よろしくお願いします」

俺の言葉を受けて二人もレポーターに軽く頭を下げた。

「それだけDARKMOONが巻き起こした社会現象はすごいって事ですよ!私もみなさんに取材出来て嬉しいです。私、レポーター特権で、最終回見せて頂いたんですよーっ!もう、本当素晴らしかったです!!」

拳を握りしめて、熱く語ってくれたレポーターの彼女が、視聴者の声の代弁のようで、面映ゆい心地になった俺は、思わずクスリと笑い、彼女へ視線を向けると、彼女も同様だったらしく、頬を染めてありがとうございますとはにかんでいて、それが凶悪なまでの可愛さだった。
と、彼女を見つめていると、そんな俺の様子を面白そうに見ている貴島くんの視線に気付き、慌てて表情を引き締めた。

「ところで、京子さんって事は、未緒役の京子さんですか!?随分とイメージが違いますねーっ!!!」

「あ……はい、ありがとうございます」

未緒と彼女が全く違うイメージなのだということを印象付けるにはとても良い機会だと思う。
けれど、輝きに溢れた彼女は自分だけが知っていたいなんて、矮小な欲望も心をよぎり、自分の器の小ささに自嘲が零れそうになった。

「本日の最終回も未緒は嘉月と美月の恋のキーパーソンでしたねーっ」

「そう……ですね、ありがとうございます。未緒を愛して下さった皆様に心からお礼を申し上げます」

「ちょっと、京子ちゃん、固いよ~っ、今は京子ちゃんであって未緒じゃないんだから。もうちょっとさ、見てくれてありがとうって感じで砕けてもいいんじゃない?」

「えっ?私、固かったですか?」

きょとんとする彼女に、貴島くんとレポーターが小さく噴き出した。

「あらあら、京子さんは本当に丁寧な方なんですね。現場でもこんな雰囲気で?」

「そうですねー、俺は京子ちゃんとの絡み少なかったですけど、敦賀くんや逸美ちゃんとはかなり被ってたんで、結構ワイワイやってましたよ」

「ああ……そうですね。確かに現場の雰囲気はとても良くて、キャスト一同が一丸になってましたから」

「敦賀くんと逸美ちゃんは京子ちゃんともかなり仲良しだしねぇ」

意味ありげな彼の視線に、レポーターが反応しそうな気配を見せたので、苦笑してどう矛先を逸らすかを考える。

「そんな、普通ですよ」

「でも二人とはメールしたりもするんだろう?」

しまったと思った時にはすでに遅かった。

「あ、はい。私はまだまだ未熟者なので色々相談させて頂いたりしてます」

「へー、敦賀くんって後輩に親切なんだねぇ」

『やっぱりアドレス知ってたんじゃん』と言わんばかりの視線を俺だけに分かるように向けながら、彼女に『後輩』を強調してくる手腕は、流石にこの業界で数多く浮き名を流しているだけのものはある。この場で俺は後輩という事は肯定出来ても、それ以上には何も主張できない。
クッと笑う彼の余裕の表情に嫌な予感がした。

「ってあれ、逸美ちゃんじゃん。逸美ちゃーん、こっちこっち!」

「え?あ、百瀬さんが来られたんですねっ!こんばんは、ちょっとよろしいですか!?私リポーターの……」

今し方会場に到着したらしい百瀬さんに向かい貴島くんが大きく手を振れば、レポーターが食いつき、百瀬さんも招かれるままこちらへと歩いて来てくれた。

「やっぱり主役二人の並んだインタビューも大切でしょ、俺達はそこらでいますから、また後にでも。じゃ、京子ちゃん、行こうか」

「あ、そうですね。では私達はこれで……」

彼女は貴島くんと二人でこの場を離脱する為にぺこりと頭を下げた。
こうなると引き止める事も不自然で、主導権を貴島くんに取られてしまった事を悔やむしかないのだが、それを表に出す事もできない。

「……あ、うん……じゃあ最上さん、また後でね」

「…………はい……」

この場で彼女を名字で呼ぶ事が、俺に出来る精一杯の特別だという強調だったのだが、返事をする彼女は、なんだか表情が硬く、違和感を覚えた。一体、何を思っているのだろう……。

「それでは……」

もう一度頭を下げた彼女の背に当然のように手をやり、連れ去っていく貴島くんが心底羨ましい……。ぎゅっと手を握り締めてそれを見送る。
けれど、遠ざかっていく二人の背中をずっと見続ける訳にもいかず、一度床に視線を落とし、ふぅ……と一つ息を吐き出して俺は顔を上げた。
……二次会ではもう少し話しが出来るだろうか…………。
そんな期待を抱いていたけれど、俺が二次会会場にたどり着いた頃には彼女は百瀬さんと大原さんの間に席を取っていて、あわよくば隣を……そんな俺の願いが叶う事は無かった。







ということで前編?でございます。
どこまで表で行けるかまだ謎なので、とりあえず、箱庭アップしましたー。というか、裏にするには温いかもしれん・・・うにゅるー。

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