スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ACT.172続き妄想
おこんにちはー^^
13時間耐久撮影会やってきて身体が筋肉痛でガッチガチのそーやです。元気です←心は。
本誌が大変熱いでございますねー!むふふvむふふvとるんるんしてますが、今回未だかつてないほど
「続き妄想書いて!」の声を頂きましたのでw書いてみました…テヘ☆
本当は書くつもり無かったとか言ったらどの口でそれをとか言われそうですが、前回ので続き妄想は力尽きたと思ってたんだ…wだけど意外と書き始めると出ちゃうもんですね…www
我が家の妄想シリーズは絶対こうはならないだろうwの妄想なので、だだっぴろいお心で読んで下さる方は追記よりどうぞー!

しかし、最近続き妄想ばっかりでコミックス派の方には面白くない更新率で申し訳ございませ(汗)
クエストとかちゃんと書いてるんで、また改めてアップに舞い戻ります!

あと、通販到着報告、裏庭到着報告の皆様、誠にありがとうございますー!!
拍手コメも本当いつもいつもありがとうございますーっ!!!





ACT.172 本誌続き妄想









溜め息を吐かれるのか、

叱られるのか、

嘆かれるのか……

一体どういう反応が返ってくるかは分からなかったけれど、私は喧騒が巻き起こる方を選んだ。



静寂の中で響く自分の心臓の高鳴りは、とても大きく響くけれど、喧騒の中ならば、例えそれが響いても、聞き間違いなんだと逃げ道が作れる。そう思ったから。

だから、

「それってつまり、敦賀さん。私をどうにかしたいって言ってます?」

だからこそ、あえて私らしくない切り返しで返したって言うのに。

「…………じゃあ君は俺とどうにかなりたいって思ってるの?」

私の言葉に驚いた顔をした敦賀さんは、くすりと笑って私の質問を質問で返してきた。
その顔が憎らしい程決まっていて、また耳の奥でドキリと言う音を聞いた。

「……し、質問に質問で返すってズルくないですか?」

「そう?」

否定で返ってくるはずの質問が予想外の方向で返されて、私は答える言葉を見失った。
きっとこんな駆け引きめいた言葉を言われ慣れている敦賀さんだもの。私がこんな大人の女の人が言うようなセリフを口にするなんて100年早かったに違いない。
すぐに後悔したけれど、口に出してしまった言葉を引っ込める事はもうできないから続きの言葉を模索した。

「……それに、…………敦賀さんは世の中で言う、抱かれたい男ナンバーワンなんですよ?普通、敦賀さんとならどうこうなりたいって望まれる方が大半じゃないかと思います」

なんとか無難な答えを返したと思う。けれど、この質問は私の心に大きな波紋をもたらしていた。

私は敦賀さんの腕が優しい事をすでに知っていて、
その温もりの中が安心する事を知っていて、
また敦賀さんに抱きしめられてみたいと思っている。
そんな自分がいるのだという事が一瞬で浮き彫りにされてしまった。

「望まれる方……ね……」

敦賀さんの纏う艶のある雰囲気に思わず呼吸の仕方を忘れた。

そして、またくすりと笑った敦賀さんが口を開こうとした時、私たちの到着に気づいたスタッフが近づいてきて、意識をそちらに向かわせる事で私は小さく息を吐き出す。

「あ。はい、今行きます」

呼ばれた事からこれ幸いと返事をして立ち上がれば、ここへ来るまでは私の前を歩いていた敦賀さんが、当然のように隣にやってきて、腰を抱かれた。

「っ……」

貴島さんにされた時は何とも思わなかったのに、敦賀さんのそれだけで私は幾重にも重ねておいた防御壁が一気に崩れ落ちた事を知る。


私は……敦賀さんが欲しいのだ…………。




――――――――――――――


「ありがとうございました」
「ありがとうございます」

「お疲れ様でした。それではお二人はまたパーティー会場の方へ……」

「はい、失礼します」

インタビューを無事終えて、立ち上がれば、やはり敦賀さんは隣に立ち、とても自然な動作で私の腰を抱いた。

「じゃあ戻ろうか」

「あ、はい」

きっとスタッフの人がいる手前、エスコートしてくれてるのよ。
だから、深い意味なんてない。
期待するなと自分に釘をさして、敦賀さんに引かれるまま歩く。
いつもならうっとりと見入る事が出来るキラキラと光るシャンデリアも、真っ白な壁も、赤い絨毯の引かれた廊下も、ただ有るというだけで、敦賀さんの存在感の前には無力だった。
いっそそちらに夢中になれれば、こんなにも敦賀さんだけに五感の全てが集中するなんて事にはならないはずなのに、腰に回された手が触れている箇所が熱くて、私は敦賀さんを意識していないふりをするのに必死になる。



「って、え?今の所まっすぐじゃ……」

ざわざわと聞こえていた会場のざわめきが少し遠くなり、戻る道を通り過ぎている気がして、敦賀さんを見上げる。

「そうだよ」

「え?きゃっ!!!」

肯定したかと思えば敦賀さんの腕に力がこもり、すぐそばのテレフォンと書かれた個室へと引き入れられた。
本来一人で電話する為に設けられているそこは二人で入ればとても狭い。
パタンと扉を閉められれば、磨り硝子で足元以外は外からは見えないように綺麗に遮断されてしまう。

「内緒話しをするのに他に適した場所が思いつかなくてね」

ごめんねと言う敦賀さんに、いえ……と言うのが精一杯で、私はこの動揺をどうすればいいのか分からない。
普通に考えれば、狭い個室に男性と二人きり。まずい事態だという事になるけれど、相手が敦賀さんだから、酷い事はしないという事は分かる。
……私の心をかき乱してしまうから酷い人だと思うのは私の勝手だもの……。
だから静まれ。自分の心を収めるのに私はまた必死になった。

「な……内緒話しって……何か……ありましたか?」

「なんでもない振り。上手になったね」

「え?」

ポツリと言う敦賀さんに、一体なんの事ですか?そう言うはずの私の唇は突然覆われて、声を出す事は出来なかった。

「んっ!!!?……ふっ……」

キスをされている。
分かったのはそれだけ。

「っく…………っ……」

狭い中で腰を抱かれ、密着しているから敦賀さんの胸と自分の体の間で挟まれた腕に力はどれほども入らなくて、ただ敦賀さんのジャケットを掴む。
敦賀さんから贈られるキスに簡単に酔わされている私に拒む事が出来る訳もない。いつかの時と違い、なぜ力が入らないのか、理由は分かっていた。

「インタビュー……上手に出来てた」

唇を離して敦賀さんが囁くように言った。

「なん……ぁっ……」

それでも何をするんですかと抗議しようとしたら、また唇が塞がれて、今度は温かい物が口腔内に入ってきた。

「……ぁ……んっ……」

歯列をなぞり口蓋を這うそれが、敦賀さんの舌なんだと気づいた頃には、逃がさないというように舌を絡め取られ、唾液がクチュリと音を立てた。

「ふぅ……ん」

巧みなキスにゾクリと背筋が泡立ち、耳に届く甘ったるい声が自分から出ているのだという事に、信じられない思いに駆られながら、魂から全部を奪われるような息苦しさに、目尻に涙が浮かんだ。

隅々まで貪られた後、ようやく敦賀さんの唇は離れていって、私は荒い呼吸を吐く。
キスの激しさに、抜けてしまった腰は敦賀さんに抱えられたままで、肩で息をする私の頭は、何故?どうして?と疑問符だけが飛んでいて、頭が真っ白だった。

「これが俺の答え」

「…………え?……」

「俺は君をどうにかしたいっていう下心を持ってる」

「……っ……」

敦賀さんの言葉が信じられなくて、瞳を見開いた私はただ硬直していた。

「君の純潔を貰い受けたい」

「う……そ……」

「嘘や冗談でこんなキス……二度もしない」

親指の腹でスルリと唇を撫でられ、耳の下から首まで回された指に敦賀さんの手の大きさを意識して頬に熱が集まった。

「だ……って……」

これまでそんな下心があるなんて微塵も出さなかったくせに、目の前にいるのは夜の帝王のような敦賀さんで、私に逃げ場がなくて、その声だけで鼓膜からグズグズに溶かされてしまいそうだった。

「俺の気持ちは気づかれないように仕舞っておくはずだったのに、君が俺を煽ったんだ。責任……取ってくれるよね?」

「せき……にんって……そんな……」

「よその男に贈られたドレスなんて今すぐ剥ぎ取ってしまいたいと思っているし、君を俺だけのものにしたい」

「あ……の……」

「何度だって愛してると囁いて、最上さんの身体に俺だけを刻みつけてしまいたいんだよ……君が、俺だけしか見ないようにね……」

見上げる敦賀さんの表情が真剣そのもので、怖くなった私は首を振った。

「……い……や……」

「じゃあどうして俺の腕から逃げないの?」

こんな場所に引き込まれて、どうして逃げない?それは、敦賀さんの腕の中にいたいという自分が、逃げなければいけないという私を押さえこんでしまった結果……。

「そ……れは…………」

抗いがたい魅力を携えている貴方が悪いのだと、まるで天災のように私の心の守りを荒らしてしまう敦賀さんが恨めしいのだと言いたいけれど、まるで告白めいた言葉になってしまうという事は停止する寸前の思考回路でも分かっていたから何も言いだせなかった。

「俺のキス……受け入れたろう?二度目はないって……教えてあげたのに」

そう言うと敦賀さんの秀麗な顔がまた近づいてきて、触れるだけのキスをした。

「これで三回。君はプライベートで俺のキスを受け入れた……違う?」

「……それはそう……ですけど……でもこれは……ちが……」

「何が違うの?」

今度は敦賀さんの顔は、私の後頭部のほうへ降りてきて、ウィッグの髪をさらりと掬った敦賀さんは私の項にチュッと音を立てて吸い付いた。

「っやん……」

吸われたそこがチクリとする痛みに声が上がる。

「そろそろ時間だから戻らないといけない。だから二次会が終わったら逃げずに俺の元にくるんだよ?」

「え……?」

「逃げたりしたら、今のよりもっと痛くて苦しい目に遭う……。それこそ一生分の涙が枯れるまで啼かせるよ?いいね?」

「あ……あの……」

「ほら。戻るよ。おいで」

私の返事なんて聞かず、ガチャリと開いたそこから先に出た敦賀さんが腕を伸ばし、その手を拒むべきだったのに、私はその手のひらに自分の手を預けた。

「もう逃がしてあげないから……」

握り返される時に小さく囁かれた言葉に、私は自分から逃げ道をなくしてしまったのだと悟る。
敦賀さんのエスコートにまかせ、無言で会場に向けて歩いていく。

「……恋なんて、もうしたくなかったのに……」

次第に大きくなる喧騒に紛れ、誰にも聞こえないように小さく呟いた言葉は、誰にも聞かれないはずだった。

「それでも俺は君が好きだよ」

「っ……」

小さく返された言葉に私は自分の心にかけてあった鍵が完全に壊されて、ガチャンと地に落ちてしまった音を聞いた。












据え膳食わねば男の恥だ!!!←もちつけ。

スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

お久しぶりです
こんばんは、惣也様。
是非とも、二次会の様子とその後をっ。続きをお願い致します。
気になって仕方ありません。
そして、惣也様の様に書くことが出来たらいいのにと、不甲斐なさを実感しております。
お体に気をつけて、お過ごし下さい。
陽月 | URL | 2011/03/08/Tue 00:35 [編集]
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 光の箱庭. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。