スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

SS・白銀の狐2
まずは相互リンクのお知らせから。
私のかねてよりストーキングしておりました←
お二人がリンクを貼り返してくださいましたーっ
ど、ど、どうしようか!!!あわわわわーっってなりましたが、とりあえず、まず喜ぶことからはじめよう←落ち着いて。

夢幻花/日向ひなた様
まずはお一人目、ひなた様です。リンクの方は書庫の方をさせていただいてるのですが、最近連日更新されていた、本誌続き妄想SSの秀逸さはもちろん、I Love Youが言えなくて、聞きたくてのシリーズにキュンキュンして萌え死んでた私がおります。是非みなさまもきゅんとして下さいませvv。

LOVER'S NAME/榊 伽夜さま
もうお一人です。榊伽夜さまですー。皆様ご存知のサイトさまかと思います!
短編から長編まで、どれも引き込まれる作品ばかりですv私が初めてお邪魔させていただいたスキビサイトさま
なのですが、蓮が蓮すぎて大好きなので、是非みなさまもいってらっしゃいませー!


さてはて、安倍晴明シリーズです。思いの他、予想外に好評頂いたので、色々妄想かっとばして、
色々展開考えてみましたですよー。出会いまでのやり取りしかはっきり固めてなかったので、
かなりご都合主義を貫きました☆←。

そしたらこれからの話の展開で、えらく晴明@蓮の色気がダダ漏れるパラレルになる方向になりそうです。
ちょ、それらめー!っていうセクハラとか・・・←自重せよ。現代軸だとなかなかやれないので、こういう
ところで帝王降臨させてやろうという腹。

あ、真に受けてる方はいらっしゃらないと思いますが。
作中の設定は、私の脳内設定なので、史実というか、通説を大幅無視した設定多数です。
たとえば、晴明の母親が狐っていうのが普通なんですが、私の都合で、父親を狐にしました。
そんなご都合主義多数の話作りをしてますので、濃い安倍晴明ファンの方からしたら「ちょ!なんじゃそれ」
って思われるかもしれませんが パ ラ レ ル  ですからね!!!
そんな感じなので、パラレル内の表現、真に受けないで下さいね~。(笑)といって逃げる。

あとはですねー、近く、飛鷹×奏江の未来設定SSを出してみようかと思ってます。妄想してたら予想外にニヨニヨする
話ができてしまった・・・(笑)
すいません、なんか暴走気味であることは分かってます。しかし自重できそうに無い(苦笑)
蓮キョ話は、山あれば谷ありのCを妄想したり蛹6とか、同居編の続きとか妄想しまくってるんですが、
思いのほか、オチが弱すぎて・・・orz 特にC・・・落ちが弱すぎてただの駄文以下である。orz
が・・・がんばれ私ーっ(笑)


ではでは、追記よりどうぞー。


 
――――――――――――――

 白銀の狐 2
 -はじまりの出会い-

――――――――――――――


妖狐と呼ばれる生き物は、その尾の数で能力の優劣が決まるという。
尾の数が多ければ多いほど、力は強く、最強は九尾とされる。
三尾の狐である京子の力は妖狐の部類としては最弱、人型への擬態が出来る、程度の能力しか無い。
けれど京子が異端児とされ、里を追われた理由は"三尾である”だけが理由ではない。
彼女の本性が白銀であった事。それも大きな理由である。


妖狐とは通常、群れにより里を形成し、生きる生き物であった。
京子の母は里の長であり、父は隣の里の長の子。
力の強い二人が番{つがい}となる事に、当時、より強い次代の子供を望む民達の期待は相当の物であったという。

けれど民達の期待に反し、里には一人として前例のない、白銀の狐であり、三尾しか持たないキョーコが生まれ、異端すぎる子供の誕生により亀裂の生じた父母は決別をした。
ちょうどその時期に里の作物の不作が続き、民達はそれすらを産まれて間もない幼子のせいではないかと噂した。

異端の白銀の狐、里の者達はみな、禍事を呼ぶ子、『凶子』と呼んだ…。

彼女を殺す事で起こるかもしれぬ、そして起こってもいない凶事を厭う彼らは、成人するまでは京子を里に置くことを了承し、母親は、同じ頃に子を産んでいた、里の最も穏やかな性格であった5尾の狐にキョーコを育てさせた。

育ての親である狐は、その里では唯一キョーコに優しく、穏やかであった。
彼女はキョーコを『京子』と呼んだ。
そしていずれ、里を追われ一人で生きていく日の為に、京子に人としての衣食住を教え込んだ。
それは、追われる運命を回避する事が出来ない京子への彼女の精一杯の優しさであった。

彼女の息子すら蔑んでキョーコを『凶子』と呼ぶ中、彼女だけは里を降りるその日まで『京子』と呼んだ。


狐の里を追われてしまえば、あとは人として周りをごまかしながら生きるか、本性の狐として生きるか…京子には、そんな選択肢しか無かった。

そんな彼女の幸運は、自分と同じく異端児であり、人として生きる事を選んだという安倍晴明、彼について話す狐達の会話を耳にしていた事であろう。

京子には異端児、安倍晴明の噂に、かすかに心あたりがあった…



昔、一度だけ九尾の狐が京子の里に訪れた事があった。
そして、異端児の京子は里へ入らぬようきつく厳命され、彼女はいつも一人で過ごす川縁へと足を向けた………。

――――――――――――――

京子がいつも彼女が通る秘密の獣道をくぐりぬけ、河原へとたどり着いた瞬間、その目に飛び込んでてきたのは、太陽のように眩い輝きを放つ金色の髪色の少年。

「あなた…だあれ?」

京子がいつも一人で座るその岩の上に、少年は腰掛けていた…。

「…僕は…クオン」

ちらりと京子を眺め、また水面へと視線をもどし、それだけの言葉しか発しなかった彼を、京子は不思議そうな目で見つめた。

彼には里の誰もが持っているはずの"尾"が無かった。
そして少年の金色の髪を京子は見た事がない。
狐達はみな茶髪ばかり、京子は見たことがないが、狐達の話に上る人間は、漆黒の髪色であるはずだ。

「クオンはどうしてここにいるの?」

「…父さんが里に入っちゃいけないって言ったから…」

「じゃあキョーコと同じね。キョーコも今日は里に帰っちゃいけないの。」

京子の言葉に興味を持ったクオンが水面を見つめていたその顔を上げ、京子に視線をあわせた。

「君も?どうして?君はあの里の子なんでしょう?」

「キョーコは凶事を運ぶ子だから、九尾さまがいる間は里にいちゃいけないの。」

それが至極当然の事であるように言った京子にクオンは眉をひそめた。

「君は普通の狐に見えるよ?僕みたいに尾が一本もない訳じゃない」

「でもキョーコは銀色だから良くないんだって、里のみんなも母さまもそう言ってたもの、大人になって一人で里を出られるようになるまで、迷惑をかけちゃいけないの」

京子は悲しい顔をしているが涙は流さない、きっともう何度も言い聞かせられてきた事なのだろう。

「きょうこちゃんは一人で生きなきゃいけないの?」

「うん、そうしないといけないってみんな言うわ」


「…なら…いつか僕の所へおいで、僕もきっと一人でいるから、きょうこちゃんが来てくれたら嬉しい。」

「クオンも一人なの?」

そう問われたクオンが寂しそうに笑った。

「多分ね…、僕は父さんみたいに尻尾がないから大人になっても妖狐として群れの中で生きていけない。」


「私、一緒にいてもいいの?」

疎まれ続けていた京子が誰かに何かを望まれるのはこれが初めてだった。

「うん、一緒にいてほしいな…きょうこちゃんは僕のものになってくれる?」

「うん!キョーコはクオンのものになる!」

「約束だよ、きょうこちゃん。」


これは小さな子供達の交わした約束……。
たった1日の逢瀬。風が別れの時間を告げた時、クオンは京子に青い石を差し出した。

「きょうこちゃんにコレをあげる、これがきっと君が大人になるまで守ってくれるよ。
これは父さんの力が込められた守り石。僕には父さんがいてくれるから、秘密の御守りはきょうこちゃんにあげる。」


そうして小さな子供達はいつかの再会を約束した………。




――――――――――――――


京子と安倍晴明は向かい合い、京子の作った朝餉を食べていた。


「晴明さまはどうして私と契約してくださったのですか?」

契約として晴明に唇を奪われた事に激しく動揺した京子は、余裕の笑みを浮かべる晴明に朝餉を所望され、
動揺したままそれを作り上げた。
しかし、その時間が功を奏し、京子は落ち着きを取り戻す事が出来、朝の一連のやり取りの
晴明の真意を問うべく、晴明へと疑問を投げた。


「京子が結界を通り抜けてきた初めての子だからだよ。」

「結界…ですか。」

「くぐり抜けられるのは私の大切なものになれる者だけ…。それに、星を見ていたから、
夕べ誰かが結界をくぐり抜けてくるという事は分かっていたからね。」

艶のある微笑を浮かべた晴明に思わず京子は頬を染めるのだが、京子は自分の行動が正しかったかを確かめねばならない。
幼き日に交わした約束をした少年は、九尾の狐と人間の相の子であり、目の前の安倍晴明も同じであるという。
しかし、眼前の彼の髪色は漆黒で、記憶の中のクオンとは結びつかず、さらにあっさりと教えられた真名は『蓮』であるという。


「晴明さまは、あの」

「京子。」

箸を運ぶ手の動きを止め、京子の質問を遮るように晴明が京子を呼び止める。

「は、はい!」

「先ほどから晴明、ばかりだね。私の真名は『蓮』だと教えただろう?蓮と呼んでくれないか??」

「あ、はい、申し訳ありません。蓮さま。」

「それとも君は『クオン』と呼ぶ方がいいのかな?」

蓮は京子へ、微笑みを浮かべた。

「あ・・・。」

「『クオン』は狐の私の真名、『蓮』は人の私の真名。人として生きている今は、蓮と呼んでくれると
私は嬉しいんだけれど。」

蓮の浮かべた微笑に京子の動きは固まったまま。

「約束を守ってくれてありがとう。京子。」

「・・・蓮・・・さま・・・。」

「さて、君には色々教えなければならないね、ここで私と生きていく為に・・・。」

そう言った蓮の顔はとても幸福に満ちている優しい微笑みであった・・・。


――――――――――――――

二人の出会い編、終。
思いのほか説明ばっかりになりましたが(汗)
とりあえず、こっから物語は動きます。多分(笑)

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