スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

アンソロサンプル「DISTANCE」
はい、こんばんはー!
ということで、目下原稿修羅場の真っ最中でございます!うおーっうおーっ!
と、そんなのはさておき。
5/4、5/8のスキビプチオンリーの記念アンソロに参加させて頂いておりまして、それのサンプル&通販予約の受付が開始されたのでお知らせでございます!!

4月中旬までに先行予約された方には、スタンプラリー景品小冊子が一冊ついてきますので、買おうと思われてる方は、忘れないうちに予約をするか、現地で買われるかをお勧めでございまする!
ちなみに、わたくし、ラリー景品小冊子もカラー絵一枚参加させて頂きました^^
この小冊子、かーなーりー豪華な絵師様祭りなので(参加者特典で他の絵師さまの絵を先にちらっとみちゃったのです^^)いや、そんな中に混じっていいの?って思わなくもないですが、はい、ぜひゲットして下さいね!

ということで申し込みはこちら↓
PCサイトさまなので、携帯の方は…ど、どうにかがんばって下さいませ(汗)


スキ*スキ*スキビ祭様




後半は、プチオンリー告知サイトでもサンプルアップされておりますが、うちでもサンプルアップしときます^^
記念アンソロは16Pで参加させて頂きましたー^^

ということで、どん!




DISTANCE




 彼女に近づいて行く男が抱える花束が、キラキラと光りながら視界をかすめていった。
 だめだ、その男を近寄らせてはいけない。そう言いたいのに声は一言も出ない。
彼女に近づいて行く男の腕を掴んで引き離したい。そんな俺の思いとは裏腹に、足は地面に縫いつけられたように一歩も動かず、俺は彼女の唇が奪われる様をただ見ている事しか出来なかった……。



「――めろ……やめろ、不破!」
 目を開けば見慣れた自室の天井が映り、俺は夢を見ていたのだと理解して、そこでようやくホウと重い息を吐きだし身体を起こした。
「またか……」
 バレンタインのあの日、俺の目の前で彼女の唇が奪われた。
「……っ」
 あの事件から三日三晩、繰り返し見続ける悪夢の中で、何度となく不破は彼女を蹂躙し、俺は何度もそれを阻めずに、ただその光景を見ている事しか出来ない。
「…………水……」
 すぐに横になる気分にもなれず、最近ではお決まりとなりつつある行動だが、キッチンに足を向け、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して一気にあおり、テーブルの上へ着地させる。
 そのまま視線を滑らせれば、テーブルの上には薔薇細工が施されたグラスが鎮座しており、俺はそれを見つめて思わず苦笑する。
「あれが夢なら良かったのに……」
 赤いワインゼリーが入っていたそれは、今はもう透明に輝いているだけで、何も入っていない。そこにあった物はとっくに俺の身体の中だ。そしてこれが、あの日の出来事が夢でも幻でも無い確かな証明。
「これだけだったら――……」
 彼女の唇が奪われた事を、彼女自身に忘れさせる為に、都合の良い言葉と行動で確信的に彼女の思考をパンクさせた。けれど、あの事件は言いようの無い不快感と共に俺の心の中へ消化不良のドロドロとした塊を残し、こうして夜毎、俺はそれに苛まされている。
「……くそっ」
彼女から誕生日プレゼントとゼリーを贈られる。それだけしか起きていなかったとしたら、二月十四日という日は俺にとって、この上なく幸せな一日の記憶になっただろうというのに。
「……今更……なんだっていうんだ……」
 不破の身勝手が心底腹立たしい。そして、不破の行為を許してしまった自分のうかつさが憎い。何故、守れなかったのだ……。
「俺が守りたい物は何だ……」
『敦賀蓮』として日本の芸能界で活動すると決めた時、確かにここで大切な人を、特別に好きになる人間を作らないと決めた。
けれど、彼女が俺の中で最愛の人である事はもはや誤魔化しようの無い事実で、それを守れない己の無力の方が許せない気持ちは日に日に増している。
 俺は、守る物の順位を間違えてはいないだろうか……。
 焦燥が胸を焼き続ける中、連夜考えていた。
「……告白……しよう……」
 想いの全てを……俺はそう決意した――。 
 
***
 
 気付かなければ、知らないままでいられる。
 信じなければ傷つく事は無い。
 私は愛される星の元に生まれていないのだから、誰かに愛される訳が無い。私は誰も愛さない。だから、どうか、私なんかを好きだと言わないで下さい。
恋に狂わされた愚かな女に戻りたくは無いのです……。


「最上さん、聞いて」
「聞けません。聞いてませんっ! 何も聞きたくありません!!」
「大事な話なんだ!」
「でしたらそれは、私ではない、どこか別の方になさって下さい!」
 聞いてはいけない。この声は私を惑わせる。
「俺は、君が好きだ」
「冗談はやめて下さい!」





と、ここでぶったぎりという・・・w
2P相当のサンプルでございました^^
プチオンリーサイトさまでは他の執筆者さまのサンプルもアップされております^^
読みに行きたいけど、私はとりあえず原稿してきます!ぎゃふん
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