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ACT.175本誌続き妄想2
おこんばんはーでございまーす><
さてさて、すっかり亀サイトとなりました箱庭へいつもありがとうございます^^
レス遅れまくっておりますが、拍手コメ、コメント欄コメ、通販備考欄コメ、また通販、裏庭の到着コメントいつも嬉しく頂いておりまーす!

さてさて、夏コミ目前でございますが、個人誌が軒並み残部少になりました。あれ?半年計画で在庫持ってる筈だったんだけ…ど…(汗)ということで、蛹~の第二版とあと悩みちぎったんですが、最上~の第二版というか、こっちはR本とひっくるめた再録本で用意しておこうかな…とか思っておりますです。んでもって、夏は無配でA5クリアファイル作りますので、よければ貰って下さいね。スキビで写真集とかも作ってたりするんで良ければお手にして頂けると嬉しいであります!RAINの後半とかコピー本にした方がいいのかなぁとか考えたんですが、…どうなんだろう…と、夏の予定が色々固まって来ました^^七夕ぐらいまで原稿をなんとかしなければと奮闘している事だと思います。
生き急いでるねwと良く言われますが、デフォルトこんな人生なので、ボタっと活動停止する事は無いと思いますwということで、今日もがんばって行こうw虎兎に浮気してる場合じゃないw
ちなみに冬に向けた企画も概要は考えたりしてるんで←今回の立案は私じゃないんだぞw主催は私だけどwこれも近々お話したいなぁと^^ほら、出来る事は出来る時にやらないとね!
やらずに後悔よりやって後悔だ!!


ということで、追記は続き妄想であります。
パンチないー、なーい、ひらめかなーいと言いながら、一応の着地をしたので放流^^






ACT.175本誌続き妄想2






主役の男が彼女に視線を奪われた事は分かっていた。
だから軽く一睨みはしておいたのだが、どうやら効果は薄かったようだ……。




「カイン・ヒールって、どこの大道芸人だったっけ?」

飲み物を買いにいった彼女の後をゆっくりとした歩調で追いかけていると、聞こえてきた声に俺は足を止める。

次に視界に飛び込んできたのは煩わしげにしている彼女に詰め寄る雰囲気の男。
手首を取られる寸前、彼女はそれから逃れた上で何事かを話していた。

(あれは……村雨泰来と言ったか……)

「…………セツ」

彼女に声をかければ男もビクリと反応して振り返る。

「兄さんっ!」

駆け寄ってきた彼女を受け止め、細腰に腕を回せば彼女の腕も俺の肩に回る。
俺は耳元へ顔を寄せ、囁くように言った。

「かまうな。行くぞ」

「うん」

これ以上彼女を他の男の目に晒したくはなく、控え室に連れて行くつもりだったのだが、一歩踏み出した瞬間、挑発めいた言葉が俺を引き止めた。

「おい。遅刻をしてきて挨拶も無いの?無名の新人さんよ」

すうと目を細めて振り返れば、戦意のあふれた両眼が俺を真っ直ぐに睨みつけていて、この男のプライドの高さを感じる。
かと言ってこの挑発を受けてやり合う訳にもいかないので男がそこにいた事を今初めて気づいたかのように振る舞う事に決めた。

「……遅刻?それは気づかなかったな」

本当は、まだしばらくは雪花に通訳をしてもらい、終盤までは俺が口を開く予定はなかったのだが、雪花に興味を持つ男を放置するのはカインの柄じゃあない。

(……ここで叩きのめすか)

「なんだ。日本語ペラペラなんじゃんか。じゃ、なんでセツに通訳させてた訳?」

「……………」

『セツ』は『カイン』の片割れ。つまりは俺の為に生まれた存在で、その名は俺だけが呼ぶ権利を持つ名前。
彼女は俺の妹であるとしか紹介していないので俺が口にした『セツ』という名前しか目の前の男が知らないのは当然ではあるが、その名を当たり前のように容易く口にした男に苛立ちが湧いた。

「無視かよ、てめぇ!!」

「……セツ。この男は一体誰だ?」

「っ!!!!」

指差してそう言えば、男の顔に朱色が差した。
やはり自尊心が高い人種らしい。

「人を指差しちゃ駄目でしょう?お昼から兄さんに喰われる予定の主役の一人の……なんとかさんよ……なんだったかしら……」

おそらく彼女はキャスト、スタッフ、大方の人間の名前は把握している筈だが、俺の意をきちんと汲み、彼女もとぼけた反応でもって返す。

「へぇ……」

彼女の反応に思わず口角が上がった。

「っ!なんだよ。さっき目は合っただろうが。すかしてんじゃねぇぞ」

一度は自己紹介しているというのに、二人がかりで知らないと言われた事が腹立たしいのだろう。目の前の男は苛立ちを露わにしていたが、俺も睨みあう姿勢を崩さない。
殺気を孕んだ視線で返せば男が息を詰めている気配を感じた。

「……それで?お前をセツと呼ぶ権利をコイツにやったのか?」

男から視線を逸らさないまま彼女に問う。
もちろん彼女がそういった事を一言も発していないのはもとより承知の上だ。

「まさか。さっき兄さんがアタシを呼ぶまでアタシの名前知らなかったはずだもの」

ここで視線を彼女へと向けると男がポーカフェイスを装いながらほっと息を吐いた。

(虚勢を張るぐらいなら引っ込んでいればいいものを……)

「そうか……」

「……なんだよ。お前ら兄妹でデキてんの?」

(なのにまだ吠えるか……)

「好きに解釈すればいいだろう」

尊大に見返せば、あっさりたじろんだ様子に先ほどの言葉は男が怯んだ末の攻撃だったのだろうという事は分かった。

「……ふん。イカレっぷりだけ再現できても演技が出来なきゃ足手まといなんだからな」

「ふん……」

鼻で笑い飛ばせばギンと睨み付けてきている男はギリギリと歯噛みしていた。
どうやら語録も尽きたらしい。

(勝ったな)

「……っ。あとで吠え面かかせてやるからな」

言い捨てるように踵を返した男を追う気にもならず、俺達も引き返すべく彼女を促そうかとした瞬間だった。

「ちょっと」

腕の中の彼女が男の背中に向かい声をかければ男は驚いたように振り返った。

「アタシは雪花ヒール。セツって呼んでいいのは兄さんだけよ」

そう言うと、彼女は俺の手を引き「行きましょ」と言った。
俺は彼女の手に引かれながら男に向かい一瞥の嘲笑を浮かべ、そしてまた彼女へと向き直り、歩いた。



――――――――――――――




「あ、いけない!」

「どうした?」

控え室に入った瞬間声を上げた彼女に何事かと驚く。

「ミネラルウォーター買ったのに、落として来たわ」

せっかく兄さんの為に買ったのに、悔しいと言う彼女の様子に若干の肩透かしを食らう。

「なんだ、そんな事か」

「って、そんな事じゃないわよ!!控え室に置いてある日本のお茶は美味しくないんだもん。口に合わないわ!!」

「そうか?」

「そうよっ!」

噛みつくような勢いの剣幕に押されていると、彼女はなおも言い募る。

「もー。変なのに絡まれたせいね。後で仕返ししてやるんだから」

「……セツ」

「なあに?」

俺の呼びかけにきょとりと目を見開いて見上げる彼女を見下ろしながら、その頭にポンと手袋のままの右手を置いた。

「そう熱くなるな……よその男の事なんて考えなくていい」

これは例え負の感情だろうと他の男に奪われたくないという独占欲だという自覚はある。

「っ!!!」

バボンと真っ赤になった彼女の反応にほんの少し違和感を覚えた。
雪花ならここはニヤリと笑って同調する気がしたのだが……。

「……お前は俺の事だけ考えていればいいんだ」

口にしたのはカインの感情というよりは俺が言いたくても言えない本音で、役にかこつけなければ言えそうにない真実だった。

「……考えてるわよ」

彼女がそれだけを小さく呟いて胸元に飛び込んで来た。
背中へと回された腕がぎゅっとしがみついていてその表情を伺い見る事は出来ない。

「そうなのか?」

ふわりと鼻腔に届く彼女の普段とは違うフレグランスの甘い香りと、腕の温もりに心拍数は自然とあがり、淡々と会話するカインを演じる事に普段の何割増しかの集中力を必要とした。

「心配しなくてもアタシはずっと兄さんの事ばっかり考えてるわよ……全く。どう責任取ってくれるのかしら」

「セツこそ心配しなくてもずっと俺のそばにいればいい」

「……当たり前でしょ。アタシ以外の誰が兄さんに相応しいって言うのよ」

「ああ……」

これが本当の彼女との会話であればいいのに……。

「愛してるよ」

思わず言葉が口を突いた。

「…………セツ」

まるで後付けだが、誤魔化す為に『セツ』を呼ぶ。

「ふふ。アタシも好きよ。…………兄さん」

抱きついてくる華奢な身体を抱き返せば、その温もりを前に手放しがたく、距離を取るタイミングを逸したまま無言の包容が続く。

「……でも兄さん」

「なんだ?」

顔が見えないままの彼女の言葉に耳を済ませた。

「それでもやっぱり、兄さんを大道芸人扱いしたあの男は許せないわ」

「……セツ……」

「だってアタシの兄さんをバカにしたのよ?」

ぎゅうと背中に回った腕の力が強まった。
この愛しい存在をどうしてくれようかという思いに駆られ、俺はこれでもかと大きくため息を吐いた。

「お前が俺を心配してくれるのは嬉しい。だがな」

「だが?」

ようやく彼女の視線が持ち上がる。

「よその男の事を考えるなと言ったろう?」

すいと頬を持ち上げ、髪をすくえば彼女は俺の手に身を任せるように頬をすり寄せるた。

「いくら日本は安全な国だとはいえ、お前は可愛いんだからよその駄犬には気をつけなくてはな」

「駄犬……って」

「世の中にはさっきみたいに飢えた雄犬がごろごろしているんだ。気をつけろ」

そこまで言うと彼女はクスリと笑った。

「じゃあさっきの犬は兄さんがやっつけてくれるのね?」

「当たり前だ」

よりにもよって彼女を選ぶという最悪の手段で向こうから喧嘩を売ってきたのだ。手加減無しで買ってやるしかない。

「ふふ。やっぱり兄さんはアタシのナイトね。大好きよ」

グロスで彩られた唇が蠱惑的な笑みを浮かべ、鼓膜を擽る。
彼女の顔を捕らえる俺の手の上に彼女の手がかさなった。

「ああ……知ってる」

俺はそれをさも当然という顔をして頬に唇をよせ、音をたてたキスをひとつ落とした――。









もうちょっと萌え萌えする妄想が書けるようになりたいんだけどなぁ…。うーぬ。
いやしかし、せっちゃんのあんよが美味しそうなので、きっと兄さんは心配で心配で内心ハラハラしている事でしょう^^
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