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SS・トラブルメーカー4(完結)
再びこんばんは!高速バスなうであります!
酔い止め飲んだら寝るのがもったいない気がして携帯を弄っておりますよ!うふふふふ(^O^)

夜バスで土曜日早朝に都内入りして開演から閉園までネズミーランドでチズさんとデートして、池袋で幼なじみと飲み会して日曜日はビックサイトでタイバニオンリー参加して、新幹線から高速バスなうで帰宅してます(説明が長い)
レッドブルって効くよね!!!!←
最近リポDより効いてる気がしてます。うふ★

二周年コメントをたくさんたくさんありがとうございました!
嬉しかったので木に登ってSSしたためたので放流しときますw

たくさん頂いたコメントはどれも本当に活力な栄養ばかりなのですが、体調心配されすぎてて本当に申し訳ないんであります!しかしこれが私のマイペースなのであります←
きゅ。さんに「のんびり?」ってよく突っ込みを受けてますがwあれよ?昼寝する余裕があればそれはのんびりなのよ?ww
という、マグロ惣也であります。
あれがマグロじゃないんだからねっ!←誰もんな事に興味ないし聞きたくもないだろうさ。
泳ぎ続ける回遊魚ならなんでもいいんです。私って脂がのってないポチャマグロ的な存在じゃないかと常々…orz。
泳がなくなったら死んじゃうんだよー。
しかしダイエット……連休に散々歩きましたがいっぱい食べたからなあ…。食前にモズクを食べるモズクダイエットは正直効果がありませんですよ。orz
ぶわっ。

さて。明日から頑張って生き抜こう。次はHARUコミだお(*^o^*)


ということで、帰宅したので3と合わせて追記へ収納しました!








トラブルメーカー 4









「ゲストは不破くんです」

「こんばんは」

「不破くんが持ってきてくれた懐かしの写真はこちら」

「はい」

司会者の言葉に合わせてモニターに写真が映し出された。
それは尚とキョーコが中学の入学式の日に並んで学校の校門前で撮影した、ツーショットだ。

「おや、女の子とのツーショットだなんて意味深だね」

「ただの幼なじみですよ。赤ん坊の頃からの付き合いで。んで、コイツも今じゃタレントやってるんで出してみました」

「ほーっ、不破くんが昔の事を話すのって……」

「初めてですね。俺、実家飛び出してた身なんで」

中学に入るあたりから、キョーコの事を少しずつ煩わしく思うようになり、これ以降、二人だけで撮影した写真はない。
そしてアマチュア時代の写真をキョーコに処分された今、尚が表に出せる写真の選択肢はそう多くなかった。

「おいおい、放蕩息子だったの?」

「ははは。まあ、今回のタナさんの写真持ってこいってのが無ければ実家にはまだしばらく連絡、取らなかったと思いますよ」

「ほほー。それじゃ、あれだ。俺GJって感じかな」

「ははは。きっかけをありがとうございました」

苦笑する尚に、司会者のタナカはいやいやでもさと切り出した。

「不破くんも今じゃ、大スターの仲間入りなんだから、ご両親も鼻が高いんじゃない?」

「はは。まだまだですよ。ああ、でもこの間久しぶりに家に帰ったら俺のポスターが貼ってあってびっくりしました」

写真が必要なら取り来いと言われ、鬱々とした気分で敷居を跨ぐと、何も変わらないただ古いだけの旅館だと思っていた実家は、あちらこちらと変化していて尚に月日が経過する事はどういう事かを考えさせた。

「それで?この幼なじみって誰?」

「ああ。京子です」

「京子って未緒の?」

「そうですね。そいつです」

「へぇぇ!幼なじみ揃って売れっ子になったのか、すごいねぇ」

「ですかね。ま、俺がきっかけで田舎から出てきてるんで、俺に感謝しろよーって思ってるんですけど」

「へぇ、ますます興味深い話が出てきたね。京子ちゃんって不破くん追いかけて東京出てきたの?」

「んー。追いかけて、ではないですけど、きっかけが俺なのは間違いないんじゃないですかね。飯食ってるか心配してくれたました」

アイツ、板前修行も受けてたぐらいなんで料理はうまいんですよ。と言うと客席から嫌ーという声が上がったが、尚が愛想を振り向けば、それはすぐさま喜色の悲鳴に変わった。

「まあ、こっち出てきて京子のヤツもやりたい事見つけたらしいんで……。いつもびっくりするぐらいよく化けてますし。たいしたヤツですよ」

「はははー、そういや不破くんのプリズナーもそうだよね」

狙い通りの会話が進行している。内心でほくそ笑みながら尚はコクリと頷いた。

「ええ」

「仲は良いの?」

「昔は良かったけど、今はあんま良くないですね」

「へー」

「まぁ、仲が良くなくても、アイツは俺に頭が上がらないはずだとは思いますけどね」

「そうなの?なんで?」

「俺、アイツから見ればキューピットですから」

「おお!?って、それ不破くんがバラしちゃっていいの?」

「ええ。幼なじみとして相手に言いたい事がありますからね」

「んん!?」

尚の発言に目を丸くしている司会者を尻目に、尚は赤くランプの光るメインカメラに視線をピタリと向ける。

「敦賀蓮。キョーコを泣かせたらアイツの幼なじみとして俺はマジで怒るからな。覚悟しとけよ」

ビシッと言い切った尚の発言に、スタジオ内の人物、視聴者の全てが三拍ほどかけて内容を理解し、「ええええ!!!!」と叫んだ事は後の数ある不破尚の伝説の中のイレギュラー事件の一つとして、人々の記憶に残る事となる――。



――――――――――――――




真っ白なシーツにボスンと枕が沈み、その上に華奢な拳がドスンと落ちた。

「あんの、馬鹿ショーぉぉっ!!!!」

「まあまあ、落ち着いて、最上さん」

「これが落ち着いてられますか!?あの馬鹿のせいで、私たち、こんな所に缶詰めなんですよ!!」

ソファーに座る蓮は優雅に足を組み、室内をくつろいで過ごしている。

「こんな所って、良いホテルだよ?ここ」

「そりゃ、私だってDARKMOONの打ち上げで一度はお邪魔してますから、高級ホテルだって事は分かってます!っていうかそういう事じゃなくて、ですね!マスコミ対策なら私たちは別々のホテルで隠れているべきじゃないんですか?」

なんだって二人揃ってオープンに閉じこもるんですかと言うキョーコに、ああなるほど、と思いながら蓮は神妙に考える表情を作る。

「そこはほら、LME(うち)だから」

LMEがローリィ宝田という愛に素晴らしく寛容な社長であったが為に、蓮とキョーコはさほど叱られる事もなく。
一部関係者……主に社や椹にクライアントへのお詫び行脚、マスコミ対策とスケジュール調整に涙を流させはしたものの、社と椹は二人の交際を喜んでいたので問題もない。
したがって二人はそろって夜景の綺麗な同じホテルに放り込まれ、蓮はキョーコの部屋を訪れていた。

「不謹慎かもしれないけど、俺は嬉しいよ?」

「は……はい……」

今のキョーコと蓮を見れば、きっと尚はこうなるはずじゃなかったのにと悔しがるに違いない。と蓮は小さく笑う。

「なんですか?」

「いや。君と二人きりの時間が思ってた以上にたくさん取れたなぁって」

くすりと微笑めば、キョーコはぶわわと赤く熟れた。

「そこは不破くんに感謝しないと」

ただ、大々的にやってくれた『幼なじみだ』という宣言は、改めてこちらにちょっかいを出す為の外堀を埋める発言か、と思わなくもない。

「幼なじみっていうポジションを捨てたくなかったんだろうけどね」

それだけキョーコへの執着はまだあるという事で、ふと気を抜こうものなら横槍を入れてくるに違いない。

「やめて下さいよ。私はあんな馬鹿、知りません」

「うん」

最もキョーコがこんな調子なら心配は無いのだろうけれど。
蓮とて、やっと手に入れた愛しい相手を簡単に手放してしまう趣味はない。

「そう言えば、ちょっと妬けるね」

「何がですか?」

「彼は君と二人の写真、持ってただろう?」

幼なじみなのだから、テレビで見たような写真は他にもあるのだろう。

「そうですね、まあ……アイツの実家には多少あるんじゃないでしょうか」

それこそキョーコの記憶にない幼い日の写真もあるだろうと思えば心がざわつく。

「……羨ましいね」

それはとても純粋な本音で、ポロリと漏れた。

「写真が……ですか?」

「え?うん。そうだね」

心底不思議そうにしているキョーコの様子に、キョーコにとっては写真はさほどたいした物ではないのかなと蓮はわずかに迷う。

「あ。ちょっと待ってて下さいね」

「え?最上さん?」

キョーコが部屋の隅でゴソゴソと鞄を漁り、携帯電話を取り出してピコピコと弄る。

「失礼します」

「え?」

ぺこりと頭を下げたかと思えば、蓮の隣に腰掛けたキョーコはにょんと腕を伸ばした。

「はい、撮りますよーっ」

「え?」

キョーコの手の中には携帯電話が構えられていて、あれ?こっち?こっちかな?と液晶画面を見ながら一生懸命二人が揃って入る位置を探している。

「…………ぷっ…………」

「な、なんで笑うんですかーっ」

「いや。可愛いなと思って」

「ひゃっ!!」

耳朶まで赤くしているキョーコに微笑みかけながら、携帯電話ごとキョーコの手のひらを包み込むように握りしめれば、さまよい続けていた焦点はピタリと二人を捉え定められた。

「これから増やせばいいか」

「そうですよ。あんな写真一枚で悲しい顔しないで下さい」

ぷうと膨らませた頬が愛らしく、蓮は自制心を呼び起こす為に開いていた手で口を覆い隠し、あさっての方向を見ながらこほりと小さく咳払いをした。

「かなわないな」

「敦賀さんにかなわないのは私の方だと思うんですけど?」

「……そっか」

「じゃあ撮りますよー」

「うん」

パシャリと落ちるシャッター音と共に笑顔が写る。

握り締めた手のひらを下ろした二人は、自然と見つめ合い、どちらともなく距離は縮む。

伏せられた睫は微かに震え、まるで壊れやすいガラス細工に触れるかのような心地で蓮はそっとキョーコの薄い肩を抱き寄せた。

重なる唇を映すのは部屋の窓ガラスだけで、それを見る者は誰もいない。
一度わずかに離れた唇は、再び重ねられ、長い口づけは互いの甘さを享受する。

こうして、両想いの二人はこの夜に初めてのキスをしたのである――。










初めは前編中編後編にしてたのですが、おまけエピローグが割と長かったので1~4へ通し番号に修正しました。

さてさて、最初に書きましたが、本誌展開の都合の良いとこだけ抜粋したご都合作品で失礼しました(汗)
って…まあいつもそうなんですけどね!!!!←
こんな話が好きだーとか楽しかったとおっしゃって頂ければ幸いなのです(*^o^*)
私はこういうのが好きなんだ!!
しかし……尚の扱いがいつもこんなですネ。おかしいなー。

という事で面白かったと思って下さった方の拍手ポチリをお待ちしています←強制イベントかい。
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