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SS・続トラブルメーカー1
はーい、こんにちは^^完結させたんじゃねぇのかよー。ですよねーorz
ということで、舞い戻ってきました。てへり。
私、こういうの多いなぁ・・・。

このノリで別の話を書いてみたかったっていう、ね?ね?あるよね!?←同意求めてどうするよ。
さてさて、とりあえず1を投下、2も近々。HARU原稿も近々…おろおろ。
ちなみにHARU本はキョコシスターのパラレルR15本であります。きり。・・・面白いお話に出来ますように!!←神だのみかいw

あ、ちなみに、3/18HARUのあとは5/3スパコミ、5/6の大阪インテ、あとは受かってたら八月夏コミに大阪のスパコミです^^
がんばるぞー!





続・トラブルメーカー 1






それはキョーコと蓮が交際を初めて一週間が経過した頃だった。

尚により全国ネットで蓮との交際をバラされてしまった為に、あの敦賀蓮の交際相手!という事でキョーコが置かれている業界での立ち位置は180度ガラリと変わった。



「敦賀くんが選んだっていうからどれほどの子かと思ったら」
「割と地味ねぇ」
「ほんとほんと。華が無いわねぇ。おほほほほ」

聞こえるように囁かれる嫌味に始まり、蓮のファンからの嫉妬の視線や罵声。そしてどこから漏れるのか移動する度にマスコミに囲まれる。
思わずタイムスリップして蓮との交際を始めてしまった自分を止めてしまいたいと思わなくもなかったが、あまりにも蓮が幸せそうに微笑みかけるのを知ってしまった今、女子からの嫉妬の集中砲火に関しては、かなりの免疫を持つキョーコは、それでも良いかと思うようになっていた。


「ちょっと!キョーコちゃん、これから記者会見よ!」
「へ?ミューズぅぅぅ!?」
「いくわよ、キョーコちゃん!」
「へ?え?えええ!!?」

そんな状況にすぐさま手を打ったのはローリィで、あれよあれよという間に記者会見の手筈をは揃えてしまい。


(気が付いたらフラッシュの嵐の中ってどういう事ーっ!!)

あまりの展開の速さにキョーコがクラクラとした目眩と頭痛を覚えていると、そんなキョーコの不調に気づいた蓮は、どこかの物語の中の王子よろしく、優雅にエスコートをして周囲の人間に羨望の声をあげさせる。


(肩やら腰を敦賀巻きにされてスルーンと着席。敦賀さんほんとエスコート慣れしてるわね……恐ろしい……ってカメラがいっぱい……ううぅ……)

まるで置いてきぼりのキョーコを残し、シャッター乱舞の中で会見は始まった。

「お付き合いは本当なんですよね?きっかけは?出会いはどういった経緯があったんでしょう?やはりDARKMOONですか?」
「出会いはDARKMOONより前ですね。彼女がデビュー前になります。……格好悪いんですが、始めは意地悪ばかりしてしまったんですよ」
「えっ!?敦賀さんがですか!?」
「はい。彼女に相手にしてもらうまでには色々ありましたから」

くすくすと笑う蓮の笑顔が神々スマイルで、眩しい。キョーコの耳元ではなにかがジュウウっと焼けるような音がする。

『おやびーーーーん ぉゃ―ぃ――っ』

(……ん?今、誰か呼んだ?)

きょろきょろと左右に視線を動かし伺うも、隣に蓮以外の人間がいる訳もなく、ひっきりなしに響くシャッター音で我に返った。

「という事は、告白は敦賀さんからですか?」
「へ!?」

あわわ。あわわわわと言葉がまるで出て来ないキョーコは頷くか首を振るかしか反応できず、そんなキョーコをとろけんばかりの笑顔で見つめる蓮に会見場はヒートアップを続けるばかり。

「京子さんは敦賀さんに告白された時、どう思われましたか!?」
「え?あ、ーと」

(どう……と言われても困るんですが……)

「最初は信じませんよって言われましたね。ねぇ?」

(って、そこでバラしますか敦賀さんっ!?)

蓮の発言に、ようやくはくはくとしながらキョーコは口を開く。

「だ、だって敦賀さん最初はほんとに意地悪だったから好かれてるなんて信じられなかったんですよぅ」
「ごめんね?」

(な、なんかすごく悲しい顔してる!?な、なんでええっ!!)

「いや、その。最初だけ、ですよ?沢山お世話になりましたし、優しくして頂きましたし。今は信じてますよ?」
「んー。それは、ほら。唯一無二の頼りにしてもらえる先輩になろうって下心もあったから」
「したごっ!?」
「恋って下に心って書くものだしね」
「はっ!!そういわれればそうですね!!」

二人で続けられる会話に報道陣から堪えきれない笑い声があがる。

「惚れた方が負け、ってよく言いますが。実際、俺はこの通りなので、いつもこんな感じです」
「敦賀さんが意地悪って事ですか?」
「そうじゃなくて。君に夢中って事」
「なぁ!!!!」

ぼんっと真っ赤になるキョーコはまた言葉を無くしてしまい、始終蓮のペースで進む事になったのだが、そんなやり取りがほぼノーカットであちらこちらそちらどちら、と全国で放送され尽くした結果、蓮とキョーコはめでたく日本中が公認する熱愛カップルとなったのである。



――――――――――――――




公認ともなれば二人セットのオファーもやってくる。
元から実力派の二人。セットになればいかがな物かという危惧も一部にはあったらしいが、そこはすぐさま手のひらを返させる程の結果を叩き出した。
二人でセットの仕事となれば、蓮は嬉々として朝一番にキョーコを迎えに向かい、もちろん帰宅も一緒。

ともなれば……。


(今風に言うなら、敦賀さんちなう……ってとこかしら。いや、だから、えーと、えーと?えっと……どうしたらいいのよーっ)

両想い、そして交際後、初訪問となる敦賀邸。さらに時刻は夜ご飯の頃合い。
無心で夕食を作り上げ、食後のコーヒーも飲んだ。

「泊まっていく?」の一言にコクリと頷いたものの、内心はパニックのパレード大行進だ。
フワフワしたカーペットの上に正座するキョーコの前にはちょんと蓮のスウェットが鎮座している。

「敦賀さんって、ジャージとか着たりするのね……似合わないかも……ってそうじゃなくて……」

自分の口から出た言葉でさらに疲労感を増してしまうだなんて失態をおかしつつ、キョーコはぐったりうなだれた。

(女将さんには仕事で泊まりになりましたって……普通に演技できちゃった自分にびっくりよ)

「でもっ、でもーっ」

(なんで「敦賀さんお疲れでしょう?お風呂お先にどうぞ」なんて勧めちゃったのよ!)

まるで誘ってるみたいじゃないかと気づいて慌てまくっているところだった。

「ふぇええ……」

覚悟が必要なのかしら、でもまだ無理だし!などとキョーコが悩み続けていた瞬間だ。

ガチャリとバスルームから扉が開く音が響き、目玉が飛び出すほどに驚いたキョーコは、落ち着きを取り戻せない心を抱え、とっさにソファーに転がってギュッと目を閉じる。


「最上さん?」

「………………すぅすぅ……」

静かな寝息に気づき、足音を忍ばせて近寄る蓮の気配にキョーコは指一本動かす事すら困難な程緊張し、思わず狸寝入りを決め込んだ。

柔らかいソファーのクッションに沈む体は力強い腕に持ち上げられ、近くに感じる蓮の体温とシャンプーの香りにドキドキと跳ねる鼓動をなんとか堪え、ギシリと背中に感じるシーツの感触にうわあああと叫び出してしまいそうな唇をぐっと結ぶ。
と、チュッと額に柔らかな温もりが落ちた。

(ひええええ!!!)

それが唇である事は明らかで、次いで頬にも同じく唇が寄せられた。

「おやすみ」

いっそ昇天しかねない美声が耳元で擽ったと思えばパタンと扉が閉じた音が届き、ようやくキョーコは瞼をあげた。

「…………ここ。ゲストルーム」

過去にもお世話になった部屋に、一人横たえられている事を理解したキョーコは、どっと押し寄せる疲労感にパタリと再びシーツの海へと沈んだ。




――――――――――――――



(泊まっていく?なんて言われたら普通考えるわよね)

キョーコは控え室でコトンと音をたててブラシを置き、鏡を見ながらぼんやりと昨夜の出来事を反芻していた。

(あれとかそれとかこれとかをよ!?)

学校の保健体育の授業程度の知識しかないとはいえ、芸能科の生徒には一足早くオトナになった事を自慢する人間もいるわけで。そんな話は聞くつもりがなくても耳についてしまうものだ。

(いや、敦賀さんはそんなつもりで誘った訳じゃなかったのかもしれないけど……でもでもっ)

恋人と夜を過ごす事でどうなるか。考えられない程に子供でもない。

(どんな事するかなんて具体的には分からないけど)

仮にも相手の業界で冠する称号が称号なのだ。
蓮と過ごす夜を想像するなという方が無理があるだろう。

(だけど……)

鏡に映る自分の姿に堪えきれず、瞳を閉じた。

(こんな事考えた私が破廉恥女って事なのっ!?ううう……)

「っつーか。うんたらのナンバーワンのくせして惚れた女に手を出さないなんて、敦賀の野郎、本当はお前に惚れてないんじゃね?」

「そうそう!敦賀さんって抱かれたい男ナンバーワンなのよね。やっぱり私に魅力が……って」

そうしてようやくキョーコは、控え室に来客がいて、自分が考えていた事を口に出していた現実に気付く。

「ショータローッ!!!!!」

「お前……やっぱり阿呆だろ」

呆れ顔でキョーコを見やる尚ははあと溜め息を吐いた。

「なっなななななんでここにぃっ!!」

「何回も呼んだけど気付かずにボソボソ言ってたぞ?大丈夫かよお前」

「うっ……あ……いやあああああっ!!!」

響き渡るキョーコの声に、一般人よりはるかに耳の良い尚は、パンと耳を塞ぎ顔をしかめる。
その隙にキョーコはバッグを握りしめると一目散に扉から駆けだした。

「っと、おいっ、ちょっと!!待てっ、謝りにきてやったのにっ!!」

後方から慌てる尚の声が届いたが、恥ずかしすぎる独り言を聞かれてしまった事実に、キョーコの足にブレーキがかかる訳もなく。

「キョーコっ!!てんめぇぇ!!!」

尚の制止は虚しく無人となった廊下をこだました。












そんなちっさな誤解から始まる物語。
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ショーちゃん登場(*^◯^*)
続き楽しみです
じぇぼ | URL | 2012/03/09/Fri 11:34 [編集]
ぐ~ふ~●~←
早朝からキモくてすいませんw
久しぶりにお邪魔したら二周年だったんですね(n‘∀‘)ηステキ!
おめでとうございます←遅い
体を壊さない程度に泳ぎ続けてくださいw←マグロも寝るんだよー(魚類は瞼がありません。)

によによしながら読ませていただきましたっ!
ほんとは朝忙しいから一話だけ…とかいって5話よんじゃったよー!il||li (つω-`;)il||li 夕飯は昼に作ろうっ←諦

しょーちゃんええヤツやし、蓮様かっこええし、朝から萌え萌えさせてもらいました(*´∀)ノ。+:° この萌えを幼稚園ママにも語ろう←既にオタママの地位を園で確立

続きが気になりますっ(*´∀)ノ。+:°
mako | URL | 2012/03/13/Tue 07:59 [編集]
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