スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SS・白銀の狐3
こんばんわー、気がつけばホワイトデーですねー!!
ネオ●マからジュリアスさまからのお返事を頂いたり、奨はやみ氏からホワイトデーのお返事を頂いて、ほっくほっくのそーやです、幸せだなーvvうはは、あはは。
勢いでそっとストーカーしてるサイト様をこっそりPCサイドのリンクに入れてみた。他にも何件かいらっしゃるのですが、リンクについてという文字が見当たらなかったり・・・あ、あれ?

しかし、蓮ってホワイトデーに何あげるんだろう・・・そもそも、ホワイトデーを彼はちゃんと知ってるのだろうか・・・社氏にお前知らなかったの!?的なつっこみされ・・・てないよね、おいたんは心配だ。
いや、彼はプレゼントできる機会は絶対外さない男だと信じてる!
ていうか、誕生日プレゼントは何あげたのでしょうかね!!そろそろフラグ回収してくれるのかなぁ
しかし、乙女チックな物ならカインではさらに使えなさそう・・・いや、あえてカインだから使用するとか、か?
っていうか、取り寄せたってことは手作りでは無いって事で、いや、分からない、だって仲村先生だから!!

そんなカイン様は、雪花たんの足と腹に寄ってくるであろう男達から
ばっさー(人殺し顔)であのコートの中にセっちゃんを匿ったりしてくれないかなぁ、ただのシスコンwww
Aラインコートの良い所はバッサー!って出来るとこだと思うんだなぁ。
しかしそうなるとベルト外さないといけないから・・・無理か?

全然関係ないけどオペラ座の怪人とか蓮にやってもらったら萌えると思う妄想にたどり着きました。
ファントムマスクin蓮が見たいだけ←。ほら、醜い顔だからマスク、じゃなくて、美しすぎて
マスクして地下に、みたいな・・・どこの黄奇人ww(彩雲国ネタですが)・・・だめだ!
ファントムマスクぐらいじゃ蓮の完成されすぎた美形っぷりは隠せない!!!


さてはて、そんな妄想はさておき、って追記もめくるめく妄想ですが。
思いのほか、みなさん安倍晴明ネタ、お好きみたいですねvvニマニマvv
亀の歩みですが進みます。





――――――――――――――


白銀の狐 3

――――――――――――――




安倍晴明が住まうその屋敷は、傍目には何も変哲も無い、小さな家屋であったのだが、
実際の所、その敷地には、晴明による強固な結界が張り巡らされており、晴明を害そうとする者は何人たりとも侵入する事はできなかった。

現在までに屋敷の中へ晴明の許可なく侵入できた者は、京子ただ一人であり、
晴明自身が自ら進んで誰かを招く質では無かった為、屋敷に足を踏み入れる事が出来た者自体が、真実、京子一人であった。


そして、この屋敷よりこれからの物語は始まる。



 ・  ・  ・  ・


陰陽師とは、占術、呪術、祭祀に携わる人間であり、
安倍晴明は数ある陰陽師の中でも都随一と名高い実力者であった。

その呼び声通り、晴明は式占、天文学、呪術、様々な事柄のいずれも周囲より抜きん出た力を所持しており、陰陽寮に所属する陰陽師の中では若手の中に入る晴明であるが、晴明を一目置く者は多く、帝をはじめ、陰陽寮の長たる陰陽頭も晴明を高く評価していた。


「では京子、私は内裏に出仕せねばならないから、君は屋敷の中で過ごしていなさい。」

「はい、蓮さま。」

朝餉を食し、禊ぎを行い、出仕の支度を整えた晴明こと蓮は、介添えの為に側に控えた京子の頭をその大きな手で撫でた。


「帰ってきたら色々教えてあげるつもりだけど、留守の間は私の式神に習うように、良いね?」

「分かりました、蓮さまの式神というのはどんな方ですか?」

「ふふ、そろそろ異界より来る頃だよ。」

蓮がそう言って笑った瞬間、京子は屋敷の中に誰かの降り立つ気配を感じた。

「…二人…?」

「おや、気配が分かったのだね。ならば、京子は勘がとても良い。」

そう蓮が笑っていると、二人の部屋の襖がバシンと勢い良く開かれた。

「晴明!!!!アンタ、何考えてんのよ!!!!!!!」

「ひゃああっ!!」

勢い良く部屋へと殴り込んで来たのはそこいらではお目にかかれない程の美女。
けれど、その顔に立て皴を刻んだ彼女は、その怒りのままに、艶やかな黒い髪を振り乱し、肩で息をしている。

「こっ、琴南さん、落ち着いてってば!!」

その美女に続いて部屋へと入ってきた青年はサラサラした髪を真ん中で分け、薄い灰色の直衣を着ていた。
その風貌は優し気な雰囲気であるのだが、現在は烈火のごとく怒る彼女をどうやって宥めたものかと焦りを浮かべている。

「おはよう、琴南さん。」

そんな美女の怒りもなんのその、蓮は温和な微笑みを浮かべて彼女の怒りをさらりと流した。

「せーいーめーいーっ!!もーーっ!!!!」

「あ………あのっ、落ち着いてくださいーっ」

今にも蓮に掴みかからんばかりの勢いの彼女に京子は慌てて声をかける。


「…って…あんた…誰よ?」

やっと京子の存在を視界に入れた美女は、冷静な思考を少し取り戻した。

「あれ?この家に誰か人がいる日が来るなんてビックリだな~」

美女の隣の青年も京子を見やり、驚きの声を上げた。


「え…えっと…あのう…」

「京子は私の番いだ。」

「「「 はいぃ~!!!!!!!!!!? 」」」

蓮の言葉に三者が素っ頓狂な声を上げた。
そろって皆、鳩が豆鉄砲を食らったような顔を浮かべる。

「って、なんでアンタまで驚いてるのよ!?」

「えぇ!!!!だって、そんな事…今初めて聞いたんですが!!!」

狼狽える京子を横目に青年が蓮に口を出す。

「おいおい、蓮…お前、本人の許可も取らずに唯一の対だと決めたってのか!?」

「社さん…失礼ですね。ちゃんと”私のものにする”と言って契りを結んだろう?京子。」

「えぇ!!あれって使い魔の契約か何かだと思ってたんですけど!!!」

「式神を持つ私に使い魔は必要ないし、それに私は弟子は取っていないよ。」

「はあ…。」

「ちょっと!!無理矢理は駄目に決まってるでしょうが!!もーっ!晴明!!!アンタって人は!!!!」

慌てる三人を前に蓮はどこ吹く風、涼しい顔を浮かべている。

「京子は君の唯一の相手が私では嫌?」

「え…っ、い、嫌ではありませんが…」

「ならば問題無い。京子は私のもので間違い無い。
…さて、時間も迫っているからそろそろ出なければね、社さん、行きますよ?
琴南さん、君から京子に色々教えておいてくれるかな?」

微笑みを絶やさないままの蓮は、出仕すべく社を伴い、さっさと屋敷を出てしまった。

「…はぁ…分かりました。」

「い…いってらっしゃいませ、蓮さま…。」


「って……晴明に矛先をすり替えられたわ……もーっ、怒ってた事が馬鹿馬鹿しくなってくるわ、全く……はあ…」


後に残された二人は嵐のような展開にあっけにとられつつ、蓮と社を見送ったのだった。


・ ・ ・ ・



「で?アンタ、キョーコだっけ?」

「あ、はい、そうです、モー子さん。」

「ちょっと!何よ、その名前!?」

二人は人心地つくべく、京子の入れた茶を飲みながら会話することにした。

「だって…たくさん『もー』って言ってたし、名前は大切なものだって蓮さまが言っていたから、許しなく簡単に呼ばない方がいいのかなって…」

「琴南奏江は人型の私の為に付けられた呼び名だから、呼び方なんて別になんだっていいんだけど…、まさかそんな名前をつけられるとはね…。」

「人型??」

「私は晴明の式神なのよ、南方の朱雀を司ってるわ。人の姿の方が何かと便利だから、めったに人型から元には戻らないけどね」

「へぇ…!すごいですね。」

「ちなみに晴明と一緒にいた人は社倖一、東方の青龍。生まれて半年の私より三年前に晴明に作られてるわ。」
「ということは、他にもいらっしゃるんですか?」

「いえ、今のところ晴明の式神は私達二人だけよ、ほら、そこに式盤があるでしょう?」

ついと奏江が部屋の隅に置かれた四角い道具を視線で差す。

「これって…占いの道具ですよね?」

「そこに書いてある12の名前、12天将を式神に具現化するつもりみたいだけど、何を思ってか、それぞれに自我を持たせてみようと考えたらしくて、なかなか次は生まれては来ないわね。」

「式神に自我…ですか、蓮さまは凄い方ですね。」

「天才となんとかは紙一重なのよ、我が主ながら、何考えてんだか全く分からないもの。」

己の式神にここまで好き勝手に言われる蓮もなかなかなものであるが、そんな式神を生み出すことの出来る彼の技は正に当代一である。

「で、あんたはこれから晴明の番いになる訳で、色々教えろっていう話しだけど、あんたは何か特技とかあるの?」

「え……?」

この場合聞かれているのは京子に何の術が使えるか、何が出来るのか…ということ。

「えっと…人型が取れて…」

「まあ、そうでしょうね。」

「掃除、洗濯、炊事に…」

「…はあ」

「それぐらい…です…。」

「…………。」

奏江の沈黙が京子には突き刺さるように痛い。
有能すぎる主が選んだ片割れになるものがこうも何もできないとなると、従者としては頭が痛いのだろうか…。

「読み書きは出来るの?」

「あの…自分の名前ぐらいなら…。」

気まずくなって俯いて返事を返す京子に奏江はあっさりと次に取る行動を打ち立てた。


「ならまずはそこからね、晴明の文やら書物やらが山のようにあるから、それを参考に始めましょう。」

「え…?」

「何??出来ないなら出来るように覚えればいいだけよ、そんなしょぼくれる事じゃないわ。」

「は…はい、よろしくお願いします!!」


こうして京子の新たな日々は始まった。




――――――――――――――

はなゆめっ子というか、闇末っ子とか少陰っ子は十二神将っていうとって思いつく物があるかと思うのですが、仏閣とかにある十二神将は、こんぴらとか、ばさら、あにら等の神様、仏教的には、護法善神が正解だったりします。京都旅行した時に、私はあれ?十二神将って青龍白虎朱雀玄部じゃないの?ってなって調べた事なんですが、
そっちは陰陽師的に十二天将と言うらしいです。
紛らわしいので、天将という言葉自体を誤り、神将としていることが多い、みたいなんですが、
私的には、むしろちゃんと分けといてくれないと一緒くたにして逆にまぎらわしいと思うんですが・・・どうなんだろ。
そんなわけで、家の表記は十二天将としております。

スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 光の箱庭. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。