スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

SS・きみがすき、とてもすき。
ばんはー!

寒かったり暑かったりしますが、みなさまお元気ですかー。
わたくし元気ですが、個人的にしょんぼりする事件が起きて、
ハートブレイクです←

・・・いや、ただ捏ねて、乾燥待ちだった衣装に使う粘土細工を

朝 一 踏 み 潰 し た  だけです・・・orz

部屋、片付けよう。

あと、ついでに、こないだの本誌のキョコたんフィギュアが可愛かったので、
これ、作れるのかなぁと思って、粘土を捏ねてみました。
こっちはまだ途中なので、もし綺麗にできたら公表します(笑)
出来なきゃ闇に葬る(笑)いかんせん自分の造型の才能の無さは分かってるので期待は薄い(笑)


さて、そんなハートブレイクなワタクシ、本日は、特に脈絡ないただの短編を上げにきました。
今日はそんな短編な気分でしたので。←なにさ。

あと、お風呂入ったら拍手お返事もしに戻ってきます!しゅた☆




追記よりどぞー!

  





――――――――――――――







抱かれたい芸能人No.1。

誰もに優しい温厚紳士。

輝かしく、現在まで続く無遅刻記録。

端から見れば、内も外もパーフェクトな神の寵児。



そんな彼、敦賀蓮とて、元は一人の人間、一人の男。

時にはその鉄壁の理性も決壊する瞬間が訪れる。

彼の理性を崩壊させるのは、決まって"天然記念物乙女"


いつでも彼女、ただ一人。



・ ・ ・ ・ ・


  きみがすき、とてもすき。


・ ・ ・ ・ ・


空は青く晴れ渡り、さわやかな朝。
ところは"DARKMOON"の撮影スタジオの一角。

うららかな陽気とは反比例するように、彼女の機嫌はブリザードだった。



「社さんに伺いましたよ、敦賀さん!!また粗雑な食生活を送っていらっしゃるそうですね!!!」

「粗雑って…酷い言われようだね…最上さん。」

「酷いのは敦賀さんの食生活です!!!」


激しい剣幕で先輩俳優に詰め寄る京子であるが、そこはもう見知った顔しかない撮影スタジオの中。
そこにいるスタッフ、出演者は、彼と京子の仲の良さをすでに熟知しており、彼らの様子に取り立てて慌てるでもなく、彼らの様子を見守っている。


「敦賀さんは主役なんですよ!!食生活をおろそかにして体調を崩したりしたらどうするんですか!!!」

「ごめんね、そんなにおろそかにしたつもり、無かったんだけど…」

そんな会話を交わす彼らに介入出来るのは、決まっていつも彼一人。

「れーん、お前のここ3日間の食事はかなり適当だったぞ、あきらめろ。」

「…社さん…俺を売りましたね…」

「馬鹿言うな~、俺はいつだってお前を"売ってる"よ、商売だからな。」

「ほら、社さんもこうおっしゃってます!ネタは上がってるんですよ!!」

「…社さん…」

恨みがましい目で自分のマネージャーを見る蓮。
そのかなり珍しい光景に、周囲は自分たちの会話、仕事を続けながらも、彼らの会話に耳ダンボである。

「俺はちゃんと"飯を食べろ"って注意したぞ!!
ただ、三回注意してもお前が相変わらずだったからキョーコちゃんに相談しただけだ!!!」

「"はいはい"って返事なさるのに、きちんとしたお食事は取られていないそうですね。」

二人がかりに責められるその勢いに蓮はたじろいだ。

「う…ごめんね」

「ちゃんと反省してらっしゃるんですよね?」

「はい、気をつけます。」

「ふふふ。でしたら、はい、これをどうぞ。」

素直に反省の弁を述べた蓮に満足げな表情を浮かべたキョーコは、青い風呂敷包みを差し出した。

「これって…」

「出過ぎた真似かとも思いましたが、お弁当作ってきましたので、今日はこれをしっかり食べて下さいね。」


・ ・ ・ ・


「そぼろご飯に、卵焼き、カニさんウインナーにきんぴらゴボウに白和え、鮭の塩焼き、あとは…」

蓮が広げたお弁当箱の横でキョーコがお弁当の中身をあれこれと説明する。
どれも可愛らしく、また美しい一品ばかりで、そこいらの仕出し弁当とは比べ物にならない内容である。

「相変わらず凄いね…どれも美味しそうだ。」

「ふふ、栄養バランスもちゃんと計算して、無理のない量にしてますから、全部食べて下さいね!!」

「せっかく君が作ってくれたんだから、きちんと全部頂くよ。」

「今日だけじゃ駄目ですよ、普段からちゃんと食べて下さいね。」

「……うん…。」

「その間はなんですか?」

蓮の返事に若干の間…
このやりとりも何度目かになる問答であるから、さすがにキョーコも慣れてしまい、思わず溜め息を零した。

「敦賀さんって嫌いな食べ物は無いはずなのにお食事は本当に適当ですよね…好きな物とか無いんですか?
お好きな物なら少しは食べる事に意欲的になれますよね?
今度作らせて頂きますから、もうちょっとちゃんと食べる事を考えて下さい。」


本当に…何故こうも食べる事が適当なのか、人間の三大欲求たる食欲が欠落しているにも程がある。
キョーコはこのままの姿勢を貫いてしまいそうな蓮の未来が心配で仕方ない。


「好きな物………ねぇ。」

キョーコを横目で見る蓮はなにやら思案顔。


「俺は…きみがすき。かな。」

「黄身?卵料理ですか?」

「うん、俺は"きみがすき"だよ。とてもね。」

「分かりました!今度はオムレツとか…天津飯なんかもいいですかね…う~ん、敦賀さんはどの料理がいいですか?。」

「任せるよ、俺はきみが食べれたらそれで幸せなんだし。」

「分かりました!この最上キョーコ!敦賀さんの満足する卵料理を作り上げてみせます!」


「そう?それは楽しみだな…。」



きみがすき。

黄身が好き。

君 が 好き。


天然記念物乙女に彼の思いが届くのは、まだまだ時間がかかるかもしれない。


完。



――――――――――――――

王道でベタだと思うネタなんですが、こういうベタ加減が大好きな人なので・・・ね。
でもこういうネタはどこかでどなたかがすでに書いておられたりするのでしょうか(汗)
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