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SS・兄の心妹知らず
らんらんるー!たまには裏庭更新しようかなと思いながら書いてたんだけれども。なぜだかそこまで発展しませんでしたorz
うん。最近、優しいキスをして1←個人誌とか、囁きはシーツの中で←合同誌の個人原稿とかで、さんざんエロを書いてるからだろうという結論になりました。
まあ、うん。あるよね。

ということで、カイン雪花話です。桃色風味ですんでご注意っていう程度の代物。

さて。お風呂入ってまた原稿してきまーす^^
コメントいつもありがとうございまーす!!






兄の心妹知らず








「セツ。この間買ってやったパンツはどうした」

季節は冬であろうが雪花・ヒールなのだから、オシャレガールであらねばならない。
だからキョーコは極短のショートパンツを履いていた。それは最近流行りのもうこれでもかと言わせる丈の短い代物だ。

「え?だって昨日履いたじゃない」

同じパンツばかり着用するのでは、オシャレガールの名が廃るのではないかとキョーコは考えたのだが。

「三本買っただろう?」

だから洗い替えならあるはずだなと言うカインに、雪花は唇を尖らせる。

「おんなじデザインを毎日履くなんてやぁよ。三本持ってる事を知らない人に、この子洗濯してないのかななんて思われでもしたらどうするの!?」

「……それもそうか。……なら。今から買いに行くぞ」

「は?」

そこで買い物に行こうと立ち上がったカインにキョーコは慌てた。
蓮をベースにしたカインの金銭感覚はキョーコにとっては破綻したおかしい物にしか見えないのだ。またあんな高額な買い物に付き合わされるだなんて心臓によろしくないとキョーコは冷や汗を流す。

「無理よ。お店についた頃には閉店時間過ぎるわよ」

映画の撮影が始まっている事で二人の帰宅は兄妹生活を始めた当初とは違い、遅い。
それは今、買い物に行くのは嫌だと思っているキョーコにはとても都合が良かった。

「なら履き替えろ」

「って言われても」

「なんだ?」

キョーコが持っているのはどれもマイクロミニ丈なのだ。
カインに買ってもらったパンツを全力で却下した手前、そちらに履き替えるのもおかしい。となると、持っている衣装に長ズボンは存在しない。

「アタシが持ってるのって、ぜーんぶこれと変わらないわよ?」

着用しているショートパンツの裾を摘み、丈を差して強調すれば、カインは霰もなく露出をする生足に対し、これでもかと深々溜め息を吐いた。

「……とにかく。明日のスタジオへはあっちで行け」

「だから、嫌よ。こっちの方がこのインナーに合うし、あっちはそのスカートにするって決めてるんだから」

ビシビシと指差して示したのは、以前カインに買い与えられた衣類とジェリー・ウッズに支度してもらったパンツ類だ。
これらを前に悩んで悩みちぎったキョーコは、自分の中にあるセンスというセンスを総動員してなんとか数日分のコーディネートを決めたのだ。それを崩さないで欲しいと思う。切実に。

「ほら、これなんてかわいいでしょ?!」

決めていた明日着る予定の洋服を体に当てて、どう?とカインに見せるとカインはふうとまた溜め息を吐いた。

「ああ。かわいいな」

「へ?」

あっさり肯定したカインにキョトリとすれば、カインは両腕を組み合わせて雪花をじっと見つめながら真顔で言い放った。

「お前はかわいい。だから、無防備に肌を晒して、襲われたらどうするんだ」

「……兄さん?」

至極真面目に心配しているカインにキョーコは固まる。

(娘を心配するお父さんじゃないんだから)

「こんな厳つい女を襲う男、なかなかいないでしょ」

ジャラジャラとヘビーなアクセサリーにグローブ。メイクだってキツい。
おまけにほとんどカインにべったりしているのだから、襲われる暇の方が無いだろうに。
けれど、カイン――蓮には自分の目の前で村雨が魅入っていた経緯もあり、雪花の言い分が納得出来るはずもなく。

「それはどうだろうな」

「え?」

だから大丈夫よと言おうとした雪花に近づいた蓮は、雪花の手から洋服を取り上げるとポイと床に放り投げた。

「何するっ……きゃっ」

衣服に続いて雪花の体がベッドの上へと軽く投げられて悲鳴が上がる。

「兄さっ!?」

抗議しようとカインを見上げたのと、カインが雪花に覆い被さるようにベッドを軋ませたのは同時。

「兄……さん?」

初めて、雪花はカインの考えが読めない事が怖くなった。

「どうしてもそっちを履くって言い張るなら、履けないようにするだけだ」

「どういうつも――」

雪花には雪花の理屈があったが、蓮にも雪花……キョーコを他の男の前で露出させたくないという強い思いがあった。
だから、蓮は実力公使に出たのだ。

敦賀蓮ならば取れないが、カインならばギリギリ許されるラインを探しながら――。

「んっ!!」

蓮の二の腕とそれほど変わらないかもしれない。ほっそりとした太ももを力ずくで割り開き、間に自分の体を滑らせて位置取ると、閉じられなくなった柔らかい肉に唇を寄せる。

「ひゃっ!なにっ」

ショートパンツから覗く内腿の付け根を思い切り吸い上げると、チクリと走る痛みに雪花がうろたえた声を発した。

「兄さん!?兄さんってばっ!」

構う事なく舌をつつつと這わせて僅かに場所を変えると、また強く肌を吸い上げて朱色の痕を刻む。

「やっ、んぅっ」

カインの指と唇がこそばゆいらしく、ビクビクと震える姿態は次第に乱れた呼吸を発し、カインの男を刺激するのだが、カインは黙々と情痕を増やす事にだけ集中した。
ここで無理矢理な行為に及ぶつもりはない。これは仕方ない事だと言い訳をしながら。

「やっ、……駄目ぇっ」

片方に10は刻み、隣の足へと移る時、離れる事もなくショートパンツの上を唇が這ったのは、間違いなく欲望が猛っていたからの事だ。
どう言い訳をしようと、焦がれた少女の肌は甘く芳しい。

「ひあっ」

衣服越しとはいえ、信じられない動きに目を白黒させた雪花はやはり足を閉じようと力を込めるのだが、カインの腕と体の力に適う訳もなく徒労に終わった。

「やぁっ……んーっ」

カインの肩を押し返そうとするが、力は入らない。
ちう、ちゅう、ちううと吸い上げられる感覚に過敏に震え、息が上がりきった頃、カインはようやく雪花の足を解放し、上から雪花を見下ろした。

「これでここは虫さされがいっぱいだ。これでは痕が隠れないが、お前はそれでもこっちを履くと?」

「なんっ……」

「セツが言う事を聞かないからだ」

まるで駄々をこねた子供を懲らしめたのだと言わんばかりにふふんと口角を上げたカインは、すっと雪花の上から身体を起こし、後に残された雪花はシーツの上で熱い吐息を一つ零す。

嵐のように過ぎた行為ではあったが、施された事を理解出来ない程、無知ではない。

「もーっ!虫さされなんかじゃないじゃない」

まだヒリリとした熱を持つそれは、間違いなくキスマークだ。
どうして晒して歩く真似が出来ようか。

「そうか?大差ないだろう」

思ってもみない出来事にこの上なく動揺しているキョーコを残し、なんでもない事のように自分の布団へと潜り込むカインに、キョーコはきゅっと唇を噛んだ。
自分だけがこんなにも翻弄され、彼にとっては大した意味を持たない行為。
いくら自分たちが異常なラブラブ兄妹の演技を続行中だろうと、それは無性に腹立たしい。

一方的にもたらされた卑猥な痕跡が自分と彼が対等では無い証のように思えた。

「私がやり返せないからってひどくない?」

同じようにしようにも、セーブしていても蓮の仕事はカインだけではない。BJとて露出が激しいのに、キョーコの預かり知らない仕事で蓮に露出する機会がある場合。致命的な痕跡となってしまうからだ。

反して自分のそこは雪花でなければ必ず隠れる位置。

「なんだ?やり返してみるか?」

ふふんと笑うカインがぴらりと己の胸元をくつろげ鎖骨を晒す。

「っ!」

隆起する骨のくぼみが視界に広がる。

「明日困っても知らないんだからっ」

きっとカインは冗談でそう言っただけで、この挑発に乗ってはいけない。
奥底ではそう思っていたキョーコだったが、この時のキョーコは理性というブレーキが壊れてしまっていたらしい。

「……セツ?」

男に馬乗りになり、肌に唇を這わせるまで、さほどの時間はかからなかった――。








せっちゃんの絶対領域って本当おいしそうだもんなぁ・・・。そりゃ他の男に晒したくないわなぁとあのズボンを見る度に思ってしまう・・・w

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