スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

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SS・幸福論1 
色々ストックがあるからって、一気にアップすると手元がスカスカになるのは
分かってますが、書きたかった話がいくつか、なので、
素直にアップしとこうと思います。
時間軸は「蛹が蝶に孵るまで」と平行しております。
というわけで、追記よりどぞー。



――――――――――――――

 嬉しいことがあった時、

    伝えたいと浮かぶのは

 いつも困った時に手を差し伸べてくれた

    あの人の顔・・・・・・。



――――――――――――――

          幸福論。

――――――――――――――




最上キョーコはLMEでラブミー部として雑務仕事をしていた。
最近ではDARKMOONの未緒、BOX-Rのナツ、と、
女優として順調に着実にステップアップをしており、
デビューして約一年半の新人としては、なかなかに忙しいスケジュールを
こなしつつあるのだが、今日はBOX-Rの撮影が中休みであった為、
学校が終わった足で事務所へと詰めていた。


「あ、社さん、おはようございます。」

前方から歩いてきた社倖人を発見したキョーコは、笑顔で元気に挨拶をした。

「おはようキョーコちゃん、今日も元気だねぇ」

薄いノンフレームの眼鏡の奥にある瞳は優しげに細められている。

「今日はお一人なんですね。」

「あぁ、アイツはアレなんだよ。」

「あ~、そうなんですか」

二人にしか分からないように
ぼかされた会話をしているが、指されているアイツとは、敦賀蓮、彼である。
蓮は今、とあるドラマにシークレット出演をしている。
シークレットであるため、局入りも別人を演じて入る。
その為、社が共に行動すると一発で蓮であることがバレてしまうので、
最近の蓮は社とは別行動が多くなっているのである。


「キョーコちゃんは今夜予定空いてるのかな?またお願いしたいんだけど…」

「あ、はい!今日は1日ラブミー部ですから大丈夫ですよ、何時に伺えばいいですか?」

「う~ん、今夜は多分9時ぐらいかな、このあいだ渡したスペアでお願いできるかな?」

「はい、承りました!ちょうど私もご報告したい事があったので良かったです。」


キョーコは笑顔でここ最近の恒例になりつつある蓮の夕食作りを引き受けた。


「報告?何、良い事あったの?」

いつも挨拶は笑顔なキョーコだが、今日の笑顔は常の三割り増しである。

「えへへ~、そうなんです!
敦賀さんに一番に聞いてもらいたくて」

「へぇぇ~」

キョーコの弾けんばかりの笑顔に社も釣られて笑みが深くなる。


「主演ドラマも決まったし、絶好調だねぇ。」

「ありがとうございます!」


『こーんな嬉しそうな顔をする話を ”一番に蓮に聞いてもらいたい”・・・ねぇ~、
お兄さんは嬉しいよ…』

と、社はホロリとしている内心の思いを笑顔で隠し、
じゃあよろしくね、と、俳優セクションの自分のデスクに向かう為にキョーコと分かれたのであった…


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