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【裏庭連載】外科医敦賀蓮、始動。そしてやらかした。
二話目をアップしてた筈が、まさかの 下 書 き になってて公開されてませんでした。
本当すみませんorz
そして、三話目ももうすぐアップ出来そうなので、更新が早そうです←おま。

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ということで。こんにちは。
朝っぱらから裏庭投下してきました。
そんなに長くする予定の無いシリーズを裏連載しようとしています。

タイトルはまんま「外科医敦賀蓮」です。医療設定はなんちゃってだから深く突っ込んじゃいかんよ。
カテゴリ的にはドクター蓮シリーズって事で、●●医×●●●みたいな感じで書きたくなった物を書いてやるぜという前のめりカテゴリ分けをしてみました。ぐふふ。欲望に貪欲は大切!

あ。でも一話目は軽いのでまだまだ温いです。序章です。ほら。次から本番だから←誰も聞いて無い。
ということで、裏投下の前半部分だけ追記にサンプルしときました。
裏請求は恥ずかしいからモジモジしちゃうとか、前に間違えて請求したから再請求恥ずかしいの。ぽっていうレディーは何時でも待ってる!←おい。ので、私も医者物好きですって方は前のめりして来て下さいねw
数日頂きますが、規定通り、三行以上のお言葉で請求下さった方にはきちんとお返事してますので^^
よし、やるぞー!!


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 ※よく読んでくださいね。拍手コメントからではお返事いたしませんよー。





外科医敦賀蓮








最上キョーコは追い込まれていた。



地域ではそこそこ名の通った病院を経営する母が敷いたレールの通り、医大を受験した。
どうにか国立医大へと進路を決め、その後の国家試験にも受かり、無事に医者となったのだが。
まだまだ新米、研修医のキョーコを残し、その母親はあっさり他界してしまったのだ。

大学病院の研修医だったキョーコは訃報を受け、あわてて帰宅をしたものの。悪い事は重なり、キョーコの実家、最上病院の常勤ドクター、安南、渕藤の辞表を受け取る事となった。

「あの、考え直しては頂けませんかっ」

最上病院では、外科と内科を併設しており、外科はキョーコの母、冴菜と安南、渕藤の三人が外科医として腕を振るっていた。
このあたりでは唯一の救急指定病院なのだが。交通事故も多く発生する土地柄、一人が欠ける事によって生まれた負担は相当なものだったらしく、遥かに労働環境が良い隣町の不破病院への引き抜きに応じたと言うのだ。

「そう……ですか。これまで、ありがとうございました」

引き止める事は叶わず、無人と化した院長室でキョーコは途方に暮れた。
これで病院から医師はいなくなってしまった。

「どうしよう……」

病院の看板たる外科医の腕が悪ければたちまち病院を潰してしまう。
キョーコが戻って来た所で、研修医であるキョーコには、自分が院長になるほどの腕も未だ無ければ、腕利きの名医をヘッドハンティングするツテも無い。

「どうしようっ」

数日は緊急的に大学から派遣してもらえばしのげはするが、それもいつまでももつものではなく、キョーコは可及的速やかに常勤の医師を探さなければならなかった。

――そんな時だ。

院長室のテーブルの引き出し。その中に一つのファイルを見つけたのは。

「これ……」

母親が残したファイルの中には一人の医師に関するデータが綴られていた。

「敦賀……蓮?」

どうやら冴菜が認め、近くスカウトしようとしていた人物らしい。
隣県の大学病院に勤務する、医師。
キョーコは望みをかけて、彼に会いに行く事にした。

これが、キョーコの運命を大きく翻弄する出会いだと知らぬままに……。



――――――――――――――



「最上さま、中へどうぞ」

個人的に会う約束を取り付ける方法も持たないキョーコは、患者として外来を訪れていた。

「よろしくお願いします」

ぺこりと頭を下げて診察室へ足を踏み入れると、問診票に目を通していた蓮が顔を上げる。
すると、キョーコの顔を見た蓮は僅かに驚いているような顔をした。

「あの……?」

「……ああ、……どうぞ」

蓮の反応に戸惑ったキョーコが訳を問おうとした瞬間、蓮は何事もなかったかのようにカルテへ視線を移し、手だけでキョーコに椅子に腰掛けるように指示をした。

「最上キョーコさん。風邪気味……ですか」

「えっと。あの……」

次に蓮がキョーコに向き直った時には完璧なポーカーフェイスでキョーコは面を食らった。
そして、そこでようやくキョーコは目の前にいる蓮が資料で見るより遥かに美形男子である事に気付く。
椅子に腰掛けているからこそ、椅子から余りまくっている足の長さに蓮が長身のモデル体型である事が分かる。
艶めいた黒髪はきっちりセットされ、びっしりと糊の効いた白衣はダブルボタンの物だが、白衣の上からでも肩幅の広さや体躯の逞しさが見て取れ、鍛えているのだろう、がっしりした胸板にドキリと鼓動が跳ねた。
このルックスなら患者も看護婦も放っておかない人気ぶりだろう事は想像に容易い。

「熱はないんだね」

受付で計測した数値を見ながら蓮が尋ねる。

「あ、えっと、そのっ」

そもそもが蓮に会う為に来たので、仮病なのだから熱がある訳もなく。

「天宮さん。採血と血圧計の用意」

どうしようとキョーコが切り出し方に迷っていると、蓮はそばにいたナースに指示を出し、何かしら返答をしたナースが診察室から出て行く姿が見える。どうやら器具に不具合があるらしく、取りに行ってくるようだ。

「あのっ、敦賀先生っ」

二人きりになった瞬間、今だとキョーコは口火を切った。

「私、最上病院の娘なんですがっ」

「最上……?ああ、はい。この度は……」

隣県の話しとはいえ、キョーコの母の訃報を聞き知っていたらしく、蓮は形式通りのお悔やみの言葉を述べようとした。のだが。

「先生の腕を見込んで、ウチへいらして頂けませんか?」

「え?」

「もちろん院長としてです!待遇は保証します!」

いきなりすぎただろうかと思いながらも残された時間の猶予のなさが、キョーコから思慮深さを一時的に奪っていた。

「君ね。そういう話しは改まった席で言うものだよ」

「あ、すみませんっ」

はあと嘆息しつつの蓮の切り返しに含まれる『呆れ』にキョーコは冷水を浴びせられたような心地だ。
そしてギュウと拳を握り締めたその時、ガラガラという音と共に天宮が台車を押して戻り、無言になった蓮が血圧を計り、その間に天宮が手際よく採血の準備をし、キョーコは血液を抜かれる。

「テープの上から少しだけ押さえていて下さいね」

「はい」

「ああ、そうだ。天宮さん。検査室へ持っていくついでに、昨日の椹さんのカルテで気になる事があったから探して持ってきてくれるように言付けてきてくれる?」

「分かりました」

蓮の指示に従い、採血済の小瓶を持った天宮は、診察室を出て行き、蓮はキョーコに向き直った。
その顔はやはり少々呆れ気味で、机に頬杖までついている。

「天宮さんは他言するタイプの人ではないから良かったけど、どこでどう広まるか油断できない世界なんだから。噂の的になるなのは正直迷惑だよ。分かってる?」

「すっすみません、すみません!本当に申し訳ありませんでしたっ」

慌てて浅慮を恥じ、立ち上がったキョーコは頭を深く下げて謝罪を連呼するが、蓮は溜め息を吐いた後、「じゃあ音を聴くから座って」と医師の顔でキョーコを促した。

(カット。)




以下裏庭に続く。
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| | 2015/08/08/Sat 09:53 [編集]
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