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本誌続き妄想ACT.195
こんにちはでございます^^
白銀更新するって言ってた割に、先にこっちを投下に来ましたが。多分今の需要はこっちをみんな待ってると思って…あれ、勘違い?
いや、しかし、本誌すごいですよねー、すごいですよね!!
だってあれ、丸見えだよ!!!!!
破壊力満点すぎてぎゃーーーーーーって叫んでるのは私だけじゃないはず!!

ということで、続き妄想です。
ちょっと今回遅出しなのに、よそ様をめぐってないので、被ってたらどうしようかなorz
っていう感じなのですが・・・きっと大丈夫だと信じてる。どきどき。

そんなこんなでいつも拍手ありがとうございます^^めっちゃ励みにさせて頂いておりますー!
くれくれ厨になりたくないけどやっぱり貰えるものは貰いたい。とんだくれくれ厨なそやえもんです←認めた。







本誌続き妄想 ACT.195






後悔に飲まれる度、過去を振り返り、清算しようもない罪の重みに足元が揺らぐ。

何度も、何度も。

闇に押しつぶされそうで、どうすればいいのか分からずに立ち止まる。

彼女の声に体温に、幾度救われただろう。

自分を見失いそうになる度に彼女が揺り起こしてくれた。


幼い頃に感じた父への憧れを。

芝居への渇望を。

役者として、果たすべき目標を。

俺はBJを演じるカインヒールなのだという事を。


――そして、敦賀蓮として定めた決意を。



(何度も、何度も……)

いい加減、愛想を尽かされてしまいそうな程、俺はカインを踏み外してばかりなのに。

彼女はずっと雪花としてブレる事なく、ずっと俺の中にあるカインを探して引っ張り上げてくれる。

(カイン諸共、敦賀蓮も引き上げてくれてるんだけど)

きっと彼女はそんな事、なにも意識していないんだろう。
ひたむきに演技に集中しているだけ。
そうやって何も聞かない彼女の優しさに甘えてここまで来た。
醜態を晒しては彼女に繋いでもらうという連鎖。

(本当に……。一生消えなければいい)

この瞬間に生まれた反省も、感動も……。
きっと忘れようとしても忘れられるものではないけれど、それでも過去として薄れていく記憶になるならば、いっそ時間を止めて覚えていたいくらい切なくて甘い。


「ねぇ、兄さん」

「なんだ?」

「そろそろ服、着ない?風邪引くわよ?」

自分のベッドに腰掛けた雪花が恥ずかしそうにこちらを伺っているのがなんだか面白い。

(あんなに積極的だったのに)

まあ、俺が固まったから彼女は仕方なしに奮起してくれたのだから、俺に文句を言う権利はないのだけれど。

「着たら擦れて消えてしまうじゃないか」

キスマークの付け方なんて知らないのだろう。
一生消えない痕をと望んだ俺に、彼女が残したのは左胸の上へのルージュの痕だった。

『兄さんの心臓、すごくドキドキしてる』と嫣然と笑い。『アタシのキス。ハートまで届いた?』と唇を寄せた。

体に残るキスマークじゃなくて、心に刻むキスだなんて格好が良すぎて困ってしまう。

(確かにこれなら一生、消えないよ)

自分の鼓動と共に彼女がかけてくれた魔法が脈づいているような不思議な感覚が満ちている。

「だからって。お腹出しっぱなしにしてると日本じゃモンスターにおへそを取られちゃうのよ?おへそのない兄さんなんてアタシ、絶対嫌なんだから!」

「……セツ」

「なあに?」

「臍を奪いにくるのはカミナリサマという日本の神様だ」

「モンスターじゃないの?」

バンパイアとかフランケンシュタインみたいなと言う彼女に、違うんじゃないかとだけ切り返し、しょうがないなとファスナーを噛み合わせるべく視線を下げた。

「それに臍なら普段のお前が出しているが?」

ジジジとファスナーを上げると、彼女が少し息をついた気配がした。

(そんなに目のやり場に困っていたのかな?)

最近では風呂まで迎えにくるのもザラだから、俺の上半身程度の露出には免疫が出来たものとばかり思っていたのに。

(いや、慣れられるのも切ないものがあるんだけど)

まるで男として意識されていない証しはできるだけ貰いたくはない。

「あ、アタシの事は良いのよ!」

「良くない。俺だって可愛いお前の臍がない姿なんて見たくないしな」

「今日は出してないもんっ!」

「今日は、な」

分が悪くなってきた彼女の焦りようが可愛いと思う反面、我に返った途端に気になる彼女の外見が目に止まる。

「前に俺が買ってやったのもあるだろう?何故着ないんだ?」

来たばかりなのだから、彼女を作ったのはミスウッズだ。
ミスウッズならば彼女の露出を増やす事はあれど、守る努力はしてくれないに違いない。

「兄さん、こういうの嫌い?」

「お前は何を着ても可愛いから悪くはない」

それでも、無防備な花に近寄る虫が居なければという注釈はつく。

「またそうやって!そういうぼんやりな答えってジャパニーズらしくて好きじゃないわ!ちゃんとここが良いとか、あれが良いとか具体的に言ってよ!」

(今、一番危ないのは俺なんだけど……)

「そうだな」

彼女を見据えると、彼女の頬がわずかに赤味を帯びた。

「お前の可愛い顔はもちろんだが、チラリと見えている太腿も、コルセットで締まった腰も可愛いし、今日のファッションならチョーカーも良いな。お前はデコルテが綺麗だから栄える。それに――」

「あ、ありがとう。も、もういいからっ」

少しどころか目の毒なくらいなのが問題だ。
一歩踏み込むと、簡単に彼女のテリトリーに侵入出来てしまう距離感が今度は俺の理性を壊してしまいそうで、しっかりロックをかけてから俺は腕を持ち上げた。

「食べたいくらい可愛い」

腰を折り、俺を見上げる彼女との距離を詰めて、白磁の胸元に顔を近付ける。

「え?……んっ!?」

彼女の胸の間にある窪みに唇を寄せ、軽く肌を吸い上げると、驚いた彼女がピクリと跳ねた。

「ぁ……っ」

自分の欲望に火を付けてしまいかねない行為はほんの一瞬で終わらせなければ身が持たない。
すぐに身体を起こすと、そこに鬱血痕を刻めた事を視認した。

「これは消えるヤツだからな。心配はいらない」

「なっ!なっ!?」

「それでも一日くらいは残るはずだからな。明日の服は今夜のうちに選んでおけよ」

「兄さっ」

一気に真っ赤に熟れ上がった彼女の口から非難が聞こえないように、まだパニックをおこしているであろう彼女置いて、もはや避難所と化したバスルームへと逃げを打つ。

「お酒なんて飲むからよっ、もーっ」

背中を追いかけてきた彼女の声に、『酒のせい』という言い訳を成立させる優しさがこめられていて、思わず目を見張った。

(本当に……、まったく)

どこまでも優しい彼女に心臓が甘い痛みを訴えてくる。

彼女だけは裏切れない。
裏切りたくない。
この気持ちがあれば、俺もブレるずにいられる。
そんな自信を胸に抱いたまま、俺は身体の中で荒ぶり巡る衝動を消化させるべくシャワーのコックを捻った。

きっと身体の熱が冷めても、この心臓に宿った焔は二度と消えない――。









好きな女子に馬乗りになられて体が反応しない訳もないんだけれども、そこはぐっと隠すのが少女漫画!!!
しっかし、本当、いいからだしてるなぁ。よだれ。←きたないよーっ
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