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SS・最上ノ華ヲ我ハ愛ス
一万打絵にコメ下さりありがとうございますー><
お持ち帰り宣言いただけて、私、感涙でございます!!
お返事は改めていたしますねー!ちょっと今から真剣に衣装の追い込みやらなきゃ!!www

明日は1+1の発売日vv
1日遅れの地元だけれども日曜日だから明日手に入るって信じてる!
ちなみに最近買ってる白泉社系の本と言えば、1+1、ラブソラ、スキビぐらいです。
ラブソラの彼はいい男前だと思います。たけるは結婚したい良い男w←

今回のテーマは”超かっこいい蓮”のはずです。
私の理想を詰め込もう、そんな勢いです。多分。
とりあえず、降って沸いたからには書いてみた、というわけで投下してみる。↓




――――――――――――――



最上キョーコはラブミー部員である。

皆様がご存知の通り、彼女に足りないのもの、それは
"愛したい、愛されたい"と願う愛情のココロ。

失った心を取り戻す、所謂リハビリ中の彼女であるが、この病、なかなかに根が深く、時を重ねても完治するどころか、むしろ混迷の一途を爆走しているのは、元来、彼女の持ち合わせていたのが、純粋すぎるほど純粋なピュアなココロであった事が反作用してしまった結果とも言える。

純粋な思いだったからこそ、その傷は深く、深く、彼女の心を抉り、その傷は今だに見えない血を流し続けている。

ならば、彼女が今だに己の価値を理解できないのも、致し方ないことなのかもしれない。

その心無い者の放った言の葉は、…姫にかけられた呪いの呪文に違いないのだから…。


けれど、呪われたお姫様は、彼女だけを愛する王子様に救われる。
それはキョーコが愛する童話の姫君達、全てに通じる結末である。



これは呪われてしまった姫君の元に訪れる王子のお話。


  ・  ・  ・  ・



収録の終わったスタジオの片隅でキョーコは途方にくれていた。

「京子ちゃん、収録の後、俺とご飯にいかない?付き合ってくれないかな?」

「いえ、あの…個人的に異性の方と仕事が終わってからもご一緒するのは良くないという教えを頂いておりまして…」

収録後、軟派で有名な共演者の一人がキョーコにまとわりついていた。

「事務所ってそんなに厳しいの?LMEって割とタレントの自主性にまかせて寛大だって聞いたんだけど。」

「いえ…事務所だけでなく先輩からも注意されておりまして…」

(もーっ!なんだって私なんかに構うのよぉぉ、いくら私が今日の出演者で一番新人だからって、暇そうってことかしら!他にもっと美人な人を誘えばいいじゃないっ)

実際の所、ナツ仕様で出演したキョーコであるので、現在声をかけてきている男は、そのスタイリッシュでモデル顔負けなキョーコに目をつけ、群がろうとしている者の一人なのであるが、キョーコは己は地味で色気が無いという思い込みから、好色な彼の視線の意図に全く気づかなかった。


「まあまあ、これからの親睦を深めようよ、ご馳走するからさ。」

「いえ、本当に今日は申し訳ありませんが……。」

「じゃあ来週は付き合ってくれるんだね?」

「いえ…そういう意味では無くですね。」

何度断っても、のらりくらりと諦めない男に、どうすればいいのか分からないキョーコは必死に逃げる為の理由をあれこれ模索するのだが、全く良い案が浮かばず、途方にくれ続けていた。

(真っ直ぐ帰ればだるま屋のお手伝いが出来そうだから、早く帰りたいのにーっ)

「下宿先のお手伝いをしたいので、これから先もご一緒することは出来ません。」

「あ、京子ちゃん下宿してるの?だったら送るよ~、俺、車だからさ、そしたら早く帰れるでしょ?」

「いえ、そんな風に気にしていただくのはありがたいのですが、本当に困りますから…」

(もぉぉ!こんなに嫌だって言ってるじゃない!さっさと諦めなさいよ!)

「遠慮しなくていいよ~、さ、駐車場に行こう。」

ヘラヘラと笑う男に肩へ手をかけられて無理矢理に駐車場へと促されかけてキョーコは焦る。
さすがに今日初めて会っただけの男性芸能人の車に乗せられるなんて冗談ではない、この状況はとても危ないとキョーコの中で危険信号が点滅する。

「やっ!!!」



「京子ちゃん、お待たせ。」

キョーコが悲鳴を上げようとした刹那、後ろからかけられた声の主に強引に腕を惹かれて、キョーコはその手の主の胸元へと吸い込まれた。

「きゃっ!?」

「君、彼女は俺が先約なんだけど?何か用でも?」

声の主が先ほどまでキョーコの肩に手をかけていた男に剣呑な色を含んだ声を投げる。

「え…つ…敦賀蓮!…あ…いえ、別に、送っていってあげるよって話してただけで、別に他意はありませんよ、じゃっ…じゃあ、俺はこれで…」

男はそう言って、そそくさと逃げるように退散していった。

「……敦賀さん。」

キョーコが自分を抱きしめている腕の主を伺い見れば、それは予想通り、敦賀蓮、その人であった。

「危ない所だったね…」

「す、すみません、ありがとうございました。」

蓮は己の胸元に抱きしめていたキョーコをその腕の中から解放した。

「最上さん、君…」

「す、すみません、何度も断ったんですが、無理矢理連れていかれそうになって…敦賀さんがいらしてくれて、本当に助かりました…ありがとうございます。」

「いや…無事で良かったよ…本当に、寿命が縮むかと思った。」

「す…すみません…うまく断れなくて…私…」

自分の不甲斐なさに唇を噛み締めて俯いたキョーコの頬に、蓮の大きな両の手が添えられ、顔を上向きへと促され、キョーコは蓮と見つめ合う構図となった。

「唇を噛んだら傷になるから駄目だよ…君が必死だった事は分かってるから…ね?」

そう言って蓮はキョーコの唇をそっと親指の腹で撫でたので、キョーコはびっくりして噛んでいた唇を解放した。

「あ…は…はい。」

「それから、さっきみたいな時は、俺と先約があるって言えばいい。」

「え?」

「男と約束してる、おまけに相手が俺ってなれば、殆どが諦めるはずだからね。」

「あの…そ…そこまでして頂くのも…」

戸惑いがちに遠慮するキョーコに蓮は

「駄目、最上さんが心配だから、はいって言ってくれなきゃ、俺は心配で食事も喉を通らなくなるんだけど…?」

「えぇぇ!!?こ、困ります!!」

「俺の心配事、君が一つ減らしてくれない?」

優しいけれど真摯な色を宿す蓮のそれに、心底キョーコを心配して言っているのだと分かる。

「は…はい……でしたら、敦賀さんのおっしゃる通りにします!」

「うん、良かった…」

「いえ…その…すみません。」

「最上さん…こういう時は"ありがとう"でいいんじゃない?」

「は…はい、ありがとうございました。」

やっと強張った表情から笑顔を取り戻したキョーコに蓮も微笑む。

「じゃあ帰ろうか。俺が送っていくよ、駐車場で社さんも待ってるし。」

「えっ、あの!」

「ほら、素直に俺に送られなさい。」

「は、はい、よろしくお願いします。」


 ・  ・  ・  ・



その日の帰り道、キョーコを先に下ろした蓮は、車内に残っている社に一つ、相談を持ちかけた。

「…という事があったので、最上さんに指輪を贈ろうと思いますので、琴南さんに連絡を取って頂けませんか?」

「え!?指輪!!?れ、蓮?キョーコちゃんに告白するつもりなの!!?」

「いえ、違います。」

「へ?告白しないのに指輪を贈るって事?」

きっぱり違うと言い切った蓮の意図が読めず、社は困惑する。

「俺とのペアリングだとバレたら、彼女が潰されてしまう可能性がありますからね、まだ出来ません。」

「それは…そうだけど。」

「それでも、彼女という華に群がる害虫共を出来る限り排除したいんですよ、俺は。」

「…分かった、明日琴南さんに会えるように調整するよ。だからそんな怖い顔をするな。敦賀蓮の顔じゃないぞ?それは。」

「はは、…すみません…よろしくお願いします。」


この夜の蓮の思惑を知る事のないキョーコは、その手の中にコーンを握りしめ、穏やかな眠りについていた…。


 ・  ・  ・  ・

翌日、LMEの一室にて、その逢瀬は行われた。


「おはよう、琴南さん。」

「おはようございます、敦賀さん。社さんからあの子についての大事お話があるという事でしたけれど、どういったお話ですか?」

己が芸能人である意識が高いからだろう、奏江の身だしなみには頭の先から足のつま先にいたるまで一片の隙も無い。
隅々まで行き届いたそれは、彼女の本気の証だと言える。

「夕べ、彼女を連れ去ろうとした輩がいてね。」

「え!?」
(何それ!!聞いてないわ!!)

先輩俳優から告げられたあわやの事態に絶句する。
彼が気づかなければ、今頃どうなっていた事か…


「間一髪で俺が間に合ったし、その後、彼女に注意もしておいたから大丈夫だとは思うけど、彼女は自分の魅力を理解していないからね…心配なんだ。」

「そうですね、あの子は未だ自分を地味で色気が無いと思い込んでいますから…」

っとにあの馬鹿男のせいで…と苦々しく呟き、思わず溜め息をつく奏江の表情から、彼女も心底キョーコを心配していると伝わる。

「だから、彼女に御守りを持たせようかと思ってね。協力してくれないかな?」

「御守り…ですか?」

「そう、指輪をしてもらおうかと思ってね。琴南さんにはサイズを教えてほしいんだ。
だいたいは分かってるつもりだけど、正確な方がいいしね。」

「あの…敦賀さん…。」

「出来ればあわせて君のサイズも教えて貰いたい。」

蓮の言葉に奏江は彼の意図を理解する為の質問を投げる。

「あの子は当然、左の薬指ですよね?私はどうすればいいんですか?」

「君も虫除けに使いたいなら薬指でも構わないよ、そこは琴南さんの判断に任せるから。」

「………私は万が一、マスコミに嗅ぎ付けられた時のカモフラージュ…ですか?」

虫除けにプライベート時にだけ身につける物とはいえ、万一マスコミに蓮から贈られた指輪だとバレたら集中放火を浴びる羽目になるのは立場の弱いキョーコの方、そんな事態は誰にとっても良い事ではない。
けれど、だからと言って、他の男からではないかと痛くもない腹を探られるのも迷惑極まりない。
であれば、万一嗅ぎ付けられた時は親友とのペアリングだと言えば良い。
その時まで、ソレはキョーコの身を守る強力な武器になるだろう。

「そう、俺の知り合いのデザイナーにオーダーするから、外見は彼女の物とペアリングになるよ。内側のデザインは違う物にするつもりだけどね。」

「敦賀さん、あの子の事、本気…なんですよね?」

奏江からすれば、それが最も大切な確認事項。

「勿論。俺は…彼女が好きだよ。他の害虫から守る為なら俺は自分の名前も利用するし、琴南さん、君も使わせてもらう。」

奏江に告げる蓮の瞳は真剣そのもの。
その瞳が写す色の迫力に、奏江は飲まれる自分を感じる、それは否を唱えられる空気など微塵もない王者の迫力。

「今、俺から彼女に何かをするつもりはないんだ、彼女がどれだけすごい女優になるか、これは今の俺の一番の楽しみだからね。」

「……分かりました。今日、明日中に社さん経由でお知らせします。」

「ありがとう。」

「それから、私は中指にさせて頂きます。虫除けぐらいは自分でなんとかしたいですから。」

それでは失礼しますときっちり礼をとり奏江は退室していった。



「さて……あとは、社長か…」

ひとつ溜め息をつき、蓮は携帯電話を取り出した。

――――――――――――――



なんていう妄想が・・・ね。
こんな蓮が私の大好物です。私もー!って方は是非ポチリとしてください。
自分が少数派だったらどうしようかと思うチキンな鶏←

ちなみに、なんでココできれてんだ!?っていう方、いらっしゃいますかねー(汗)
ここでぶった切ったのは、この後の展開にどうしよっかなーってなったからで・・・

ていうか、コレ、続き、いりますか?←おい


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絶対いります!
初めて投稿させて頂きます者です。
なんて策士な蓮と優しいモー子さんなんですかっ!

本文あとがき抜粋
「ていうか、コレ、続き、いりますか?←おい」

勿論いりますっ! 是非是非二人の共同戦線をはった京子(強固 変換時に出てきたんですがぴったりなんでここに出させて頂きます 笑)防壁ライン話を書いて下さいっ!そして、馬の骨達の末路を!
きっと素敵な末路が用意されるんでしょうね!
夕凪 | URL | 2010/03/20/Sat 01:17 [編集]
続き
はじめまして。初めて投稿させていただきます。(上の方と同じですね)

続きは勿論いりますよ!
気になります。

皆聡明で、次どうなるのかが知りたいです!
社長との対面が気になります!
ミチィ | URL | 2010/03/21/Sun 17:51 [編集]
>>夕凪さま
初めまして、こんにちはvvいらっしゃいませ、ようこそー!!

コメントありがとうございますー!!
強固な防衛ライン、ってなんて素敵な響きでございますか!!!
うちの携帯さんはもう「キ」って打つと、キョーコ、京子、キョーコちゃん、京子さん、
といった具合ですよ(笑)
馬の骨達の末路を、のお言葉しかと受け止めました(笑)
一応、その辺りも書いてく予定に含めてますので(笑)
よろしければお付き合い下さいませー!そんでもってまたよければコメントを←すみませ。
そーや | URL | 2010/03/21/Sun 22:29 [編集]
>>ミチィさま
初めまして、こんにちはー!そーやです><

勿論いります!とのお言葉、とても励みになりますvv
そんなに大した物が書けるわけでもないのですが、聡明とおっしゃって
いただけて、とても嬉しいですvvv
今さっき続きの第一陣を投下して、社長との対面は済ませてきました(笑)
もう少し続きますので、またよろしければお付き合いお願い致します!
そーや | URL | 2010/03/21/Sun 22:31 [編集]
お返事嬉しいですっ!
またおじゃまさせて頂きました。
管理人様お返事ありがとうございますっ。
実はお返事に気づく前に続編にコメントを書いてしまいましたっ。だからお返事になってないんですっごめんなさい。
でも京子(強固)防壁ラインに笑って頂いて私も嬉しいです。
だって第一変換で『強固』が出たんですよっ。同じ言葉でもここまで違うのかと笑ってしまい、是非誰かと共有したかったんです。あーすっきりした 笑
是非今後とも素敵な作品を読ませてください。
期待してます。
夕凪 | URL | 2010/03/21/Sun 23:04 [編集]
>>夕凪さま
お返事書いてる間にすでに来ていただいてたとか、とても嬉しいです。
強固のネタはしばらく忘れられそうにありません(笑)

至高ノ方への感想もありがとうございますvv
楽しいと思っていただける作品になるように、力足らずですが、
がんばって書きたいと思いますので、お付き合いよろしくお願いしますvv
そーや | URL | 2010/03/22/Mon 19:33 [編集]
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