スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

【イベント情報】SCC&CC関連
ラブクエが毎日更新止まりました。すいませんorz
原稿ド修羅場ってたり、明日っていうか今日コスプレの大型合わせだったり、部屋がカオスだったり、ログイン出来なかったりと、まあ、色々ありましたorz

また明日からよしなにお願い致します^^パス返信20日くらいからずっと止まりっぱなしなので、この三連休中になんとかします。本当に・・・。お待たせして申し訳ございませnハラキリ。

さてさて。お待たせしました。
五月のイベント情報です。

5/3 SCC 東京ビックサイト・・・東4ホール す28a「光の箱庭」
5/12 CC インテックス大阪・・・四号館 J27b「光の箱庭」

どちらもいつも通り惣也が待ち構えておりますので、お時間ある方は遊びにいらして頂ければ^^
私は明日からあれの軍服作ってきますノシ 軍服フェチレイヤーの本気舐めてはいかんぜよ。

さて。我が家の新刊情報は追記に折りたたみでございますが。それ以外のお話。

今回のSCCは私の憧れの方がスキビサークルとして初参戦で、正直、うちで宣伝する必要なんてない大御所様なんだけど、私がスキビ二次にはまったの、初めてのサイトがうっかりこの方のとこ行っちゃったお陰で転がり落ちてますんで、大好きすぎて、今から挙動不審になる準備は万端です。まさかアレの冊子化とか楽しみすぎておごご。
でもって、さらにさらに今回。我が家はSCCでSWEET PLAN(サークル名・キャラメルリボン)の秋野ほなみさんのスキビ新刊を若干数、無理矢理委託させて頂きました。←置くから書いてってどんだけ必死だw
ほなみさんの御本はいつだってにへらーってさせて頂けるので、大好きなんですよー!新刊の内容は私も全然知りませんが、ちょ!どういうこと!って方は買いに来て下さいね←※現時点では東京売りしか予定がありません。
あとは、坊様のペーパーが書き下ろされるかもとかなんとかで楽しみだったりだったりだったり。

今回のSCC 豊 作 の 予 感 !!!!!!

あとは我が家の情報&サンプルであります。

SCC新刊情報。

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Black breath  平たく読んで黒の息吹ですね。そうですね。
ACT.199までを踏まえてというか、私なりに解釈して、そこからのねつ造妄想ランランルーな本です。
なので、コミックス派の方には若干ネタばれ要素を含みますので、ご注意頂いた方が良いかもしれません。

表紙フルカラー:50P:A5二段:オール書き下ろしなのでサイト再録はないです。:500円

懺悔するなら表紙はエイプリルにちょっと使いました・・・。ぐすんぐすん。
あと、すんごいシリアスな話に見せかけて、色々あります。色々。そして珍しく健全本です。ウフ


サンプル。

*****************


知りたくない。
――この感情の正体を。

聞きたくない。
――どうしても、理解したくはないから。




「ふーむ」
「あら、ダーリン? どうかしたの?」
ジェリーにとっては待ちに待った。――とは言っても、たった数日であり、そのあたりの感覚は恋する乙女特有のなんとやら。であるのが。ともかく、彼女の想い人であるLME社長、ローリィ・宝田は、スキップ交じりに社長室を訪問したジェリーを卓上の置き時計を見つめ、首を捻り唸るというなんとも難しい表情で出迎えた。
「何かあったの?」
LMEの社長として、悩むべき案件は多々あるだろうが、珍しく秘書も席を外した二人きり。相談してくれても良いのにと渋面を覗き込む。すると、ジェリーの心配する気配に気付いたローリィは、眉間の皺を緩め「それがなぁ」と口を開いた。
「昨日、蓮のヤツに会いに行ってみたんだが」
「だが? やっぱり蓮ちゃん、どこか調子を崩していたの?」
蓮の様子がどこかおかしいとローリィに連絡をしたのは他の誰でもないジェリーだ。
女の勘染みたものでもあったが、蓮の人となりを知る自分だからこそ気付いた異変は確かだと思っている。けれど、そんなジェリーにローリィは「何もなかったんだがなぁ」と、口ひげを指先で整えながら続けた。
「何も……? じゃあ、私の気のせいだったのね。ごめんなさい、ダーリン」
自分がローリィに余計な事を伝えてしまったのだとシュンとしたジェリーだったが、蓮の抱えている秘密をおもんばかれば、杞憂で良かったとも思う。
けれど、ローリィは再び難しい顔で続けたのだ。
「だがなぁ……」
「だが?」
なおも思い悩むイントネーションに、長いまつげで彩られた瞳を瞬きながら問い返すが、ローリィの口振りは依然重い。
「――問題があるとすれば最上君。あの娘の方かもしれん」
「キョーコちゃんに?」
「彼女も蓮に劣らず、なかなかにやっかいなブラックボックスを抱えているからな」
「ブラックボックス……?」
 不用意に手を出せば壊してしまいかねない。直感的に気付いているからこそ、ローリィは与えるミッションには注意を払ってきた。そして、それらがプラスに働いて来たと信じているからこそ、相乗効果を期待して今回のプロジェクトにも巻き込んだ。
「テンよ。何か気付かなかったか?」
ローリィの問いかけに考え込むジェリーだったが、どう思い返しても見当がつかず、答えに詰まる。
「そうねぇ。この間会った時には何も気付かなかったけど……」
「そうか……」
それきりローリィは黙り込み、再び時計の針を見つめた。
「ダーリン……」
時間の経過だけでは癒せない暗い闇の存在を思うローリィは深い溜め息を吐き出し、そんなローリィの横顔を見つめるジェリーもまた、キョーコの事を思い表情を曇らせた。



***



スモークが立ち込める会場の中、無数の緑のレーザー光がグルグルとドームのあちらこちらを疾走するように照らし、交差する光は次第に一つ二つと収束して太さを増していく。
正面の巨大なディスプレイには十カウントを始める映像が映し出されており、観客たちは声を大にしてカウントに続く。
映像が最後の数字を刻んだ瞬間に合わせてパンっと一本になった光がステージの中央を照らし、そこにはひときわ派手な衣装に身を包んだ男の姿が浮かぶ。
待ち望んだ瞬間にスタンディングの客達は一斉に悲鳴にも似た狂喜乱舞の咆哮を上げ、その多くを占める女子達の黄色い歓声に応えるように、男はマイクを握り、スティックがカンカンカンとカウントを取れば、腹の底に響く重低音のうねりが巻き起こり、男は歌う。
「尚ーっ! 最高っ!」
「愛してるわぁぁ!!」
口々に黄色い歓声が飛び交い、ボルテージが上がり続けるコンサート会場の中、二階客席に設けられた関係者エリアの中では一人、席に座ったまま、この熱気に不釣り合いな冷たい視線を向ける少女。キョーコがいた。
拳をきつく握り締め、ステージをじっと見つめる。険しい表情のキョーコとは反対に、不破尚はと言えば「当然だろ、ついて来いよ」と賛辞を受け取り、満足げな笑みを浮かべてさえいる。
圧倒的なマイクパフォーマンスに観客は酔いしれ、サイリウムの光の洪水がとりどりに煌めく。規模の大きさも、ライブパフォーマンスも一流のアーティストにのみ許されたそこは、聖地、武道館。
オープニングから三曲を一気に歌いきった尚は、僅かにあがった呼吸と共に満席の観客に向け、口を開いた。
「そうそう。今日はお前らに報告がある」
ファンに向かって呼びかける尚に、あちらこちらから「なあにー」と不揃いなレスポンスが返る。
「どこぞのマスコミが不破尚不敗神話なんて名付けてくれたもんだが、そのシングルセールスの記録がギネスに載る事になった」
尚の言葉で会場は一気に歓声が沸き起こる。
この会場には彼の信者とも呼べる人間がこぞって集まっているのだ。尚の一挙一動を焦がれた熱線が追い、会場内の全てが尚を讃えていると言っても良い。
「まあ、くれるっつーから貰っておこうと思うんだが、本題はそこじゃねぇ」
そうして一拍の間を置いた尚は言う。
「こないだの新曲が日本だけじゃなく、ワールドリリースだった事は覚えてるな?」
尚の情報など、気にしてこなかったキョーコの指先がピクリと動く。
心臓はドクリと嫌な脈動を刻んだ。
「ついさっき、全米チャートの一位もかっさらって来たぜ!!」
一気に大歓声がつんざき、会場が最高潮の盛り上がりを見せる中、一人絶望感に絡め取られ、唇を噛み締めたキョーコは、ただただ、ステージを睨み続けた。


『――一体、何の為に芸能業界に入ったんだ?』

『……男に現を抜かしながら俺より大物になろうなんて随分余裕ぶっこいてくれるよな……』

『そんな小っせー自信。俺がそのうち木っ端微塵にして散らしてやるよ』


『――そのうちわかる』


「俺だけを見つめて、追いかけて来いよ!!」
不遜な男のMCに対し、絶妙のテンポでバックバンドのエレキによる前奏が始まる。
飛び出してしまいたい衝動を覚えたまま、キョーコは辛うじてステージを見下ろし続けていた。
ここで席を外す事は逃げる事。それは嫌だ。
けれど、一音一音にキョーコの心は確かに傷ついていた。
追いかけているはずだ。追い抜く為に。見下し返す為に。
だが、現実は残酷で、こうして突きつけられた距離は、まるで追いつけそうにない程、果てしなく遠い物だと知らしめられている。
「そういう……事……っ。本当……最っ……てぃ……ね……」
手の甲にポタリと落ちたのが涙だと認める事すら出来ないまま、キョーコは食い込んだ爪の痛みも気にせずに拳を握り締め続けた。




*************

こんな暗い冒頭から始まってすいません。しかもサンプルはそこなのか。と。
いや、うん。途中を抜くとか言うサンプル出しのうまいやり方がどうにも思いつかなかった・・・。
個人的には自分でびっくりしたくらい、すんごく綺麗にまとまったので、・・・って自分でハードル上げてどうすんだ。っていう感じです。

通販カートもオープンさせて来ますので、よろしくお願いしまーす!




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