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SS・幸福論2 -side蓮-
文才が欲しくて仕方なくなりました。。。orz

幸福論は三部構成です。
一晩でアップしようとしてる自分がいます。←あーあ。

追記からどうぞー。


――――――――――――――

   この思いが恋だと知った。

        失いたくない、

        手放したくない



君がそばにいれば

俺はそれだけで幸せ…。



――――――――――――――

          幸福論2

――――――――――――――




「お帰りなさい、敦賀さん!」

そう言って君が俺の部屋で俺の帰りを出迎えてくれるのは、
これで何度目だろうか…


「ただいま」

彼女が俺の鞄を受け取るためにその白く細い手を伸ばし、
俺は自分の鞄を彼女に渡す。

「晩御飯出来てますよ、お風呂も湧いてますから先にさっぱりなさって下さい。」

そう言って彼女は俺を玄関から部屋の中へと促した。
付き合っている訳じゃないのにこんな会話を続けていると、
うっかり勘違いしそうで俺は心のロックを再確認してからリビングへの一歩を踏み出した。


「いつも悪いね、最上さん。
でも本当にありがとう、助かるよ。」

「いえいえ!!私なんかより敦賀さんの方がハードスケジュールですもの!
気になさらないで下さい!!」

そう言って彼女は俺の上着を受け取る為に、鞄をソファーへと置き、再び俺の元へと近づいてくる。
真っ白なエプロン姿で近寄ってくる彼女に俺は目を奪われる。

「いや・・・、今の俺のスケジュールは、俺のわがままの結果だからね。
それにカインを演じるのはいつもと違ってて面白いし。」

「ふふ、敦賀さんらしいですね、でも無理はしちゃダメですよ!体が資本なんですから!!」


社長の指示でカインを演じて街中に溶けていた俺を迎えに来た彼女は
その場にいた誰も気づかなかったのにカインは”俺”だと気がついた。
正直、アレだけ脅かしてしまえば彼女が俺を遠ざけてしまうのではないかと
思ったのだが、彼女はカインが抜けた後の俺をまっすぐに受け止めて
これからの二重生活を力いっぱいサポートします!と宣言してくれた…。

「そうだね、君の言う通りだ。気をつけるよ。」

彼女は真っ先に俺の体調を気にかけてくれる、
食事に関してはいっこうに信用が無いし、実際彼女の前で風邪を引いた事もあるから
自業自得で仕方ないとは思うんだが…

彼女がこうして気にしてくれる言葉は、ひどく温かく、心に染み入るようで、気持ちが良い。


「もう、ちゃんと気をつけて下さいね!」

ぷりぷりと拗ねたように俺を見つめる君は本当に可愛い。


「うん、また君と仕事したいからね、体調を崩してなんていられないし」

「私も楽しみです、今回のドラマはたくさんの役に挑戦できますからね!大忙しですよ。」

そう言ってふふふと笑う君は花のようだと思う。

「”耀子”と”桜”の役は掴めそう?」

これからの彼女の役柄は台本を読んで理解はしている。
正直、大変なんですけどとても楽しいんですと言って君は笑う。


「敦賀さんを”お兄ちゃん”なんて変な感じですよね。」


「確かに、最上さんみたいなしっかりした妹がいたら
俺はずっと怒られてそうで怖いな。」

と、冗談めかして言ってみれば、もーっそういう意味じゃないじゃないですかーと
君はすねたように俺を見上げる。

「あ、そうだ! 敦賀さんに聞いて欲しい事があるんです!」

そう言って君は頬を染める。
君の言葉に、あるはずのない言葉への期待がよぎるのは
俺が欲深くなってる証なんだろうか・・・。


「ん?どうしたの??」


「実は、ナツを見たスポンサーの方から、口紅のイメージキャラクターのお仕事を頂いたんですけど、
ナツは敦賀さんが生み出してくれた子なので、一番に敦賀さんにお知らせしたかったんです!!!」

君から紡がれる言葉で俺の心はいつだって温かい何かで満たされる気配がする。


「そっか・・・おめでとう、良かったね」


「は、はいぃぃぃ!ありがとうございます!!」

ん?何で目を覆うのかな?君は。

「わ、私っ、ご飯の用意してきますーーーー!!!!!」

そう言って君はキッチンに走り去ってしまった。

「つ、敦賀さんの笑顔は眩し過ぎるんですぅぅー!!」


・・・眩しいってどういう意味なんだろう・・・。

けれど、追いかけて行くとなんだか俺の理性が決壊しそうな予感がしなくも無いから…

とりあえず、今はここで止まっておこう・・・。

俺は心のロックを再確認して、風呂場へと向かうことにした。


               
――――――――――――――


――――――――――――

蓮視点に・・・出来てますかね?





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