スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

SS・逃亡中 2
さて。第二回目のいちおう企画。誰ものっかってくれそうにないけど一人でも企画と言い張る企画です。こんにちは。

えとえと、体調へのお気遣い、通販到着報告、裏庭到着報告、拍手コメントと、過去作へのコメントまで本当たくさんありがとうございます^^
体調の方はですねー。あんまりかかない方がいいかなとも思ったんですが、心配だけかけるものあれなので軽くご報告。
一週間経過したのですが、正直よろしくなくて、頸椎をやられちゃったので、背中から右腕にかけてがちょっと上げてられないっていう感じなので、携帯打って左手キーボードでコピペしとりますなう。
首の症状はだいぶいいんですけど、右肩から腕がおかしいんですね、先生曰く頸椎から来てるらしいのでリハビリにコツコツいってます。来週はMRI行くかなー^^みたいな。
仕事がどうしても右で有線マウスととペン持たないとなので、プライベートは無線マウスをおひざの上です。奮発してBLのマウスにしててよかったw なので、申し訳ないんですけど、ちょっと良くなるまではパスワード返信まで体がついてきませんので、

『当面、パスワード請求お返事はお時間を頂きます。』

SS執筆に関してはいつも携帯からの推敲コピペなので、更新出来るかと^^っていうか、色々待ち時間暇すぎて携帯いじる時間増えたよねorz 私から言える事は、怪我させた相手には謝りに行きましょうね本当。特に過失が大きい方に誠意がないとすんげぇ揉めるよ。へこみまくった一週間でしたが、丁度ぷりんすの伯爵さま生誕祭があって、精神状態は大量の元気を頂いて帰って来ました^^
あと、コスプレは出来るぞ!っていうかやるから!っていうぐらいには元気なので、本当に致命的な感じではないんですよ!だから大丈夫です!!湿布臭いけどw
とりあえず、私はこの機会に左手をちょっと開発しますね←なんかいやらしいw


ということで、おもっ苦しいご報告からで申し訳ございませんでしたー><そのうち消すようにした方がいいかもですね。orz



さて。
逃亡中企画

とくになにをするわけでもない。ただ、同名番組のネタをみんな書かないか!?っていうだけのゆっるい企画です。

そんな訳で、私の逃亡中2。追記よりどうぞー。






逃亡中 2






時間をわずかに遡り、今回は『逃亡中』男性参加者の行動について綴る事としたい。


――残り時間、90分。


「まいったな、誰もいない」

城エリアの石壁を背景に、辺りを見渡しているのは、ゲームマスターからの支給品である黒いダウンジャケットと迷彩のパンツを持ち前のスタイルの良さでスタイリッシュに着こなす芸能界抱かれたい男ナンバーワンの呼び声も名高い、敦賀蓮だ。

『どなたかと行動を共にされるおつもりだったんですか?』

カメラマンの問いかけに眩いばかりの爽やかな笑顔を見せて「そうですね」と頷くと正面のレンズに視線を合わせた。

「約束があった訳ではないですけど、初参加ですし、こういったバラエティーに出る機会はなかなかないので、参加者の方とお話もしてみたかったんですよ」

もっともらしい発言ではあるが、ここにローリィがいたならば、蓮の言う参加者は誰でも良い訳ではなく、最上キョーコ一人を指していると察し、肩を震わせていただろう事は想像に容易い。

――PIPIPI

「電話のようですね。メールかな?」

逃亡中の参加者は、得てして物音に過敏になる事が多いものだが、蓮に限ってはさほど動揺する様子もなく二の腕に取り付けられたホルダーから携帯電話を取り出した。

「『男性参加者へ一斉連絡。先ほど、女性参加者の腰につけられた警報システムが作動した。このシステムは一歩でも動けばアラート音を発し、ハンターを引き寄せる。解除する方法は男性参加者のダウンに入っている解除キーのみである。』カード……は、なるほど。これか」

メールを読みながらダウンジャケットのポケットを探り、赤色に金文字で解除カードと記されたそれを視認すると再び文面の続きへと戻る。

「『尚、今回のゲームでは、残り時間が60分を切ると男女でペアを組める。ペアを組んだ男女はどちらか一方がクリア出来れば、片方が捕まったとしても同じ額の賞金を手に入れる事が出来る』……へぇ。面白いな。つまり、ペアを組みたければ女性参加者を助けに行けという事ですよね?」

改めてディスプレイからカメラに向き直り、戦いの最中とは思えないほどゆったりとした微笑みを見せた蓮だったのだが、そんな蓮の素顔を、一秒たりとも逃すまいと構えるカメラマンのあまりにも使命に燃える眼差しに、蓮の微笑みは一層深いものになった。
ここに社がいたならば、その笑顔一つでどれだけの視聴者を新たに誑し……もとい、新規に取り込めただろうかとほくそ笑んだに違いない。

『そうなりますね。どなたかを助けに向かわれますか?』

カメラマンからの問いに、さて残り時間はと右腕の腕時計を確認した蓮は、あと87分か……と呟く。

「とりあえず早く助けに動かないと、隠れている間にペアを組める相手が一人もいなくなってしまうかもしれませんね」

苦笑する蓮は、自身も言う初参加だというのに気遅れする様子もなく、至って余裕の表情に見える。

『まずはどなたに連絡を取りますか?』

人気俳優、敦賀蓮の動向は間違いなく番組の目玉だ。

「そうだな……」

視聴者を代表し、カメラマンが固唾を飲む中、考える素振りを見せた蓮は、長考の末にうんと決意を固めてみせる。

「やっぱり京子ちゃんですかね。事務所の後輩ですし、DARKMOONで共演もしましたけど、あの子、ものすごく運動神経が良いんですよ。彼女なら、クリア出来そうな気がします」

そう言って微笑むと、蓮は迷う事なく携帯電話でキョーコの番号を呼び出した。



――――――――――――――




――残り時間、80分。


「うわっ!あそこにハンターいる!」

ヤバイヤバイと言いながら小走りで柱の影に隠れたのは、ゲーム参加者の一人、石橋光だ。
モスグリーンのニット帽とこれまた鮮やかなライトグリーンのダウンジャケットに、おそらく大阪をイメージしたのだろう。ヒョウ柄のマフラーをグルグルに巻いた彼の息遣いは荒い。

「なっ、なんかっ、ハンターっ、デカすぎません!?めっちゃ怖いしっ」

180センチを超える長身の男たちで構成されているハンターは、獲物が視界に入るまでは坦々と歩いて見回りを続けるのだが、機械のような一定速の動きと真っ黒のスーツとサングラスによる威圧感はかなり心臓に悪い。
ひとたび彼らの視界に入ってしまえば、獲物を見つけた肉食獣のようにスイッチが入ってしまう以上、光は気配を消して隠れるよりなかった。

「このままやったら下町エリアにたどり着けんやんっ」

ハンターにより再三の迂回を余儀なくされた光は、いまだに貴族屋敷エリアを八の字ダンスよろしく、グルグルと歩き回るだけで先に進めていない。

『大丈夫ですか?』

ハアハアと上がりきった呼吸の中でもそこは芸能人、気遣うカメラマンとの会話をなんとか続ける。

「なんとかまだ大丈夫ってトコだね」

思わず出た強い関西弁から、普段のテレビ向けのイントネーションに落として笑うと、カメラマンは次の質問を投げかけた。

『ところで、光くんはどうして京子さんを選んだんですか?』

他の参加者にも電話してみても良かったんじゃないですかと言うカメラマンは、やはり光と京子の間柄に何かエピソードはあるのだろうかと期待に膨らんだ眼差しを向けている。

「あー。だって、同じ事務所所属としては助けてあげたいじゃないですか。京子ちゃんは後輩ですしね」

まさかやっぱきまぐれロックで共演していると言う訳にもいかず、光は笑顔で煙に巻いて続けた。

「敦賀君を信じてない訳じゃないけど、やっぱり、端から端までのエリア移動って、ハンターに見つかる確率が高いでしょうから」

そして言葉には出来ないが、あわよくば、自分がキョーコを助けてペア結成に向けてのアピールしたいのも事実だ。

「さて。右か左か……ですよね」

エリア移動の農道は、それぞれのエリアをぐるりと囲むように二本ずつ伸びている。
現状では緑生い茂るのどかな雰囲気を醸し出してはいるが、油断は出来ない。

「八百屋に近いのは左だけど、さっきハンターいたのはこっちだしな……ううーん」


ハンターも移動を続けている為、同じ場所で遭遇する事はないだろうが、やはり迷わずにはいられない。
チラチラと辺りを窺い、細心の注意を払いながら建物の影から影へと進む。

――PIPIPI

「っうわわわ」

手近な物陰に滑り込み、鳴りだした携帯を慌てて確認すると、そこには参加者男女二人分の確保情報が記されており、光は表情を曇らせた。

「あっちゃあーっ、大原さんと五十嵐さんが捕まってる。コレって二人一緒に捕まったのかな」

これは急がなければ、キョーコも確保されてしまうかもしれない。
貴族屋敷の門の影で隠れていた光がにょっと顔を出すと、光は勢い良く後ろから近づいてくる足音に、ハッと振り返った。

「――あれ?石橋くん?お疲れ様」

「あっ……敦賀さん!」

ここまで走ってきたらしく、額に汗を浮かべた蓮の登場に光は目を丸くする。

「あれ?敦賀さん、カメラは?」

蓮の周囲に張り付いているべきはずのカメラマンがいない事に瞬くと、蓮はそれかと苦笑を浮かべた。

「ハンターを振り切った時に一緒に置いてきてしまったみたいでね。どうしようかと」

すると光の担当カメラマンが、そんな事態に備えてあちこちに待機カメラがいますので合流して下さいと口を挟んだ。

「ああ、本当だ。あそこにいるね」

『はっ。はい!そうですね』

あの敦賀蓮が目の前にいるという現実に、かなり緊張しているらしい光のカメラマンは、少々上擦った声で建物の上部にあるカメラもちゃんと姿を追いかけていますから大丈夫ですと火の見櫓を指差して教えると、蓮は指先の方へと視線を巡らせた。

「ああ、なるほど。建物内の侵入区域が一階のみと限定されているのは、撮影カメラがあるからか」

そう言うと、上部カメラに向かい蓮は軽く微笑んでみせる。
蓮にとっては普通に愛想を振りまいただけなのだが、傍目にはまるで映画のワンシーンでも見ているように一々決まって見える仕草に、同じ芸能人である光までもが言葉を失っている。

「……え……あっ!っと、そうそう。敦賀さん本当にハンター振り切ったんですか!?」

蓮の放つオーラにうっかり見惚れた自分に慌てて活を入れながら光が問うと、蓮は温厚な微笑みで額の汗を指先で払いながらそうだねと答えた。
けれども、本人を目の前にして『くん』呼びから『さん』呼びに転じているあたり、光は蓮の雰囲気にかなり飲まれているとも言える。

「全力で走ったらなんとかなったよ」

汗を拭う所作すら絵になる美形男を前に、身長や男らしい魅力といった光のひそかなコンプレックスは大いに刺激され、良い人と称される事が多い光にしては珍しく、心の中にもやもやした濁りが湧き起こった。

「それじゃあ俺は急ぐから、お互い頑張ろうね」

笑顔で去っていこうとする蓮に、光は反射的にあっと声を上げる。

「敦賀さんっ、俺、さっき左でハンターと鉢合わせたとこなんですよ」

「え?ああ、ありがとう。じゃあ右側から攻めた方がいいのかな」

「かも、しれないです」

「分かった。ありがとう」

すると蓮はあっさりと右側の道を選んで駆けて行く。

「俺。嘘はついてませんからね!」

言い訳のように言葉にした光に、カメラマンが光君はどうするのと問いかけた。

「左を行きます。これも勝負ですから!」

覚悟を決めた眼差しで光は左側の道を見据える。

「敦賀君には悪いけど、先を越させてもらいますよ!」

すると、光は真剣な眼差しで地面を蹴る。

こうして、蓮の預かり知らない所でキョーコを助けるナイトの争奪戦は開幕したのである。






三話では終わりませんでした。
やっぱりーっていう声が聞こえるw
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