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SS・白銀の狐4
そろそろ更新止まるだろう、間隔あくだろう。そう思いながらも、なんでだろう、現在進行形、オープニングセール中ですか?な感じが漂いまくりの、そーやです、こんばんは。
カウンターのえらい回りっぷりにワタワタしてますが、マイペースにやりたいと思います(笑)
2万打にはまた力を入れた絵を上げたい。。。すんごい描きたい萌え構図があるんだー!!!


最上ノ華のぶった切り感に、「その男って誰!!!」「ていうか、フルスロットルってなんぞー!!!」
という突っ込み多数、ありがとうございます!!!ていうか、突っ込むとこソコですか!?って・・・いや、男に関しては突っ込み所ですけども、だってね、最後に捻じ込まないと次の頭に持ってきたくない伏線だったもので。
ちなみに、 次が最終話・・・ ではありません←最初は終わろうと思ってたんです。
けれども、どうがんばってもうちの蓮さまが終わらせてくれませんでした。(笑)
ていうか、次のラストまで読むと、皆さんがお怒りになる予感がひしひししてきたのと、
私にしてはめずらしく良いタイトルを思いついたので書く気になりました←あ。
けれども更新するのは白銀の狐という私←焦らしプレイじゃないですよ、ただまだ書けてない(笑)

さて、私がストーカーするために、勝手に貼り付けてたリンクを貼り返して下さった女神様がいらっしゃいまして、
テンション上がりっぱなしです。←そろそろ本当落ち着いた方がいいよ、チミ。

さてはて、相互リンクのご報告から!

跳躍鼓動/じろきち丸さま
ご職業の観点から書かれておられるお話は本当に参考になるというか、あ、そーなんだ!と
すごく納得させられるお話多数で、大変為になりました!ありがとうございますvvv
専門用語とか、聞いたことあるなー、っていうのを解説して下さってて、とても勉強させて頂きましたvv

闇夜の光/カワさま
実は前からストーキングしてました、貼り返していただいた事にドキドキですよ!
カワさんの書かれる蓮→キョ、大好きなんです!!!←ただの告白(殴)
あと、個人的に最新作の陰陽師話が大変ごちそうさまでした!!

素敵なお二人のサイトさまですので、よろしければみなさま、良い旅立ちをー!!

さてはて、
そんな訳で、久しぶりに白銀を書いたら携帯がノリました←筆が乗りましたみたいな意。

追記よりどぞー!!!







安倍晴明宅には現在まで、客人が訪れたことが無い。

誰かが尋ねて来た事がなければ、勿論、誰かを持て成した事も無い。
しかるに、晴明の簡素な邸宅には、客室というべき部屋が存在しなければ、客人用の寝具も無かった。


「おはようございます、蓮さま…その…朝餉の支度を致しますので…あの…」

「駄目、京子がいないとまだ寒い、あと四半時は問題ないだろう?今暫く、このままこうしておいで。」

「あの、でしたら本性の狐の姿へと戻りますからっ」

「このままで構わないよ、君は温かいから。」

太陽が昇る時刻より少し前、暗がりの褥の中、京子は蓮の腕の中にいた。
就寝前には本性の狐の姿で蓮の隣に横になったはずなのだが、朝、京子が目が覚ましてみれば、いつの間にか人型へと擬態しており、彼にすっぽりと抱きしめられていたという訳だ。

「れ…蓮さま…擬態すら安定していない、未熟な自分が恥ずかしいです。」

「そう?私はそうは思わないけどね。」

ジタジタと暴れる京子の様子に苦笑しながら、蓮はその腕の拘束を解き、起床する。

「仕方ないな…今朝はこのぐらいにしておこう、私は少し式盤を見てくるから、京子は朝餉の支度をしておいで。」

「は、はいぃ!」

真っ赤な顔の京子は、そのまま走って土間へと向かった。

「おやおや、朝から元気な事だ…」

京子の後ろ姿を見送る蓮の眼差しはどこまでも優しい。




……………………………………



「それにしても解せない話よね。」

「え?どこが!?」

晴明が内裏へ出仕している為、京子は奏江に読み書きを教わっている所である。
奏江の言葉に、現在読んでいる巻物のどこに"解せない"所があるのだろうかと京子はあちこちを見回す。

「違う、そっちの話じゃないわ。ねえ、あんたは白無垢、白蛇って聞いてどう思う?」

「どうって…縁起がいいんじゃないかしら?どっちもおめでたいわよね?」

「でしょう?だったらなんで白狐は不吉って話になるの?あんたを不吉扱いした根拠は何なのかしら?」

「あ~、そう言われればそうね~、なんでだったのかしら~。あそこが田舎だったからかなぁ。」

京子ののんびりした反応に、奏江が怒る。

「ちょっと!!もーっ!!自分の事でしょう!?なんだって怒らないのよ!!」

「えぇ!?だ、だって~!」

「だって、何?」

奏江に怒られる事に弱い京子はおろおろしながらも、自分の気持ちを伝えるべく反論する。

「私は別に里の人達を恨んで無いし。」

「はあ??あんたお人好しにも程があるわよ!?」

「私を育ててくれた人は優しかったもの、あとの人達はどうでもいいの。」

「どうでもいいって…散々虐げられたんじゃないの!?」

「でもね、あの里に産まれなければ、私は蓮さまにも、モー子さんにも、社さんにも今こうして会えなかったのよ!」

京子の語り口の勢いの良さに今度は奏江が怯んだ。

「って、そんなことで許していいの?」

「そんなことじゃないんだよ?私にとって一番大事な事だもの。それに許すっていうより本当に興味が無いのよ。私の大事な物はここにあるのに、他のどっちでもいいような人達の事考えるのって時間が勿体無いと思わない?」

「まあ…ね、分からないでも無いわ。」

「ところでねぇ、モー子さん、ここ、なんて読むの?」

京子が手元の巻物の一点を示す。

「ああ、これは不死の山よ。山の名前ね。帝が月へと去っていくかぐや姫から贈られた不老不死の妙薬を、燃やしてこの山に撒いてしまわれたの、それから山には天へ昇る白煙が上がるようになり、不死山と呼ばれるようになったのよ。」

「へえ…」

「かぐや姫がいない世界で不老不死を得た所でなんの意味があるのか…と嘆いたそうね。」

「ふんふん、でも確かに、大切な人のいない世界を一人で生きるのって寂しいよね…」

かぐや姫と帝の恋物語に感情移入させて、京子は帝の気持ちを思う。
かぐや姫がいなくなってしまった後はきっと寂しかっただろう…。

「でも、帝が不老不死になって生きていたら、かぐや姫は迎えにくるつもりだったかもしれないわよ?そうしたら二人でどこかで生きられたかもしれないわね。」

「あ、そういう解釈も有りなのかしら!」

「京子は晴明に、これを飲みなさいって言われたら飲む?」

「蓮さまのいない世界を一人で生きろってこと?うーん、そんな世界、考えられないな…きっと何を見ても灰色よ?」

奏江の問いに、京子は素直に自分の思いを返すのだが

「おやおや、熱烈な愛の告白だね、京子。」

「ひゃあ!蓮さまっ!!」

京子の背後にいつの間にか帰宅していた蓮が立っていた、その立ち姿だけで優美なのは、もはや彼の天性の物である。

「お、お帰りなさい。」

「ただいま。…くす、京子がそんなに私が好きだったなんて嬉しいね。」

「ふえぇ…っ、どこから聞いてらしたんですか…っ」

「不死の山の話をしているあたり、かな。」

かなり最初から聞かれていたということに京子は羞恥のあまり、その頬は真っ赤に染まる。

「ちなみに、京子はこの三人の求婚者、どう思った?」

「え?この公達をですか?」

蓮に問われ、京子はうーんと唸る。かぐや姫へ求婚をし、彼女の無謀な要求を叶える為に奔走した貴族達、その結末は皆、嘘をついたり、手に入れることが叶わずに命を落としてしまったりと、誰一人報われずに儚く散っていった。

「みなさん綺麗な女の人が好きなんだな~って。」

京子の一言に蓮の隣に控えていた社が、ぶふうっと噴いた。

「ぷふふふ…京子ちゃん、…この中の一人はね…蓮のご先祖様なんだよ…ふふふ」

「えええ!!!!!」

女人好きと評したばかりの一人が蓮の先祖と言われて驚かないほうが無理というものである。

「火鼠のかわごろもを取りに行った、右大臣の阿倍御主人は陰陽道の宗家、土御門の先祖であるから、私の一門の祖にもあたる人だよ、彼は本当に女人が好きだったそうだから、京子の見立ては間違えていないね。ふふ。」

「しかし、竹取物語を一人で読んでたって事は、京子ちゃん、結構読み書き覚えたんだね~」

感心した声を上げた社に奏江が返す。

「この子、読み込みが早くて頭もいいですから、読み書きは完璧ですよ、陰陽道の触りも一通りは仕込んであります。」

「ありがとう、琴南さん。」

蓮が微笑んで感謝を述べる。

「いえ、それが主の御命令ですから。」

主である晴明の命通りにしただけなのに、感謝される。そんな主の様子に奏江は少し照れた様子を浮かべた。
そして、そんな奏江に蓮も社も優しい微笑みを浮かべた。

「ならば、明日からは京子も内裏へ共に連れて行こうか。」

「えぇ!!!!?」

驚愕する京子に蓮は艶のある微笑みを浮かべて言葉を紡ぐ。

「帝が京子に会わせろとせっついて来ていてね。」

「み、みか…帝がですか~!!」

時の権力者が自分に会わせろなどと、一体なんの冗談かと思わんばかりの内容に、京子はただただ驚愕する。

「それに、東宮殿下が琴南さんをいつまで宮下りさせるのかってね、早く帰って来てほしいみたいだよ。」

「えぇ!?モー子さんは東宮さまに…」

これは奏江の恋物語なのかと京子は顔を赤らめ、瞳を輝かせた。

「ちょ!ちょっと!変な想像しないでちょうだい!!ただの女房…女官としてお仕えしているだけよ!!」

「へ?そうなの?」

「そうよ!一ヶ月前から東宮の宮様に呪詛を仕掛けた輩がいたから、その為にっ…」

「そうなんだ~。残念。」

「京子、そのぐらいにしてあげなさい。
そういう訳だから、京子には琴南さんとずっと一緒にいてもらうという訳にはいかなくてね。」

蓮は自分の袖の中へと手を入れ、一枚の札を取り出した。

「だから、明日からこれを身につけておいで、これで様々な姿へ安定した擬態が出来る。」

「え?擬態…ですか?」

擬態なら今まさにしているのだ、蓮の言っている意味が、京子には分からなかった。様々な姿、とはどういう意味か。

「私に着いて貰う為には、晴明付きの学生という事にした方が早いのでね。その為に、京子には少年に扮してもらおうと思うのだよ。」

「え……えぇぇ!!!!??」

その日、安倍晴明宅には京子の驚きの声が響き渡った。


――――――――――――――

というわけで、久しぶりに更新してみました、白銀の狐。
パラレルですが、晴明@蓮を気に入ってくださってるお嬢様がわりと沢山いらっしゃっていて、
私はうれしいでありますよーvvvあんまり捏造しない程度に史実も織り交ぜてみましたが・・・うーん。どうだろう。
兎にも角にも、次から内裏編です。
しかし、偽名を夏彦とか、適当に考えてたんですけど、そういえば、昔って、季節漢字を名前にいれちゃ駄目って習慣ありましたよね!?なんか小学校ぐらいの時に教わった気がするんですけど・・・あれ?間違ってる??


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