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SS・マーメイドパニック
三月が終わりそうです、こんばんは。
今年の初めに上司に占いの本を貰ったそやえもんは、木☆人プラスらしいのですが、今年は1月が一番悪くて、四月から運気がメコメコ上がるらしいです。そういえば一月に災厄に襲われましたね、痛み出たのアンラッキーデーですね。と、
あとから見たら微妙にあたっている占いが怖い今日この頃。
ただでさえコスプレにオタクっていう不治の金欠病持ちなのに占いになんてハマりたくない←
最近、あまりにも治らないので接骨院通いも始めたら、整形より長時間施術してくれるからか、電気の種類なのか、ちょっと良くなってきました。PCに30分ぐらい触っていられる!←
まあ、しかし、そうなると必然的に自分の時間がありませんっていう。健康って大切ですねorz。

ということで、パスワード請求はもう少し待ってて下さい。4月頭に纏まった時間が取れるので。

あ、そうそう。私、今のガラケー4年4カ月目だったんですけど、5年までメーカー保証対象だったので、外見を修理に出してやりました!←まだ使うつもり。
で、あくおすぱっどみにを買って二台持ちユーザーになろうと思うんですけど、そしたら箱庭の連絡用にツイッターIDを開設しようかなとか思います。しかし、最近のツールは便利すぎて、おいたん、もうついていけません。あばばあばば!


今回のお話は34巻の書き下ろし扉からのただの妄想なのです。。。
34巻は本当最高の書き下ろしが扉にも漫画にもあって、おいたんはウッハウハウハハです!なんだろう、あのもしも漫画とか、最高すぎて。ですよね、ですよねですよねー!!!っていう。






マーメイドパニック








最上さんがパスポートを取ってくれた事で、受ける仕事の幅が広がったよと笑顔の椹が差し出した『京子』へのオファー。

これが物語の始まり――。



「海外でCMロケ!?ってこれ、マジェリカマジョリカ、お化粧品じゃないですか!!えええ!?」

「そうそう。そのマジェマジョが、今度新たにウォータープルーフのシリーズを販売するって話で、イメージキャラクターを最上さんにどうかって」

「わあああっ、私にもとうとうお化粧品のCMがっ……夢みたいです!」

食い入るように見つめた書類に書かれていたのは、比較的若年層をターゲットにしている化粧品メーカーの名であり、もちろんキョーコもその名は見知っている。

リーズナブルな価格帯と凝ったアンティーク調のパッケージ。
それはゴスロリやファンシー好きの少女たちのツボを押さえた展開で、今時の中高生の化粧ポーチの中に、一つはマジェマジョのアイテムが入っていると言っても過言ではない。

「新シリーズの名前が全ておとぎ話にちなんだ物になるから、CMもそれになぞらえたシリーズでって事でね。、今回の人魚姫が第一段って訳」

おめでとうと拍手をする椹に、頬が紅潮したキョーコがありがとうございますと頭を下げる。

一本目の評判が良ければ、最上さんで続投かかるから、頑張ってねと微笑む椹に対し、『化粧品』『CM』『海外』『おとぎ話』『姫』『続投』と、飛び交う単語の乱舞にキョーコは瞳をキラキラと輝かせて「頑張りますっ」と力いっぱい拳を握った。

「うわぁ……楽しみぃいっ」

そうして一週間。




「アーロハーっ!」

二度目の海外はハワイ島。
つい先日訪れたグアムを思い出す南国に到着したキョーコは、この時までは完全に浮かれ、大切な事を失念していた。



「すごい……ここで撮影ですか?」

人魚姫というコンセプト上、露出の高さが考慮され、女性中心に組まれた撮影班は、貸切のプライベートビーチに集まっていた。
遠くには雰囲気溢れるクラシカルな船が停泊し、人魚姫の撮影ポジションと思われる岩場には取り囲むように機材が配され、ダイバーもスタンバイしている。

キラキラと虹色に輝いている人魚姫の下半身は、特殊メイクアーティストが撮影班に同行しているだけあって恐ろしく精巧だ。

「え?ここで脱ぐんですか?」

撮影機器との関係上、脱衣に提示されたのは海まで距離のある大きなテント屋根の下。
あまりに開放的な屋外で、人魚姫の下半身に、日焼け対策のパーカーというアンバランスな格好のキョーコは、所謂ヌーブラ一枚の人魚姫になる事を指示され、一方でこれしきの事で怯んではいけないと思うものの、気恥ずかしさからまごついた。

「ええと……」

被せられたウィッグは、DARKMOONの打ち上げパーティーを連想させる金髪に近いワンレンのストレートで、今回のオファーがどうやらDARKMOONの打ち上げパーティー映像からの事だったらしく、施されたメイクも同じように大人美人を意識した代物だ。
整えられた眉、パールカラーのアイシャドウ。陶器のように透き通る白いファンデーションに唇にだけはコンシーラの上に薄いナチュラルな色があしらわれ、もの足りなさを覚えるが、マーメイドルージュのCMと聞けば、撮影中に施すのだと納得出来る。

けれど、いくら撮影が貸切のプライベートビーチであるとはいえ、一人裸同然に剥かれる環境にそう簡単に馴染める訳もない。

「どうかした?最上さん」

「へ……!?つ……敦賀さん?!!」

「お疲れ様」

キョーコを真後ろから見下ろしているのは、どこの王子ですか?と問いたくなる白いシャツと七分のパンツにキラキラしいベストを身に纏った蓮だ。
その背にある南国の太陽光線と相まって笑顔が眩しい。

「なっ、な、なんで、ここっ」

「なんでって、俺も出演者だから」

これまで影も形もいなかったくせに、突然現れた密かな想い人の姿に、キョーコは目を剥いたまま言葉にならない音を発した。

「夕べのうちに先に来てたんだ」

「えええ!?」

久遠として出入国しなければならないパスポートの都合上、前日入りしていた訳だが、そんな蓮の都合までキョーコは知らない。

「よろしくね」

「えあ!?……あ、はいぃ……」

驚かせようと思って秘密にしてたんだと微笑む蓮は、キョーコの下半身を見やると、七色の尾鰭にそれ凄いねと感嘆を零す。

「あ、はい。美術さん1ヶ月がかりの大作なんだそうです」

「歩けるの?」

「一応」

ものすごく小さな歩幅だが、歩けなくはない。

「じゃあ、ここからだと結構な距離になるよね」

「え?あ。はえっ!?」

そうでもないですよと返し終わるよりも先に、キョーコの身体がひょいと掬い上げられ悲鳴が上がる。

「じゃあ近くまで行こうか。姫君」

「つ、敦賀さんんん!?」

一体なんだなんだと振り向くスタッフの視線を物ともせずに歩く蓮の腕の中で、こんなの卑怯よぉぉと、キョーコは必死に表情筋に、真顔よ真顔!と訴える。
晴れ渡る南国の太陽よりも熱い己の頬を両手で押さえ、この仕事をしっかりとやり遂げられるだろうかと不安を覚えながらも、この不意打ちの逢瀬に、どうしようもない幸せが込み上げてくるのを感じながら、キョーコはそっと蓮の肩に手のひらを添えた――。








両片想い最高ー!!!!!!
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