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SS・眠れない夜にクチヅケを EX
あえて先に申し上げると、これはかなり蛇足・・・ごほごほごほごほ。こんばんは。

台風一過ですが、みなさまお元気でいらっしゃいますでしょうかー?
私は地元のヲタク的なおまつりに参加して生べ様を追いかけて二日間かけずり回っておりましたw
宇宙ダンディーと新庭玉の国民に向けたトークショーだったり、F/sのトークショーだったりF/sのカフェが原画展示してるので行ってみたら、入店がまさかの三時間待ちとか整理券一時間待ちとかで某夢の国や夏冬の祭典より待ち時間ハードだったよ!とりあえず、Fateは0派の遠坂家当主派です。きりり。

あ、原画といえば、ちょっと前に暁のヨナの原画展に天王寺アニメイトまでがんばったんですけどもね。その模様です。
出口エスカレーター近くのガチャガチャコーナーの上に原画8枚展示っていう鬼のような位置取りで、見上げて鑑賞だったんですが、カラー4点、モノクロ4点でした。
カラーはヨナが刀を構えたピン絵だったり、果物を持ったユンのピンだったり、四龍とヨナが覗きこんでるやつだったり、ハクヨナだったりで、モノクロ絵はヨナとスウォンのあたりで2枚と、白龍編の見開き2枚だったんですが・・・。
線が美しかったのはある意味予想通りだったんですが、びっくりしたのは、原稿、全部A4サイズだったのね。(普通プロの漫画家さんはB3で、A4は同人原稿用・・・)すげぇよ。すげえよ。っていう。すげえしか言えない←ボキャ貧。
せっかく見に行ったのに、原作の読み込みが足りない自分にううううってなったので、最近、ヨナを集め始めました←
地元めいとでラス一の9巻限定版もあったし、ギリギリセーフなのです。しかし、あれね。大人買いすると財布厳しいね。つらい。


そんなこんなで、冒頭でも申し上げましたが、蛇足ですいません。
続きーって言ってもらえて調子にのりました。すいません。すみません。
お手柔らかにどうぞ。




眠れない夜にクチヅケを EX






私だけの秘密――。


そんな独りよがりな秘め事に、実はもう何度も付き合わされていると知られでもしたら最後、きっとなにもかもが終わってしまうのだろう。

軽蔑されておしまい。
そうと頭で分かってはいたけれど、輝きに引き寄せられて焼き死んでいく羽虫のように、私は抗いようのない引力を言い訳にして、この夜も、敦賀さんの唇を奪う。






――――――――――――――



あたたかいものが触れた気がした。




間違っても彼女を襲ったりしないようにという戒めを込めて目深にシーツをかぶる。
この固い誓いは覚醒しきっていない頭でも一応はきちんと覚えていて、だからこそ感じた温もりは自分の願望から派生した偽物だと信じ、疑う余地などない。

夢か現か幻かと問うならば夢であり、自分がそれだけ彼女に飢えている証なのだと感じていた。

「……ん……」

ただ、寝呆けた頭でも、自分がシーツから顔を出してしまったのだという事は、酸素のぬるさから感じられ、同時に、睡眠中の無意識下だったとはいえ、しまったなと思う。
今すぐに目蓋を開き、もう一度誓いを固いものにしなければと考えながらも、蓄積してきた疲労もあってか、抗いきれない睡魔に流され、微睡みの中をたゆたう。

そんな中、落ちてきた温もり。

現実の彼女が、こんな風に俺を求めるはずは……ない。

有り得ないそれは夢だとはいえ手放し難く、むしろ夢の中だからこそ手を伸ばしても許されるものだと思った。

「……ふっ!?」

至極甘やかな熱を手繰りよせると、驚いた身体がビクリと跳ね、逃げ出そうと惑う。

「ぁ……んぅっ」

どうしても失いたくないと細い身体を抱き寄せ、二人分の重みだけ沈み込むマットレスの感覚に、良くできた夢だと感嘆する。

「敦賀……さん?」

薄く目蓋を開けた先に金色の髪を揺らせた彼女がいて、うんと答えながらもう一度深く抱き寄せると、彼女は嫌がりもせずに腕の中に収まった。

柔らかい頬をまさぐり、偽物の髪の毛を梳き上げると、化学繊維であるはずのそれから優しい香りがふわりとのぼる。

「んっ……あの、ひょっとして、起きて……らっしゃいますか?」

動揺し、震える声が至極リアルではあったが、微睡みに任せ、再び瞳を閉じた。
認めてしまえば最後、この夢は終わる。

まだ、この夢からは目覚めたくなかった。

「……いいや」

もう少しだけこのまま何も考えずにいたい。

彼女を愛したい。そんな願望に任せ、ほど近くにある耳朶にキスをした。

「ぁ……んっ!!」

耳の裏側を強く吸い上げ、ひくりと震える彼女の反応を窺いながら顎元までを辿るように唇を這わせると、彼女の指が俺の背中を掴んだ。

「ふぁ……」

まるで求められ、許されているようだと顎先にキスを贈りながら右手をさわさわと下ろしていく。

「んっ……ぁ……」

なだらかな身体のラインに沿い、小ぶりな臀部まで辿り着くと彼女の身体はピクリと震え、シャツを掴む拳はさらにきゅうと強く握り込められた。

なだらかな丸みの奥に指先を忍ばせると、彼女の背は弓なりにしなり、つううとなぞった途端、甲高い悲鳴が零れた。

「敦賀さ……」

都合のいい彼女の夢を見ているのだと微睡む心地良さから一変。

本能任せに指先を柔らかい襞に僅か沈ませた瞬間、一気に頭がクリアに――というより叩き起こされる程の衝撃に襲われた。

「最上……さん?」

このほのかに潤みを帯びた熱が、偽物であるはずがない。

「――は、はい?」

神聖な場所に、傲慢にも手をかけた自分と、侵略者に緊張が走っている彼女の痩躯。

俺を見上げる瞳と確かに視線を交わす。

それはどれだけの時間だったのか分からない。
永遠と思われるほどにじっと見つめ合ったように思ったけれど、本当のところは刹那の時間だったのかもしれない。

彼女の瞳にあったのは嫌悪でもなく、拒絶でもなく、おそらくは戸惑い。

その瞬間、自制も自戒も全てを飛び越え、芯まで喰らい尽くさん勢いで彼女に口付けた。

「んんっ!」

温かい口腔に舌を突き入れ、柔らかい肉を指で裂く瞬間の悲鳴を掻き消す。

まるで本能に突き動かされたケダモノ。そんな言葉がピタリと当てはまっていた。


――――――――――――――



「……ん……?」

香ばしい香りと、おそらくはオーブンで何かが調理されているらしく、タイマーが刻む音が遠くで聞こえる。

「朝……?」

ぼんやりとする頭を抱えながらゆっくりと身体を起こすと、定まらない記憶にまるでアルコールに飲まれた朝であるような倦怠感を覚える。

「まさか……」

本当に夢だったのか。
彼女をこの腕に抱いた事も、なにもかも。

やけにリアルだった夢を反芻し、まるで肩すかしをくらった気分に苦笑しながら彼女の姿を探すと、オーブンを見つめている後ろ姿を見つける。

夢と同じように抱き締める事は出来なくとも、カインと雪花であるならば、多少の触れ合いは赦されるだろう。
そう思い、カインの台詞を探しながら彼女の元へと歩み寄る。

そうして見つけた一つの痕跡。

「おはよう、兄さん……」

「…………おはよう、セツ」

彼女が振り返る寸前、耳元にチラリと見えた紅い痣に心臓が握りつぶされるかと思いながら平静を装う。

「どうかした?」

「……いいや」

それは夢ではなく、現実であった確かな証。








かろうじてここではやってません。←

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