スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【キョコ誕2014】Change the future!2
いよいよ今年も終わろうとしております、こんにちは。
出発当日だっていうのに、やる事がほぼほぼ終わっておりませんで、このままだとノベルティ…アーorz
ギリギリまであがいて、コミケ前日入りするので、日曜日はヨナカフェとかさいこぱする冬してきたいと思います。ぼっちで。
・・・だれかカフェ・・・ちーん。さみしい。
そんな訳で、出立前に更新して行きたいと思います。はい。





Change the future!2





台風直撃のXデー。

「ってーことは、ココだな」

キュキュッとマーカーで赤い丸印を書き入れる。
その日にちを決めたのは、もちろんローリィ・宝田、この男である。





「先生が来日されるんですか!?」

キョーコが再び日本でクーの接待係を命じられたのはXデーの前日の事だった。

「たまの休日に私用で申し訳ないんだが、クーのヤツがせっかく日本に滞在するのに、君に会わずに済ませられんと言っていてね。頼まれてくれるかね?」

「もちろんです!それで、どちらに伺えば宜しいですか?」

いまだにマネージャーのいない、ただ一人のラブミー部員。
キョーコは敏腕マネージャーよろしく自分の手帳を取り出すと、ペンを構えて問いかけた。

「羽田に到着はするが、ヤツらもお忍びなんでな。一旦ウチに来る手はずになっているから、とりあえず明日は俺の家に来てくれるか」

「了解しました!」

けれども気になった一点にキョーコは首を傾げる。

「ところで、ヤツらという事は、先生はどなたかとご一緒にいらっしゃるんでしょうか?」

キョーコの鋭い指摘に、ローリィは忘れていたとばかりに膝を打ち、そうそう、今回は嫁も一緒なんだと事もなげに言う。

「先生の奥様!!!」

あの噂に聞くスーパーモデルのと恐れおののくキョーコに、ローリィは別に取って食われやしねーよと笑う。

「で、ヤツの嫁の希望でな。旅館やホテルじゃなく、日本の住宅にホームステイしてみたいんだと。そんな訳だから、最上くんさえ良ければ、飯の支度なんかも手伝ってやってくれ」

「えっ? 日本の住宅って、滞在は社長のお宅ではないんですか?」

「ウチじゃ、自宅と変わんねーからイヤなんだと」

「はあ……」

確かにローリィ邸は豪邸だ。
ハリウッドスターのクーならば自宅がローリィ邸と同規模でもおかしくはない。
けれど、日本の住宅にスーパースターが二名。ローリィは一体どう滞在させるつもりなのだ、恐ろしい。

「ではどちらに?」

「蓮の家だ」

「…………はい?」

あそこならセキュリティーも安心だし、腹を空かせたクーが彷徨える地下直結スーパーもあるからな、良案だろう?と豪快に笑うローリィに、キョーコは「はぁ」と力無い相槌を打ちながら、敦賀さんの家も日本の住宅という平凡な響きに括れないと思うんだけどと考えずにはいられなかった。



――――――――――――――




久しぶりの再会と初対面。
おまけに何度か来た事があるとはいえ、場所はローリィの豪華な私邸。緊張に表情をこわばらせたキョーコは、ローリィの秘書の案内により、応接室へと通された。

「おー、キョーコ。久しぶりだな」

「先生っ、長旅お疲れさまでした!」

ぺこりと頭を下げ、挨拶をすると、ソファーから立ち上がったクーは、堅苦しい挨拶は抜きだと言いながらキョーコをハグするとポンポンと背中を叩く。

「元気そうでなによりだ。私の娘」

「そっ、そんな」

クーの言い回しに気恥ずかしさを覚えておたついていると、クーはさらに力強くキョーコを抱き締めてお前は私の娘だと何度言わせるんだと笑う。

「あっ、ありがとうございます」

変わらないクーのストレートな愛情表現が眩しく、面映ゆい。
こそばゆい幸せを噛みしめていると、抱擁を解いたクーが、紹介しようとキョーコを誘導する。

「私の妻、ジュリエナ・ヒズリだ」

「はじめまして、ミスっ」

神々しい金髪、年齢を感じさせない真っ白に透き通った肌。
奇跡のような美の大天使さまを具現化させたかのような美貌を前に、思わずかしこまるキョーコに、ジュリエナはクスクスと笑うと「いいのよ、リラックスして」と英語で答え、右手を差し出した。

「クーから話しは聞いているわ、キョーコ。会えるのを楽しみにしていたのよ」

白魚のように可憐な手と握手を交わしながらキョーコも英語でもって私もですと答える。

「アナタとは気が合いそうだって思っていたの」

「こっ、光栄です!でも一体なぜ……?」

するとジュリエナはコロコロと笑った。

「だって、私もレンツルガのファンだから」

「レンツルガ……って……そうなんですか!?」

「ええ。アナタも何かのインタビューでレンを芸能界で一番ソンケイしているって答えていたでしょう?」

「はい。まさか読んで下さったんですか?」

おろおろしながらクーに救いを求めると、クーは日本語でボスが時々送ってくれるから、私が訳したんだよと微笑んだ。

「ありがとうございます!」

「だからね、キョーコ。アナタにお願いがあるのよ」

「お願い?」

するとジュリエナは神々しい微笑みに一層の煌めきを宿してキョーコの瞳をじっと見つめ、キョーコはこんなに美しい人のお願いを断れる訳がない!と自分がジュリエナという人物に骨抜きにされている事に気付く。

「私ね、レンとパーティーしたいの。パーティーの支度、手伝ってくれるかしら」

「あっ」

「もちろんです!」

クーが一瞬、何かを言いかけたが、キョーコの快諾を遮れるはずもなく。

「良かった。じゃあお買い物から行きましょうか」

文字通りご機嫌になったジュリエナは、さあさあとクー、キョーコを急かすとローリィが手配してあった専用車へと乗り込む。

「キョーコ」

「はい?」

車に乗り込むタイミングで、クーはキョーコを呼び止めると、こそりと耳元に囁くように伝える。

「彼女は……その……見事なまでに……個性的な料理をするんだ……」

私たちはかなり難度の高い試練に挑戦しようとしていると肩をすくめるクーに、キョーコはごくりと喉を鳴らし、神妙に頷いた。

「りょ……了解です。頑張ります」

これから起こるだろう事態に覚悟を決めたキョーコは、シートベルトを締めると、窓の外を眺めたのだった。







そんなわけで今夜旅立ってきますノシ
がんばるぞー!

スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

始めまして
始めましてm(_ _)m何時もお話し楽しく拝見させて頂いております。

夏にもお邪魔させていただきましたが、冬にも参加と書いてありましたので明日、新刊購入にいかせてもらいます(^^)
そして、コスプレをソッと観賞しに参ります。予報は寒そうですが、風邪など召しません様ご自愛下さい。
これからも楽しいお話し楽しみにしておりますm(_ _)m
dragon | URL | 2014/12/28/Sun 20:25 [編集]
Re: 始めまして
こんばんは~(*´∀`)コメントありがとうございます!
明日いらしてくださるとのこと、とても嬉しいです。今回はコスプレはスキビじゃないんですが、お目汚しにならないように頑張ります~
明日も寒そうですし、お気をつけていらして下さいね(о´∀`о)
惣也(そーや) | URL | 2014/12/28/Sun 23:48 [編集]
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 光の箱庭. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。