スキップ/ビート二次創作のブログ。 二次創作に理解の無い方の閲覧はご遠慮下さい。初訪問の方ははじめまして記事を御一読ください

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SS・キスミーベイビー
こんばんはー><そーやです。
最上ノ華が終わって、1日あけたら、ほっこり話が降りてきたので書いてみました。
本当に、毎日蓮キョのことしか考えてないな・・・

さて、相互リンクのお知らせでございます。
妄想☆暴走ビート~スキップなんかじゃいられない/T.P.マサシ様

一部18禁話も書かれておられるので、年齢に満たないお嬢様はごめんなさいです。
たくさん書いておられるので、私もまだ全部拝読できてないのですが、尚×キョも書かれておられました!
私にはきっと一生無理なテーマで、真面目に尊敬しました・・・(笑)


さてはて、眠くなってきたので、拍手お返事はまた明日させて頂きますねvv
本当に、いつもありがとうございます!
ところで、今までのレスを読み返してみたら、「さま」づけだったり「さん」づけだったり
あれ・・・私、酷い・・・orz
コメント常連さまに親近感を持ちすぎて知らず「さん」づけが出てる模様です。なんかもうすみません。


さて、追記よりどぞー!!





――――――――――――――

キスミーベイビー

――――――――――――――


「あなたの願いを3つ叶えてあげる。」

そんな魔法のランプの精に出会ったとしたら、アナタは何を願うのだろう………。



……………………………………


その日、最上キョーコがその手に握っていたのは一冊の絵本。

それを視界に入れた敦賀蓮は、それが何かをキョーコに尋ねた。

「アラジンと魔法のランプ?」

「はい、遺跡の中で手に入れた古びた魔法のランプを擦ると中からランプの精霊が出てきて、"あなたの願いを3つ叶えてあげる"って、お願い事を叶えてくれるんですよ?読んだ事、ありませんか?」

「うーん、記憶にないなあ…初めて聞くかも。」

「そうなんですか、まあ…小さい時に読んで貰う絵本って、朗読するお母さんの好みがありますからね、読んで貰った事の無い童話って意外と世の中には沢山あるかと思いますよ。」

「そうだね、確かに色々あるだろうね。それで、最上さんはこの話しがお気に入りなの?」

キョーコの言葉に蓮は更に問いを重ねる。
忙しい仕事の合間、せっかくのキョーコとの時間なのだ、話してみたいことは沢山ある。
新しいキョーコの一面を知る度にキョーコに溺れていく自覚はあるのだが、己の中にある戒めとは裏腹に、恋心とは貪欲な物。

”もっと声を聞きたい”
”もっと話しをしたい”
”もっと会いたい”
”もっと………”

その思いは募るばかり、もう少し、あと少し。その距離を埋めたいと思う願いは止められない。
それが他愛の無いような話しでも、恋する彼女との逢瀬を時間が許す限り続けたいと思うのは、恋する男の小さな願い事。


「好き嫌いで行くとわりと好きですかね~、アラジンは2つの願い事は自分の為に使うんですけど、3つ目の願い事でランプに封じられている精霊を解放してあげるんですよ、なんか現実世界にはあんまり無い優しさを感じますよね。」

「え?そう?…まあ…3つ目を誰か別の人の為に使うって、確かになかなか出来る事じゃないかもしれないけど…」

「人間は欲張りですからね…、やっぱり普通なら全部を自分に使いたくなっちゃう物なんじゃないでしょうか。」

キョーコの言葉に蓮は苦笑する。

「まあ…見ず知らずの相手にはなかなか使えないかもしれないね。
でも大切な人の願い事なら、自分よりも、その人の事を叶えてあげたくなるかもしれないよ?」

「それは…そうなんですけどね。」

「ちなみに最上さんがランプの精霊に出会ったなら何を願うの?」

蓮の問いかけが予想外だったらしいキョーコはその問いに「うーん」と唸りだしてしまった。

「私だったら…そうですね。うーん、あ、お洋服とか、アクセサリーとか、でしょうか。」

悩んだ末にキョーコから出た答えは女の子なら確かに欲しいと思う物では無いだろうか。

「なる程、"欲しい物"になってくる訳だね。」

「確かに演技力とか、芸能人として輝く容姿…とか、欲しくなる物は沢山あるんですけど、なんだか形の無い物すぎて、お願い事にしては現実的じゃないなあって…」

「くす、現実的…ね。」

「あ、笑いましたね、敦賀さん!酷いです…。」

現実的な願い事、というキョーコに思わず笑みがこぼれてしまった。やはり夢見がちな男と違い、女の子の考える事は現実的なのだ。

「じゃあ敦賀さんなら何をお願いするんですか…?」

「え?俺?……そうだなあ…。」

キョーコに問い返されて、蓮は思案する。
確かに演技力、それは蓮にとって"欲しい物"ではあるが、それは自分で磨いてこそ意味があるものだ。
それは決して、誰かに叶えて欲しい"もの"では無い。

「世界で一番美味しいハンバーグが食べてみたい、とか?」

「へ??」

キョーコの問いに対する蓮の答えはびっくりする程に意外な言葉。

「世界一美味しいミネラルウォーターを飲んでみたいとか?」

「なんですか、それ。」

戸惑うキョーコに蓮は笑う。

「精霊の基準で世界一を決めてもらって、一番美味しい物を食べられたら幸せなのかなあ…って。」

「はあ…」

「欲しい物ってなかなか思いつかないものだね。」

「まあ…敦賀さんは大概の物をご自分で買えそうですもんね…」

目の前の"敦賀蓮"は、廃止されて久しい長者番付的には、きっと簡単に上位に名を連ねる程に稼ぐ男。
なおかつその人気ぶりで山のようにプレゼントを貰い、"物"に不自由しないのは想像に容易い。

「あとは…そうだね…、キスが欲しい…とかね。」

蓮から出た言葉にキョーコは首を捻る。

「鱚?天ぷらが食べたいんですか?」

「うん、なんとなく食べたいなあ…ってね。」

「なんとなくでお願い事をされちゃう精霊さんがなんだか可哀想な気がしますね…叶え甲斐が無さそうです。」

「そうかな?」

「普通のハンバーグや鱚の天ぷらで宜しければ、また次の機会にご馳走しますけど。」

キョーコの言葉に蓮は微笑む。

「最上さんが作ってくれるの?」

「はい、流石に世界一とはいきませんが、敦賀さんが食べたいと仰るなら、不肖、最上キョーコ、最大限ご要望にお答えさせて頂きます。」

「それは嬉しいな、君の料理は俺が今まで食べてきた中では世界一だしね。」

「なっ!!!!」

蓮の賛辞にキョーコは耳まで顔を真っ赤にさせる。

「お、お世辞がお上手ですよ!敦賀さん!褒めて頂いても、何も出ませんからね!!」

「ん?俺は本気なんだけど?」

煌めく笑顔で告げられた言葉の衝撃にキョーコは言葉に詰まる。

「どんなシェフが作った高級な料理より、俺を気遣って作ってくれる君の手料理の方が何倍も美味しいに決まってるでしょ?」

「…つ…敦賀さんって…本当に…」

「ん?」

「な、なんでもありません!」

ぷいっとそっぽを向いて、キョーコは照れた顔を隠す。



顔を真っ赤にしたキョーコが蓮の為だけにハンバーグを作るのは翌日の夜の事。

天ぷら料理を作るのは3日後の夜のお話。



――――――――――――――

私は叶うのなら、視力、画力、体力が欲しいです(笑)

きみがすきに続いての言葉遊びシリーズの2本目でございました~!
最近、ちょっとずつ、表現できる言葉量が増えてきた・・・ような気がしなくもない。
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