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SS・エピソードアナザー
気がつけばコミケ一日目ですね、こんにちは。
今回は最初から申し込みしてなかったので、物足りないようなさみしいような・・・っていう。
さてさて、本年も気がつけばあと少し。
今年は大掃除はないとして、いや、実家は片づけないとそろそろ血の雨が降るんですけど。
インテの準備もぼちぼちしていこう^^
新刊はコピー本が出たら・・・いいな、出る・・・はず。

ということで、たぶん今回が年内最後の更新になるかと思います。←しかし私うそつきだらか嘘だったらすいません。
本年も大変お世話になりました^^
お正月休み中にため込んでるパス請求、お返事していきたいと思いますのでー!
あ、あと、そろそろもくじもちゃんと表示します。ここ何話分かさっぱり更新してませんです、すいませ・・・。
こんな私にいつもコメント落としてくださる女神さま、本当にありがとうございます。お楽しみ頂けているのを教えて頂けるなんて
ほんと・・・幸せ者です。来年もどうぞよろしくお願い致します。








エピソードアナザー





事務所にある自分のデスクまで逃げ帰ってきた格好となった社が、結果として特に急いでもいなかった書類仕事を済ませて時計を見上げると、時刻は深夜一時半を回ろうかというところだった。

(あれからもう一時間なのか……)

ポケットから携帯電話を取り出して確かめてみるものの、蓮からはまだ連絡はない。という事は、二人はまだラブミー部部室から移動していないという事になる。

「どうなったんだろうなぁ……」

二人の様子に思わず逃げ出したものの、その後、どうなったのかは非常に気になるところである。

(あの状況で蓮がキョーコちゃんをたたき起こしてるとも思えないし……)

ひょっとすると、幸せ呆けした満面の笑顔でキョーコちゃんの寝顔を見守り続けてたりするんじゃないだろうか……とまで思案した社はいくらなんでもそれはないかと首を振る。

(車で送っていくっていっても、さすがにそろそろ起こしてないと、明日の仕事に差し支えるもんなぁ)

そもそも相手は女子高生。外聞が悪い事は勿論だが、お互いにとってプラスにならない事を蓮が是とするはずはない。
蓮の仕事に対する姿勢は社の目から見ても十分に尊敬に値するものであるし、その信念には絶対の信頼ができる……はずだ。

(大丈夫……だよな。うん……)

とはいえ、最後に見た光景が蓮の手にスリスリしてふにゃあと寝惚け笑顔というアレソレコレだ。
居合わせたのが悪い男だったならば間違いなくお持ち帰りされてしまうだろう案件。

(蓮……お前の理性、信じてるぞ……)

言い知れない不安は感じているものの、とりあえず、様子を見に行ってみるかなと思い至った社は、トントンと書類揃えて引き出しに仕舞うと、お疲れ様でしたと若干名居残る完徹組スタッフに声をかけて部屋を後にした。



――――――――――――――


『…………いです』

(ん?キョーコちゃん起きてたか)

扉の向こうから聞こえる話し声に耳を澄ませると、聞こえる男女の声に、社は良かった良かったと安堵混じりに扉を叩くべく手の甲を持ち上げた。

『ごめんね、つい』

『つい、で寝込みを襲わないでくださいっ』

(ん?……んんんん??!今なんて!!?)

思わずピタリと静止すると、シュタンと音を立てずに扉に張り付いて耳を押し当てる。

『こんなのっ……こんなのっひどいぃいっ』

(ひどいってなに!?蓮っ、お前なにやったの!!!)

まさか杞憂は現実に!?と、今すぐ踏み込んで現場を押さえるべきかを壮絶に悩む社が扉に張り付いたまま顔を青くする。
するとひどく楽観的な蓮の声でごめんごめんと簡単な謝罪が織りなされた。

(軽っ!!!)

『でも、本当に可愛いよ?ほら、ちゃんと見て?』

『え?…………ひやあぁっ、みっ、見せないでください』

『そんなに恥ずかしい?』

『恥ずかしいですよっ、こんな醜態をっ』

『醜態って……これが?』

『っいやあああっ、もっもうやめて下さいぃいっ』

きゃあきゃあきゃあと盛り上がっている室内の様子に、どうやら致命的な状況ではないと察した社がそっと壁から耳を離すと、僅かにずれたメガネを押し上げた。

『そんなに嫌がらなくても。可愛いんだから』

『だからっ、そんなジゴロかホストみたいなセリフ。軽率に使ってるとその内痛い目に合いますよ!』

『ええっ?』

『普通の人は勘違いしちゃう所でしょうからっ。私で良かったですね』

『あー……うん』

(あーあ。蓮。どんまい)

耳を当てずとも聞こえてくる会話にドッと疲労困憊となった社はポケットから携帯電話を取り出した。

「ええっと…………俺もう先に帰っちゃおうかな……」

一言帰るよとメールしてしまえば離脱は簡単だ。

簡単なのだけれど。

「あーっ、いかんいかん、俺っ、ファイトだぞ!!」

フルフルと首を振り、拳を握りしめた社は、そのまま扉をコンコンコンと叩き、戦場へと踏み入った。








苦労性兄貴な社さんに乾杯

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