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頂SS・黎明~君を呼ぶ声~(前編)
こんばんは、そーやです!
今日はワタクシお宝を・・・アップ致しますVVニヨニヨニヨニヨ^^
空前の大ヒットで大絶賛していたら、ひなたんが、持って帰ってくれて良いですよー!と神のお言葉!!!!
いそいそと右クリックした事は言うまでもありません。
でもって

「後編、同時公開でもいいですよ?」

って、一足先に後編読んじゃったんだー!!!!!!!!

うっほー!!おねだりして良かったv良かったよーvvv
あ、そんなひなたんの御宅はこちらです→You're My Only Shinin' Star/日向ひなた様
ちなみに後編も最高だったことは言うまでもありません。いやーん><しばらく独り占めできる←こら

ちなみにひなたんのお言葉のおかげでテンション滾りまくって、手を止めてた続き妄想の続きが夜中三時に出来上がってたのは秘密です。だって、翌日七時起き・・・真面目に最近・・・ぎらぎらして寝てないなww
いや・幸せだからいいの☆
前編のお返しに昔の絵を差し上げてみたり、後編のお返し・・・にはなってないかもですが、
続き妄想をメールで投下される犠牲者になって頂きました。
ひなたん家の蓮の言葉で、私のはじめて(の拍手)奪われたwwきゃー←いつにもましてテンションが高い。

あとは、ひなたんのところの注意書きもコピペしておきます!



読まれる前の注意点をいくつか。

1.このお話はパラレルです。そういうのがお嫌いな方はご遠慮ください。
2.これはなんちゃって平安時代のお話です。こんなの平安時代じゃない!というツッコミはご遠慮ください(笑)
3.さらになんちゃって陰陽師が出て参ります。こんなの陰陽師じゃない!というツッコミもご遠慮ください(笑)

いやもう、つまりは平安パラレル…早い話が安倍晴明@蓮のお話です(笑)

もちろんそれらを知らなくても全然問題なく読めると思いますが、完全に自己満足なSSですのでorz それでもよろしければ、続きよりどうぞ☆


ですので、OKな方は追記よりどうぞvvv
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黎明~君を呼ぶ声~(前編)

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「晴明様、晴明様…」

闇の中、囁くような細い声が俺を呼ぶ。けれど迂闊に返事をしてはならない。応えてしまえば、縁ができる。そう、繋がりができてしまうのだ。繋がりが出来てしまえば、囚われる…。

そもそも、夜闇の世界は魔に属するモノの時間だ。日中は鳴りを潜めていたモノ達の闊歩する時間。
そんな時間に俺を呼ぶ声など、ろくなものじゃない。しかも声色を使ってはいるが、明らかにこの声は…。

「晴明様、晴明様。安倍晴明様?…いらっしゃるのでしょう?」

返事をしない俺を未だしつこく呼ぶ声に、呆れ果て仕方なく横たえていた身を起こし応えてやる。

「…天狗。この晴明に何の用だ?」
「んなっ!なんでわかった晴明っ!」

闇の中から姿を現したのは、白の法衣を身に纏い、翡翠や瑪瑙を連ねた首輪や黄金の耳環を身に付け、手には扇を持った派手な出で立ちの男。だが、その派手派手しいもとい煌びやかな出で立ちよりも目を引くのは、その背にある鳥のような大きな羽根だろう。

「そんな声色を使っても、気配でわかるよ。…で、天狗がこの晴明に何の用だい?」
「…天狗、天狗いうんじゃねぇ!俺の名は『不破尚』だって言ってンだろうがっ!」
「…はぁ。君はバカか?俺は陰陽師だよ?名を呼べば、それだけで君を縛る事もできるんだけどね?」

キャンキャンと喚き立てる声に、こめかみを押さえて嘆息する。どうやら、天狗の「不破尚」は、俺の態度がお気に召さないらしい。

「あぁ、そうか。君の真名は不破松太…「だぁっ~~!」」

俺の言葉を遮って不破ががなり立てる。

「その名で呼ぶんじゃねぇ!大体、どこから嗅ぎつけやがった!」
「どこって…君がお察しのとおりの所じゃないかな?」
「……じゃあ、やっぱりてめぇがっ!!」

怒りのためか肩を震わせている不破に、ポンッと手を打ちさも思い出したように告げる。

「そうそう。君にはお礼を言わなくてはね?働き者な上に、とても可愛い子を寄越してくれてありがとう。感謝しているよ、不破松太郎くん」

ニッコリと笑顔でお礼を言えば火に油を注ぐ事になると承知の事。だが、コイツにはそのくらいは言ってやっても罰はあたりはしない。確かに感謝もしているが、それ以上に感じる憤り。

「……てめぇ、覚悟はできてんだろうな」

低く唸るような声とともに高まっていく天狗の神通力を感じる。屋敷の外はいつの間にか虫の音も止み、吹き荒れる風で草木が激しく揺れている。

「ちょっと!何してんのよ、松太郎っ!」

パシーンッと小気味よい音を立てて襖が開け放たれ、単の上に袿を辛うじて羽織った少女が飛び込んできた。

「「キョーコっ」」

驚いて立ち上がり、俺自身の体で不破の視線からキョーコを隠す。その時点で、すでに不破の事など眼中にはなかった。

「ダメじゃないか、こんな格好で」

腕の中にギュッとキョーコを抱きしめ、耳元で囁く。

「…だ、だって晴明様のところでバカショーの気配がしたから…」
「くすっ…大丈夫だよ?あんな天狗ごときに、俺が後れをとる事なんてあり得ないから」

俺の袂をギュッと掴み、大きな瞳に涙を湛えて見上げてくるキョーコの涙を指の腹でそっと拭い安心させるように微笑む。

「はい…」

頬を染め、コクンと頷くキョーコの愛らしさに抱きしめる腕にも自然と力が入る。

「だぁっ!そこっ!!俺を無視してイチャついてんじゃねぇ!大体、そいつは俺のものだ!!」

俺とキョーコの会話に腹を立て、地団太を踏んでいる不破に天狗の威厳などあったものじゃない。ただの駄々っ子だ。

「…誰があんたのものなのよっ」

腕の中で大人しく抱かれていたキョーコが不破のセリフに、眉を吊り上げた。その拍子に柔らかな栗色の髪の頭部に二つの三角の耳が覗き、柔らかく張りのある臀部には二股に分かれた尻尾がゆらゆらと揺れ始めた。

「キョーコ。可愛い耳と尻尾が出てるよ?」

全身の毛を逆立てるようにして怒りを顕わにするキョーコを宥めるように、柔らかな栗色の髪を撫で頬にチュッと音を立てて、軽い口づけを贈る。

キョーコの本性は猫又だ。猫又は年を経た山猫が神通力を宿したもので、雌は時折、男性の夢に現れてその精を奪っていくのだが…キョーコは、俺が初めての獲物だった。

そもそも、キョーコが俺の前に現れたのは…目の前のバカ天狗のせい…いや、バカ天狗のおかげ、か。



********



陰陽師、安倍晴明…それが今の俺の名だ。

身分は低いが眉目秀麗の上に頭脳明晰な人間の父と容姿端麗で絶対的な力を持つ天狐の母の血を見事に受け継いだ容姿は、女性の心を惹き付けるものらしく彼方此方からのお誘いが引きをきらない。

占いをすれば百発百中、作成したお札は効果絶大、怨霊調伏させれば向かうところ敵なしと言われ、さして身分が高くない為に禄は低いのだが、貴族から直接依頼される副収入で財政は潤っている。

稀代の大陰陽師との誉れ高く、そのせいか妖の世界でも有名らしい。自分の実力を試したいものからの挑戦や俺と交わり強い力の子を儲けたいと思うものの誘惑を躱す日々を送っている。

そんな折に、目の前の天狗が現れた。

「お前が安倍晴明だな!俺の名は不破尚!愛宕に住む『麗しき天狗』とは俺様の事だ!」

宮中での仕事を終え、徒歩で帰宅していた俺の目の前に立ち塞がり指を突き付けて高らかに宣誓する天狗。

「…悪いけど、『麗しき天狗』なんて聞いた事ないな?そうそう、愛宕といえば『太郎坊』殿はお元気かな?」

太郎坊殿は、愛宕に住む天狗の総領だが彼とは何度か酒を酌み交わした事がある。そういえば、その席で「神通力はあるが性格に難のある若い天狗」の話題が出た事があったがコイツの事か。

「……そ、総領は元気だよ!」
「そうか…良い酒が手に入ったから、また近いうちにお伺いするとお伝えしてくれ」

律儀に応えるあたり案外いい奴なのかもしれない…いや、唯の馬鹿か?ともかく仕事で疲れているし、面倒事は避けようと微笑んで手を振ってその場を去ろうとしたのだが…。

「だぁっ!話を逸らすんじゃねぇっ!!いいか、安倍晴明!!お前なんかより、俺の方が力は強いし、いい男だっ!それを今から証明してやるぜ!!」

相手をするのも馬鹿馬鹿しいが、無視すれば「闘わずして逃げた」という噂をばらまかれ陰陽師としての俺の評価が下がるだろう。

それに、この程度の相手を前に「逃げた」とされる事は大変不本意だ。となれば、一撃必殺でさっさと片付けてしまうに限る。…事実、そうした。

その高い鼻をへし折られ、尻尾を巻いて逃げだした天狗は、山に帰り幼馴染みのキョーコに「お前みたいな地味で色気のない女が男を誘惑できるわけがない。悔しかったら安倍晴明を誑し込んでみやがれ」と煽ったようだ。

未だに男を誘惑して精を貪った事もない…猫又にしては純粋な少女だったキョーコ。しかし、やはり本性は妖なのだ。
不破の台詞に生来の負けず嫌いを発揮して、その夜のうちに俺の前へと現れた。













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と、こんな素敵すぎるSSを強奪させていただけた訳ですvv
ありがとうございましたvvvvもうニヤニヤが止まりませんよー!!
ちなみに後編はひなたん宅と我が家
そろいまして11日(日)の深夜0時に予約投稿でございますvv
是非是非お楽しみにして下さいvv
誰よりも私が楽しみなんですが、いや、もう読ませて頂いてデレっデレですから!!
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